畑で採れた野菜は、まず基本は我が家の冷蔵庫です。
しかし、それでも入りきらないくらいの収穫になってくると、後は配りまくりますね。
会社の女性陣。
自治会で一緒にやったオバサマたち。
そのまたお友達。
とにかく、プロの作る野菜ではありませんから、見た目はバラバラ。
形も小さかったり、大きかったり。
到底、八百屋のお行儀のいい形の揃った野菜は作れません。
そのかわり、我が畑の野菜たちは、自由奔放。
好き勝手に育ってる感じ。
まあいいでしょう。彼らも形や大きさをそろえられてしまう窮屈さはないのですから案外それはそれで幸せかもしれません。
でも、去年ワンシーズンやってみて、味は基本的に見た目とは関係ないようです。
まあ、そんな野菜たちですから、人に配るにあたっては、新鮮なだけが取り柄。
なので、採れた野菜は、なるべくはやくお届けするように努めましょうというわけです。
ご丁寧に、お礼のメールなどもいただきます。素人百姓としてみれば、これがとにかくうれしい。
性格の悪さが災いして、普段はめったにお礼など言われることがないものですから、「美味しかったよ。」といわれると、これはもう素直にうれしい。
それが、野菜を上手に育てようというモチベーションにもなろうというものです。
そして、収穫したものは、基本的に捨てたくないという、貧乏性の根性が働きます。
なので、今は採れた野菜をインターネットサイトのクックパッドで検索して、片っ端から料理しまくり。
もちろん、半分以上はレシピ通りにならない失敗作になりますが、時には美味しくできるものもあります。
まあ、何事も失敗して覚えていくタイプなので、料理は今着実にスキルアップしています。
老後に目指すスローライフのいい訓練になっています。
とにかくある素材を無駄にしない、臨機応変な料理が目標。
「あるものを上手に食べましょう」というのが、我が料理道楽のテーマです。
野菜を畑で作っていると、旬な野菜というのを五感で感じるわけですから、これがよろしい。
スーパーに陳列されている野菜は、みんなきれいにそろっていますが、やはり野菜は畑にある状態が本来の姿。
とにかく仕事も持つ身ですので、残念ながら彼らとは、一週間に一度しか通えません。
なので畑に行って、連中の成長具合、失速具合をリアルタイムのナマで見られるのは、都会育ちの57歳にしては、いい経験をさせてもらっております。
さて、今週の畑はどうか。
さて、先週まであんなに元気だったウリが、一気に収束。
これはビックリしました。
ツルが一気に枯れてしまって、地面に瓜の実がゴロゴロしている状態。
これは、ここで収穫しないとダメになると判断。
でも先週の状態よりは、明らかに熟れている感じです。
先週収穫したものは、ちょっと硬くて、あまり甘くなかったので、それはそれでちょっと期待します。
瓜系は、ツルが枯れ始めて収穫するものか。
そういえば、おとなりのスイカ畑のスイカも、徐々にツルが枯れ始めて、同じようにスイカの実が見え始めています。
こちらも、そろそろ収穫かな。
師匠のゴーサインが出れば、およそ50個くらいのスイカが収穫待ちの状態です。
あんな小さな苗一つから、こんなにたくさんの実が付くのですから、スイカの費用対「結果」は、申し分なし。
みんなスーパーに並べば、1500円から2000円クラスの代物です。
明らかに、今シーズンは、前シーズンよりも出来が良い。
もうすでにあちらこちらからリクエストの声。
これをスイカ注文といいます。
閑話休題。
さて、こちらは冬瓜。
冬瓜は、去年は大当たりでした。
これよりも、もっと大きな実が10個以上できましたが、今年は、お隣のカボチャに押されてか、土との相性が悪いのか、いまのところ、この3つ。
でも、去年はタイミング悪く、冬瓜を食べそこないましたので、今年はこのうちのひとつをゲットするつもり。
でも、冬瓜て、どうやって食べるのか、恥ずかしながらまるで知りません。
あねのは好奇心と食い意地だけ。
去年食べそこなったものがもう一つ。
こちら。
サツマイモです。
これは、ツル返しを終えた状態の「紅あずま」。
ツルは伸びた先で、根を張りますので、放置しておくと栄養が分散。
「ツルボケ」という状態を起こしてしまいますので、ある程度ツルが伸びて来たら、こうやって伸びたツルを畝に戻します。
サツマイモの芋ほりは秋。
今年は是非とも、芋ほりに参加して、畑の焚火の中で焼き芋をつくって、ホクホク食べたいものです。
イモといえば、まだ他にもありますよ。
この畝にきれいに並んでいるのがサトイモ。
これが八つ頭。
そして、こちらが大野イモ。
いずれも収穫は秋です。
イモたちは、どちらも夏場はじっと我慢。
ジャガイモは、さっさと収穫を終えてしまいましたが、イモの旬はもちろん秋です。
さて、こちら。
見事なグリーンカーテンが出来てきました。
このカーテンの主はゴーヤ。
白ゴーヤと、普通のゴーヤ、それから「薩摩れいし」。これもゴーヤの仲間です。
ゴーヤの旬はこれからです。
この実があれよあれよと大きくなってまいりますので、これからはこいつらからは目が離せません。
花蕾が付いたとたんに、あっという間に収穫がおわってしまったブロッコリー。
それを撤収して、あらたに植えたのが、実は白菜。
本当は、収穫が終わってしまったレタスを追加定植したかったのですが、もうこの季節になると、レタスの苗は見つかりません。
どうしたものかと思い、カインズホームをウロウロしていたら、みつけた苗です。
白菜というと、思い浮かべるのが冬の鍋物ですが、収穫までは45日ということなので、うまく育ったら、いったいどうして食べようかと思案中。
ズッキーニは、そろそろ峠は越えたかなと思っていますが、それでもまだまだこんな実が付いています。
ズッキーニの面白いところは、こんなかわいい実が、スイッチが入ると、たちまちお化けズッキーニに変身してしまうこと。
油断もスキもありません。
実に緑色のブチブチが目立つようになってきてしまいましたが、味には関係なし。
枯れた葉は全部切ってさっぱりさせましたが、まだまだ目が離せない野菜です。
さて、この芽はなんだと思いますでしょうか?
実はこれはショウガです。
一番隅の畝に、植えまししたので、へそを曲げていなければそこそこ大きくなるはず。
大きくならなければそれはそれで、ショウガない。
おそまつ。