ミーハーですから、ホラーは嫌いじゃありません。
イチャモンつけようというよりは、「さあ、怖がってあげるからきなさい」というスタンスで見ることにしています。
ホラーは、概ね低予算で作られることが多いので、、恐怖シーンは、基本アイデア勝負。
予算をかければ「怖くなる」というものではないと思っていますから、監督のセンスが決め手でしょう。
さて、この映画は「富江シリーズ」の第三弾。
1999年菅野美穂、2000年山口沙弥加・宝生舞、そして2001年酒井美紀ときます。
ネットのレビューを読む限り、作品としての評判はあまりよくないようですが、僕好みの「ドキリ」シーンは、この映画が一番ありましたね。
まあ、こういうブログで、その一番おいしいところを紹介してしまうというのもヤボなも気がしますが、予告編にも出てくるシーンでしたので、やってしまいましょうか。
まずこれ。
洗面器のクビですね。
そして、道の曲がり角から、オバケがこんにちわというシーン。
曲がり門の向こうに、何かいるぞ。出るぞ出るぞと盛り上げておいて、出てきた顔が、地面スレスレの芋虫状態。
おお、そこからきたかというドキリでした。
恐怖シーンというのは、要するに、こちらの「心の準備」を、いかに裏切ってくれるかという演出だと思っています。
どんなに、お金をかけたシーンでも、「想定内」の恐怖シーンでは、ドキリとはしません。
おお、なかなかいいセンスしてる監督だなと思ったら、案の定、「呪怨」の、清水崇監督でした。
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