さて、久しぶりに、背広を着まして、東京へ出かけてまいりました。
セミナーですね。
しっかりと、行き帰りは、すし詰めの満員電車に揺られてまいりました。
思えば、25年前に、これがたまらなくいやで、サラリーマンをやめた身です。
この尋常でない通勤の行き帰りを続けていらっしゃる皆様には、心から申し上げましょう。
ご苦労様です。
しかし、時代は変わりましたね。
この、ぎゅうぎゅう詰めの電車の中でも、みんなそれぞれの「過ごし方」を工夫していらっしゃいます。
とにかく片手さえ自由になれば、携帯のピコピコはあたりまえ。
お父さんたちも、多くの人はイヤフォンをして音楽鑑賞。
つわものになると、PSPなる秘密兵器を取り出して、ゲームなんてやってる人もあり。
目が点になったのは、iphone でしょうか。
持った片手の親指だけを器用に動かして、マンガを見ているんですね。
とにかく、どちら様も、なんらかのモバイルを活用して、あの息詰まる電車内の時間を、見事に自分の時間にカスタマイズしていらっしゃる。
日本が、世界に名だたるケータイ文化を築き上げたのは、やはりこのあたりの事情が大きかったのではないかと、思ってしまいます。
さて、僕も、せっかく東京へ行くということで、いろいろと「秘密兵器」を仕込んでいきました。
ふだん使い慣れないものを使ってまいりましたので、だいぶドキドキいたしました。
おさいふケータイを使って、サンクスでキャッシュレスの買い物。マックで、コーヒー。
PASMOで、西武バス乗車。
SUICAで、JR乗車。
セミナーに使う会社の資料は、ipod touch に入れて、会場で確認。
Bluetooth の携帯キーボードで、ケータイ電話にメモ入力。会場から即自分のパソコンに送信。
講演は、ボイスレコーダーに録音して、帰りの電車の中で聞きながら復習。
ipod classic で、ビートルズ。
そして、昼休みは、もちろんipod touch で映画鑑賞。
そんなこんなで、モバイル系の秘密兵器は、どれもほぼ一日使って、電池は使いきり。
もちろん、普通のセミナーですから、会場には、筆記用具とポイトイットだけ持参という参加者が多かったのですが、そこはオヤジの道楽です。
こんなイベントでもないと、普段はなかなか活用できないものばかりジャラジャラと持っていますので、重いカバンを肩から担いでの道行きになってしまいましたが、それはそれなりに楽しんでまいりました。
さて、それはそうと、久しぶりに東京の街を歩いたオジサンの感想。
とにかく、人人人は圧倒的です。
いろんな人をウォッチングさせていただきましたが、その中で、特に気になったのは、以下の3タイプ。
けして個性的というわけではないけれど、みんな一様に綺麗になっている、元気のいいお嬢さんたち。
伏せ目がちで、おっとりしてるけれど、そこそこにオシャレな草食系といわれる男子たち。
そして、五反田の昼下がりに多く目撃したのは、オフィス以外のあちらこちらで、ノートパソコンを開いて仕事をしている、半袖シャツのラフなオジサマたち。
電車の中でも、座ってパソコンを開いているのは、ほぼ、40代以上のオジサンたちでしたね。
やはり、パソコンはオジサン、若者はケータイということなんでしょうか。
しかし、そんなことよりも、問題なのは、埼玉県から来た、この「おのぼり」オジサンが、いったい東京の皆様方の目にどのように映ったかということでしょうか。
かなり、怪しげなオーラが出ていたという自信はあります。
特に目つきかな。
とりあえず、ここで謝ってしまいましょうか。
昨日、都内にて、僕とすれ違った、すべてのEカップ以上の女性の皆様。
エッチな視線になってしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。
失礼致しました。
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