この映画の主題歌「One More Day」を初めて聞いたのは、この映画を見て感動したというカラオケ仲間のパフォーマンスが最初。
これを是非全員で歌いたいというリクエストでしたので、映画を見るよりも先に、Youtube で、この歌のパフォーマンスを鑑賞して、みんなで歌いました。
そうこうしているうちに、この映画もWOWOWでオンエア。
カラオケ仲間に遅れることおよそ半年で、ようやっとこの映画を鑑賞。
二人が「あそこがいい」「ここがいい」といっていた場面が通過するたび「おお、ここか。」と膝を叩いていました。
原作は、もちろんあのビクトル・ユーゴー。主演は、ジャン・バルジャンにヒュー・ジャックマン。
他にファンティーヌにアン・ハサウェイ、ジャベールにラッセル・クロウといった豪華俳優陣たち。
舞台のミュージカルでは、何度も上演されてきた「レ・ミゼラブル」ですが、映画もミュージカル。
しかも全編すべてのセリフが歌になっているという完全ミュージカル。
セリフが全編歌というと「シェルブールの雨傘」を思い出しますが、素材が素材だけに、気合の入り方はこちらの方が上。
俳優たちも、全員大熱演で、映画は見事2012年度のアカデミー作品賞、ゴールデングローブ賞受賞。
もちろんこの作品のクウォリティは充分認めるところですが、例えば「ウエストサイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」と比べるとどうよということになると、僕としては60年代のこの日本に軍配が上がります。
やはり、どうも全編歌というのが、僕としてはしっくりこなかったというのが偽らざる感想。
しかし、ここ最近ミュージカルというとディズニー映画にお株を奪われていたので、この作品の健闘は素直に拍手を送りたいところ。
「One More Day」は、確かに名曲です。
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