2015年といいますから、去年放映されたドラマ。
主演は、日曜劇場のセミレギュラー唐沢寿明。
彼が演じるのが、限界集落立て直しのために、自ら志願してやってきたスーパー公務員。
モットーは「役人は、役に立ってこその役人」
限界集落を救う村興しストーリーですね。
僕も、60歳になったら、限界集落とまではいかなくても、田舎へ移住して農業を志そうと目論んでいるので、おもわず引き込まれてしまいました。
日本の農業行政が、国の旗振りの失敗で、完全に立ち遅れてしまっているのは承知の通り。
我が国の農業の問題を語ったら、止まらなくなるのでここでは何も言いませんが、このドラマの主人公が言っているのはまさにごもっとも。
「村興しの基本は、まず人なんです。そこに住んでいる人に向き合わないで、国がどんな政策をうっても村は立ち直らない。」
内容的には、メルヘンだなあとは思いますが、僕がちょっと気になった俳優が一人。
それは農林商工課の課長を演じたムロツヨシ。
先日同じくAmazone プライムで見た「ペテロの葬列」にも同じような役回りで出演していましたが、やはりその独特の演技がちょっと気になっていました。
基本的には、コメディリリーフなのですが、そのコミカルな演技の延長で、俳優ムロツヨシをちゃんと主張し、「泣かせる」芝居もこなせるという実力派。
彼がドラマで主役をやることはないのでしょうが、こういう味のある脇役を使いたい監督は多いんじゃないでしょうか。
おそらくは、どんな役をふっても、彼なりに消化してしまうのでしょう。
とても器用さを感じますね。
気になって、Wiki したら、あの「踊る大捜査線」がドラマデビューになっていましたが、はて、どこに出ていましたっけ?
それから、ヒロイン演じた麻生久美子。
動く彼女を始めてみましたが、私事ですが、昔好きだった女性にかなり似ていて、思わずファンになりました。
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