さて、昭和52年です。
高校3年になっている年です。大学に行く気はあったのですが、受験勉強には身が入っていませんでしたね。
自分の学力はわかっていましたので、決して高望みしていませんでした。
高校時代は、部活のために、自分の好きなことはほとんど出来なかったというストレスが溜まっていましたので、とにかく大学へ行って4年間遊びたいという不純な気持ち満々でした。
ですから、大学ならどこでもよかったというのが本音。
おまえの学力でも、ここなら大丈夫だと言われたスベリ止めも含め、全部で4大学受験したのですが、なんとこのスベリ止めの大学も含め、4大学中3大学を落ちています。
そして、ただ一つ合格した大学が、なんと受けた中では一番偏差値が高かった東洋大学。
つまり、大学受験は、1勝3敗で第一志望だけ合格したという結果でした。
はっきり言って、まぐれそのものですね。
一生に与えられた運の大半をここで使ってしまったような気になりました。
とにかく、受験勉強らしい勉強もしないでこの結果でしたので、浪人を決めたクラスメートからは、「おまえを見てると受験勉強をする気がなくなる」と言われたのを思い出します。
この年は、歌謡界ではとにかくピンクレディ旋風が巻き起こった一年です。
8歳年下の末の弟はハマりまくっており、我が家にもレコードはほとんどありましたが、個人的にはキャンディーズの方がお気に入りでした。
そのキャンデーズが、日比谷野音で突如ファンたちに向かって「普通の女の子に戻りたい」と絶叫して解散宣言をしたのが、この年の7月。
実際に解散したのは翌年ですが、、後楽園球場で行われた「ファイナルカーニバル」は、テレビでも放映されかじりついた記憶があります。
キャンディーズの発表したシングルは、このカラオケ・トライでも全曲歌えました。
小学校の頃にはピンキーとキラーズの今陽子、中学生になって天地真理と、追いかけたアイドルはいましたが、歌謡界でファンとなったのは、キャンディーズが最後となります。
これ以降は、洋画にはまっていきますので、ムチムチの映画女優ばかり追いかけるようになりました。
さて、この年の歌謡曲で歌えたものは以下の通り。
人間の証明のテーマ(ジョー山中)
勝手にしやがれ(沢田研二)
アン・ドゥ・トロワ(キャンディーズ)
星降る街角(敏いとうとハッピー&ブルー)
冬の稲妻(アリス)
逆光線(チャー)
星の砂(小柳ルミ子)
暑中お見舞い申し上げます(キャンディーズ)
やさしい悪魔(キャンディーズ)
ウォンテッド(ピンクレディ)
迷い道(渡辺真知子)
以上全52曲
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