『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』は1966年に公開された東宝特撮映画。
ゴジラシリーズでいえば第7作目にあたります。
1966年公開。
本編監督は、本多猪四郎から福田純へバトンタッチ。
また、音楽も伊福部昭から佐藤勝へと変わり、それまでのゴジラ映画とは、明らかにタッチが違っております。
ゴジラのキャラクターも陽気で、美女に弱いという、明らかに、アメリカのキングコングを意識した設定に変更。
その代名詞として、このシーンが登場します。
「幸せだなあ。ボカあ、君といるときが一番幸せなんだ。」
ご存知、同じく東宝のドル箱シリーズ『若大将シリーズ』における加山雄三の十八番であった人差し指でやる鼻のスリスリ。
これをゴジラがやったというのがこのシーン。
さすがに、BGMに「君といつまでも」は流れませんでしたが、かなり確信犯的演出になってました。
この次回作で、ゴジラには息子が登場しますから、もうすでに、ゴジラは、恐怖の大怪獣ではなくなっていましたね。
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