クールビズ

本日は、東京ビックサイトで行われる「CSR/コンプライアンスソリューション2008」に出かけます。

「内部統制」だの「SOX法」だのといった、これからの企業に求められるコンプライアンス関係のお勉強ですね。

「案内状」を見ると、片隅に「クールビズ（Cool Biz）」と書いてあります。

最近、あちこちでよく見かける言葉です。

ちょいと、調べてみましょう。

クール・ビズ（COOL BIZ、造語）は、簡単に言えば、衣服の軽装化キャンペーン。

いいだしっぺは、環境省でした。

第1次小泉内閣第2次改造内閣において環境大臣を勤めた小池百合子さんが、小泉総理からの進言を実行したカタチです。
ネクタイや上着をなるべく着用せずに、夏季でも、摂氏28度以上に設定された冷房で、仕事ができるような軽装の服装を着用しましょうということですね。
確かに、この時期、中央官庁あたりでは、夏季に上着やネクタイをしている職員はほぼ見かけなくなりましたね。

その昔、羽田総理が、半袖でスケスケの背広を「省エネルック」と称して、テレビの前に姿を見せたときは、正直申して「かっこ悪い」というイメージでしたが、今回のクールビズは、さすがの小泉戦略。
「目一杯おしゃれなカジュアル」で、「俺ってセンスあるよね？」というところを印象づけた感がありました。

実は、わが職場は、昨日突如エアコンが壊れてしまいました。

すぐさま、業者に修理依頼をしたら、今はそんなお客さんでてんてこまい状態。
修理に伺えるのは、2～3日後といわれてしまいました。

さあ、エアコンのきかない事務所は、この陽気の昨今では、ほとんど蒸し風呂状態。

パソコンに向かっているだけで、汗が吹き出てきます。むしろ、風がある分だけ、外のほうが涼しいくらい。

事務職男性スタッフは、首からタオルをぶら下げ、シャツ一枚に、ズボンのすそはたくし上げ状態で仕事をしておりました。

こうなると、クールビズもへったくれもありません。

調査によれば、30度の室温の中で、事務作業をすると、エアコンが効いた状態で仕事をするよりも、19％も仕事の効率がおちるといいます。

幸い、僕は本日は一日、ビックサイトですので、会社のスタッフには申し訳ないけれど、一日キンキンの冷房が聞いた中で、「お勉強」ができるとほくそ笑んでおりましたが、とうやら、そうは問屋がおろさないようですね。

短パンにТシャツというわけにはいきませんが、せいぜい、軽装で、出かけることにいたします。