桜が見頃ですね。
トラックに乗って、一日仕事していましたので、不謹慎ではありますが、うららかな春の一日を満喫できました。
この時期になると、いつも見慣れた風景が、一瞬華やかに彩られます。
普段は、まるで気にしてもいないのですが、そこにあった木が、実は、桜だったんだと、この時だけ気がつかされます。
桜は満開を謳歌して、そして、すぐに散っていく。
その美しさと、儚さゆえに、日本人に愛されてきましたが、どっこい、桜は、花びらこそ、パッと咲いて淡く散ってしまいますが、そんな「春」のレビューを繰り返しながら、樹木自体は、みんな100年も、150年も、大地に根をはやして生き続けてきているのですから、これは案外たくましいのかもしれません。
そんなところに、桜の木があったんだという「発見」をするたびに、本日は、デジカメのシャッターを押しまくってまいりました。
まったく、仕事をしてるんだか、花見をしてるんだか、わかったもんじゃありませんね。
とにかく、普段は、なんでもない風景が、この季節だけ「絵」になります。
これを楽しまない手はありません。
撮られた桜も、年に一度の、晴れ姿ですから、パチパチやられて悪い気はしないでしょう。
桜のアーケードがかかった、小さな神社の境内。
桜が散った後の、春の主役を虎視眈々と狙う川堤のたんぽぽ。
車が行き交う橋の袂で、花見を決め込んでいるオッチャンは、どうやらその橋の下にお住まいの方でしょうか。
日本全国春爛漫。
満開に咲いた桜の、お次のステージは、鮮やかに散っていく花吹雪の章です。
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