いい天気でしたね。
梅雨開け宣言はまだのようですから、梅雨の晴れ間というやつです。
本日は、またまた草むしり。
久々に、畑で我が社の農作業チーム3人勢揃いです。
先輩は、蚊に刺されて大変だということで、この暑い日差しの中でご覧のとおり完全防備。
腰に巻いているのは蚊取り線香。
僕も、キンカンとウナコーワは用意してまいりました。
師匠はといえば、秘密兵器の草刈機で、畑の間の公道にボーボーと生えた雑草の一斉撤去。
さて、僕はといえば、本日は太陽光パネルの下の、かぼちゃとスイカ畑の草むしり。
こちらの畑は、スイカとカボチャの収穫用に、果実が雑草に埋もれてしまわないように、シートとネットで抑えてあります。
しかし、その二重のガードを破って、ニョキニョキと生えて来る雑草もあるからスゴイ。
それ故、作業としての草むしりだけを考えると、いろいろな道具が使えない分だけ面倒です。
こうなってくると使えるのは左手と右手。
根っこから引き抜けないので、やはり上っ面をちぎっていくしかない。
さういう状態ですから、もともと完全な草むしりは無理。
見えているところだけをむしっても、ちょっとこのシートをめくれば、その下はもちろん大変なことになっているわけです。
おもわずため息。
上っ面だけやっても、しょうがないんじゃねえの。
そんな気にもなります。
しかし、それは違うと思うことにしましょう。
完璧にはできなくても、出来たところまででいい。
こちらが手間を掛けた分は、大なり小なり収穫や出来には影響する。
そう思ってやっていれば、ここまででいいやというところから、もうひと伸ばし草に手が伸びようというもの。
そう考えると、野菜づくりの醍醐味は、やはり、こちらの手間が野菜に届くということ。
やればきりがないけど、やったところまでは結果になってくる。
ですので、草むしりといえども、疎かにできないというお話です。
いや、疎かにしてもいい。疎かにしてもいいんですよ。
現に隣の畑では、高校の先生が同じように野菜を作っていますが、この高校の先生は、ほとんど草むしりをしないんですね。
そういうポリシーでやってるみたいなんですが、でも隣で見ていて、やはり結果はそれなり。
野菜は、やはりかけた生産者の手間に応えて、おいしくなってくれるというようになっているようです。
人間と自然との付き合いの基本は、なんといっても「手入れ」。
農業をやるなら、これは肝に銘じるべきなのでしょう。
野菜のために、なにかやっていれば、事の大小はあっても、結果は返ってくる。
だとしたら、農業を楽しむコツは、野菜のために何ができるのか。
草むしりから、だんだんと話がおおきくなっていきそうなので、閑話休題。
要は、草むしりもどうせやるなら楽しくやりましょうというお話です。
さて、そんなわけで本日の草むしりはスイカ畑。
ボチボチもう食べられそうな大玉もコロコロとなってきましたが、伸びていくスイカのツルのあいだを掻き分けがら草むしりをしていたら、スイカの大きくなっていく過程を近距離で観察できました。
僕のような素人百姓には、これは大変面白かったので、ちょっと天竜大玉の苗から、写メしたものを紹介いたします。
一番小さいのがこれ。
それがこうなります。
そしてこうなり。
しばらくしてこうなり、
どーんとこうなるわけです。
では、どうなったら収穫か。
師匠に教えてもらいましたが、もう食べられるよというスイカは、このヘタの部分が、枯れて茶色くなるのだそうです。
これがまだ若いうちはこんなかんじ。
去年は大豊作だったというスイカ。今年も、師匠曰く絶好調です。
百姓デビューの一年生としては今から、収穫が楽しみです。
さて、我が畑ではナスが絶好調。
びっくりしたのがこれ。
庄屋長なす。
ざっと20センチはあろうかという長いナス。
そしてその隣では、まんまるの実がなる伝統なすびクリーミー。
加茂茄子。
味ロング白ナス。
フレンチ茄子。
それから、カボチャ。
こちらが坊ちゃんかぼちゃ
こちら、栗かぼちゃ
楽しみなのはこれ。
白いけど「雪化粧」というカボチャ。
トマトも梅雨明けを前になかなかいい感じですよ。
さて、これはシシトウ。
「食べごろだ」と師匠に言われて持ち帰りましたが、はて、これはどうやって食べる野菜かちょっと頭に浮かびません。
ならばと、超シンプルに焼き網で焼いて、塩をパラパラ。
いやあ。これが旨いのなんの。
又もらうことにします。
ツルインゲンも絶好調。
なかなか手間いらずで、こんな実がどんどんとぶら下がり始めています。
お隣はキュウリ。
と、ボチボチと紹介しているうちに、今週はやたらと忙しくあっという間に一週間。
まだまだネタは畑にはゴロゴロしていたのですが、今日又畑に行って、また新しい顔になっている奴らを 紹介することに致します。
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