WOWOWのオンデマンドで鑑賞。1975年のアメリカ映画です。
1970年代当時の、アメリカとフランスのマネーメイキングスターの豪華共演ですので、
これはおそらく、リアルタイムで見ていたかなと思っていましたが、今回見なおして、
どうもそのへんが微妙な記憶です。
カトリーヌ・ドヌーヴの映画は、例えば、「ひきしお」あたりは、有楽町の「みゆき座」。
バート・レイノルズは、今回と同じ、ロバート・アルドリッチ監督の「ロンゲスト・ヤード」を、
池袋の文芸座で見た記憶がはっきりあるのですが、この映画は、見たとすれば
テレビだったかもしれません。
今回のカトリーヌ・ドヌーヴは、高級コールガール役。
相変わらずの美貌で、その美しさゆえ、彼女の場合は、どんな役をやっても浮世離れして
しまって、リアリズムがなくなってしまうというマイナスはあるのですが、
観ているコチラは、映画の中には、「日常」よりは、「非日常」を楽しみに行くわけですから、
それはそれでよしとします。
共演のバート・レイノルズも、お得意の刑事役ですが、今回は男臭さプンプンといういつもの
役どころは比較的抑えめにして、ドヌーヴを相手に、ラブロマンスをセンチメンタルに
演じていました。
さて、この映画には、実は僕にとっては、忘れられない女優がもう一人出ていました。
冒頭では死体で登場、回想シーンでは、ポルノ映画に出演している娘を演じたのが
シャロン・ケリー。
なぜ忘れられないかというと、僕が一番初めに見たポルノ映画の主演が
彼女でしたね。
おそらく、この映画の日本公開よりも前の話です。
おっと、そうなると18歳未満で、成人映画を見ていたのかとつっこまれそうですので、
これくらいにしておきます。
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