最近の映画鑑賞は、もっぱらiPad 。
WOWOWでオンエアしたものを、iPad 用に変換していつでも、20本近い映画は持ち歩いておりますので、仕事の移動時間、待ち時間などになるとこれを鑑賞。
確かに、映画館で見るよりは、集中できないのかもしれませんが、それでも僕のような映画オタクにとっては、見たい映画がいつでもどこでも見られるという状況は、たまらなく幸せです。
これはiPad さまさま。スティーブ・ジョブスにひたすら感謝です。
さてこれは、フェデリコ・フェリーニの作品。
これで「はっかにぶんのいち」と発音します。
登場するグイードという映画監督に、限りなく自身を投影させた自伝的要素の強い彼の代表作です。
主演は、マルチェロ・マストロヤンニ。
彼を取り巻く女達もまたいい女揃い。
アヌーク・エイメ、クラウディア・カルディナーレ、サンドラ・ミーロ。
現実と虚構が倒錯するタッチは、まさにフェリーニ・ワールド。
ニーノ・ロータの音楽も、しっかりツボを抑えて映画を支えています。
この映画は、フェリーニの創りだす「空気」を楽しむ作品といっていいでしょう。
ちなみに大きな声ではいえませんが、僕の巨乳好きに、彼の映画は大きく貢献していることは申し上げておきます。
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