本日の日曜日は、この炎天下の中仕事でした。
まあ、文句はいいますまい。3日間もお休みいただいてますからね。
さて、3日目は、秋田市内のネットカフェから4時前に出発。
国道7号線と345号線で、日本海側を南下して、新潟から関越自動車道でゴーホームというプランでした。
遠い遠い学生時代に、ちょうどこの反対側の、太平洋側を国道45号線で北上して東北ドライブをした経験がありましたので、イメージ的には、今回はその反対のプランでした。
梅雨明け宣言も近い時期でしたので、そろそろ海水浴客もいるのかなとおもいきや、どの海岸もまだ人影はまばら。
まあ、考えてみれば本格的なシーズンは、夏休みに入ってからということでしょうか。
日本海沿岸東北自動車道岩城IC近くの海岸の夜明け前の一枚。
それから南下して、新潟県。
日本海夕日ラインあたりの海岸がこれ。
2日間東北の天気は、グズグスとしていましたが、3日目の土曜日は、ピーカン。
おそらく、2010年度は、これが最初で最後のナマ海でしょう。
おもいきり、ビデオをまわしながら走ってまいりました。
7月17日の土曜日、国道7号線を南下する、おもいきり挙動不審なスカイブルーのプリウスを見かけた方。
それは私でございます。この場を借りてお詫び申し上げます。
大変失礼をいたしました。
さて以上、楽しい楽しい3日間のドライブは終了。
さあ、後は帰ってから、僕にとっては旅の第二ラウンド。
撮りまくったビデオの編集ですね。
これがまた楽しいわけです。
といいますか、僕にとっては、実際の旅行よりも、こちらの方が楽しいのかもしれません。
また、作品が仕上がりましたら、youtube にアップいたしますので、よろしければごらんになってくださいまし。
さて、東北ドライブホリディの余韻いまださめやらずですが、まだ記憶がクリアなうちに、ドライブの総括だけしておきましょう。
まず、3日間の総走行距離。
1453km。
燃料は、満タン約2回。
出発前に、38リットル1回と、2日目に、山形県の天童バイパスで34リットル1回。
土曜日に自宅あたりまで帰ってきて、ちょうど最後のメモリになりましたから、使用高速は合わせて72リットル。
レギュラーガソリンのリットル単価が126円でしたから、燃料代締めて9072円。
ということで、期待の燃費は、20.1km/リットル。
ちょっと物足りない感じではありますが、トヨタさんの説明によれば、高速走行が多いと、エンジンで車を動かすことが多くなるので燃費はあまり伸びないとのこと。
まあ今回は、高速のりまくりでしたから、よしとしましょう。
てなわけで、お次はその高速代。
プログでも申し上げましたように、今回はけっこう「社会実験」と、「土日高速道路料金1000円の割引」にうまくひっかかって、高速代は、だいぶ節約できまたね。
結論から申せば、3日間の高速料金は、併せて合計8200円。
割引の詳細はこちら。
さてお次はお宿。
これはですね。当日ブログ更新は、出発前から決めていましたので、現在ノートパソコンを所有していない身である都合上、ネットカフェのお世話になりました。
宿泊も当然、お徳用6時間パックを使用。
ですから、これも一泊2000円で、併せて4000円。
食事もですね、男鹿半島にいったら、絶対「海鮮丼」と決めていたのですが、これがタイムアウトで食べられず。
結局、男鹿半島までいって、2100円の3分の1の値段の、勝手知ったる「かっぱ寿司」にしてしまいました。
「かっぱ寿司」でも、こんな漁港の近くのお店なら、特別メニューで「岩がき」でも、出てきたらしめたものと思いきや、ベルトコンベアに流れてくるネタは、埼玉県川越店のネタと寸分変わらない内容。
さすがというか、がっかりというか・・
結局、食事は、2日目のラーメン以外は、毎食ほぼ普段どおりのダイエットメニュー。
というわけで、今回はなんだかんだといっても、一人旅でしか出来ない究極の貧乏旅行を満喫してきました。
汚い話ですが、3日間服装はチェンジなし。
ただし、2日目の夜に、ふと思い立って、男鹿半島で理髪店に飛び込んでいますが、これがカットだけで1590円。
なんか半端な値段で苦笑いでした。
あとは、お金を使ったのは、お土産くらいですかね。
まあ、運転していて眠気が襲ってくるたびに、コンビニに飛び込んで、ブラックコーヒーを飲んでましたから、この回数はかなりになりますが、金額にしてみればしれています。
とにかくビデオカメラは、手から離さない状態の撮影旅行でしたから、何事につけても景色優先で、料金の発生するスポットには、ほとんど、どこにもよりませんでした。
ですから、財布の金額の残り具合から推定して、今回の東北クルージング経費は、なんだかんだすべてふくめて30000円をちょっと越えるくらいというところでしょうか。
さて、最後になりましたが、タイトルに「奥の細道」クルージングとつけています。
300年前の松尾芭蕉の東北行脚に思いを馳せて、つたない俳句をひねりましたので、ご賞味あれ。
今回、僕の「奥の細道」は、デジカメと、ビデオカメラでつぶさに記録してまいりましたが、遠い江戸の昔、お供を連れて旅をした松尾芭蕉とっては、この「俳句」が、デジカメのかわりだったんだろうとおもいます。
素敵な風景に出会ったら、はいパチリでははなく、「では一句」ということですね。
それでは、松尾芭蕉をリスペクトして、「奥の細道2010」
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仕事に病んで夢は旅路をかけめぐる
雨払い新車につぶやく旅支度
豪雨来てもてあましてる最上川 山形県米沢市にて
なまはげが旅人誘う北の里 秋田県男鹿市にて
過疎の村新築庁舎拝む老人 福島県都路村にて
高速無料実験参加我一台 山形県北上市にて
一人いるテーマパークに夏の風 福島県都路村にて
海岸と民家を縫って走る道 日本海夕日ラインにて
潮風が車を抜けて山に吹き 日本海夕日ラインにて
朝靄の有料道路ひとけなし 山形県スカイバレーにて
温泉の手拭乾く峠越え 福島県白布峠にて
ラーメンやその一杯にここでありつく 秋田県新庄市にて
腕時計はずしてしまう奥州路 福島県会津若松市にて
行き先はナビと気分にまかせきり 福島県いわき市にて
船乗れず予定変更もまた楽し 秋田県男鹿半島にて
気象庁小鼻で笑う入道雲 山形県天童市にて
閑さや山肌さらす夏のゲレンデ 新潟県湯沢市にて
雲海を見下ろす愛車に指笛ふく 福島県裏磐梯にて
山下りて町の渋滞ため息ひとつ 山形県米沢市にて
街中に「こあら」と書いた信号機 山形県酒田市にて(旧・古荒町)
ネットカフェ隣のいびき午前二時 秋田県秋田市にて
以上おそまつ。
まあ「季語」だのなんだの、細かいことはご勘弁を。
デジカメ感覚ですので・・
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