去年もこれを作りたかったのですが、なんだかんだで出来ずじまい。
今年はちゃんと作りました。
前回も紹介しましたが、今回はそのほぼ完成バージョン。
畑へ行くたびに、マイナーチェンジはあるでしょうが、今シーズンの野菜栽培計画はこんな感じになります。
しかしまあ、去年もそうでしたが、今回もまあなんと、バラエティに富んだラインナップ。
いかにも、趣味の農園というかんじ。
本当に、農業で食べていこうというなら、こんな畑は邪道中の邪道。
しかし、定年後は、野菜を作りながらスローライフを送ろうと考えている、新米の農業ライフ希望者にとっては、願ってもないスタイルです。
農業の専門家の皆様にみられたら、鼻で笑われてしまうような畑かもしれませんが、そこはご容赦。
野菜たちには、偉い迷惑かもしれませんが、もともとが失敗覚悟の野菜栽培。
この畑のスタッフは、僕も含め3名ですが、みんなまだ現役のサラリーマン。
原則として、週に一回の日曜日だけの菜園ライフ。
行き届かないところがあるのは承知の上。
しかし、例えあまりうまくいかない状態の野菜を作ってしまっても、畑からとれたものはそれなりにおいしく頂けました。
失敗しても、虫食い、鳥喰い以外は食べられない野菜はない。
それは去年のシーズンで学習いたしました。
ですので、作ったものは、会社に配り、近所に配り、友人に配り、もちろん自分もしっかりいただき、なるべくは捨てないようにしています。
そこのところをお含みおきいただき、どうか、今年もたくさんの収穫を賜るように、空に向かって手を合わせる次第。
さて、15日の日曜日も朝から畑。
本日は、基本は、先週の苗植で、余ったスペースに定植。
新たに畝を作ったのは、生姜とトウモロコシ。
もうひとつ、余ったスペースにも畝を作り、ここには、あまっていた「うまい茶豆」を定植。
枝豆や茶豆の採れたては、去年もめちゃくちゃおいしかったので今年も期待します。
生姜の品種は2種類。
コショウガと金時ショウガ。
トウモロコシは、去年は「ミライ」という品種を植えましたが、今年はグラビス。
トウモロコシは、根があまり張らないので、大きさの割には結構不安定。
去年は、収穫時期の台風にやられて、根こそぎなぎ倒されてしまいましたが、今年はそのようなことのなきよう祈るのみ。
トマトとレタスの間のスペースには、苗を合計5つ。
オクラ2種。
これは、「島の恋」「琉球の島」。
それから、世界一辛いという唐辛子で「ジョロキア」
そして、師匠のお気に入りのモロヘイヤを2苗。
しっかりと水やりもOK。
それから、枝豆の間引き。
ひとつの苗床から、芽が3~4本伸びてきていたら、大きめの芽を一つ残して、後の芽は抜いてしまいます。
そして、その次に行ったのは、高くなりそうな苗に支柱を立てて、倒れないようにひもで結んで誘引します。
茎と支柱の間で8の字にクロスして、茎側は緩くして、支柱側をきつく結ぶ。
これがこの作業の基本。
直立アシストですね。
そうそう、恥ずかしい報告をひとつ。
僕はピーマンだと思って買ってきた苗が、なんとキュウリでした。
植え替えようと思ったのですが、師匠曰く、
「いいよ。かわいそうだからそのまま植えちまおう。」
なので、「ピーマン」の苗の間に、キュウリが埋まっているという珍光景になりました。
お次は、山ウドの養生。
山ウドは、直射日光を嫌います。
なので、箱をかぶせて、日よけ対策。
山ウドは、茎が白くなって大きくなければいけません。
中に、おが屑を入れるとさらにいいというアドバイスもいただき、現在リサーチ中。
「ウドの大木」という通り、大きくなるそうなので、もっと広いスペースをとって植えるべきだったかもしれません。
後は、これでしばらくは付き合っていくのみ。
その後は、伸びていきそな苗にブスリと支柱を差してまいりました。
面白かったのはこれ。
去年トマトを植えてあった場所から、トマトが自生してきました。
太陽の光と、空気と土だけで生き延びてきたトマト。
「大きくはならないよ」とは、師匠の弁。
でもちょっとおもしろいので、可能な限り応援したいと思っています。
こちら。
そして、今回はさっそく初収穫。
ベビーリーフとサンチュがもう食べられる状態。
去年もこれが一番最初の畑の恵みでした。
というわけで、15日日曜日の作業動画はこちら。
コメント