原作は百田尚樹の小説。
後に漫画として刊行され、東宝で映画化され、テレビ東京でドラマ化された。
今回amazone プライムビデオで見たのは、このドラマ版。
3夜連続計6時間に及ぶドラマ。
見ごたえたっぷりでした。
主演は向井理。
戦後70年。戦争体験者が生存していれば、すでに皆さん80代後半から90代。
もうこの先の世代は、ナマの戦争体験を、体験者から聞くということはできないと考えていいでしょう。
その意味では、現代と、第二次世界大戦を、生の声で結ぶことのできる最後の世代の作品。
今このドラマを作る世代は、戦争経験者のナマの証言を聞くことのできる最後の世代ということになります。
戦争映画は、この先、現代劇から、いよいよ歴史劇に変貌してゆきます。
僕らの子供の頃は、なにかといえば、戦時中と比べられて、贅沢だ贅沢だといわれ辟易したものです。
それに比べて、今の子供たちは、戦争時代の生の声なんて聴こうと思っても聴けやしない。
その意味では、戦時中のリアルを知る意味で、大変貴重なドラマかもしれません。
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