2013年放映のTBSドラマ。
主人公は、娘が傷害事件の被害者となったことをきっかけに、少年鑑別所の法務技官から、40歳を超えて刑事に転向した。
この主人公に椎名桔平。
この人は、目の演技をする人で、ちょっといっちゃってる悪役でその存在感を機発揮してきた人だが、今回演じるのは「いい人」。
この展開なら、ドラマが進行している中で、きっと娘の暴行犯と接触。
その犯人に対して、彼はプライベートな感情を抑えて、手錠をかけられるか。
この辺りがドラマのクライマックスになるだろうと思ってみていました。
ドラマの最終回で、予想通り犯人が判明。
ところが、犯人へのリアクションをほとんど描かないままドラマはエンドクレジット。
後番組の事情でそうなったのか、もともとそういう演出なのか。
でも、こちらの想定している予定調和的で終了するくらいなら、案外これはこれでありかなとも思った次第。
「孤独のグルメ」でファンになって以来、松重豊が出てくると、井之頭五郎でなくてもニンマリしてしまいます。
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