先週の火曜日。
ですから、3月13日ですね。
もう一週間以上経ってしまいましたが、動画もやっとまとまりましたのでアップいたします。
要害山は、山梨県上野原市にある標高536mの山。
この辺りには、標高が500〜600mクラスの山がいくつか点在しています。
なので、けっこうアップダウンに富んでいて、標高の割には、かなり本格的な尾根歩きが楽しめます。
上野原市は、埼玉県に一番近い山梨県。
定年後の移住先リサーチも兼ねて、まずは山歩きから。
上野原駅は、南口をリニューアル中。
この4月からは、本格的にオープンのようです。
北口のバスターミナルに行ったら、要害山ハイキングコースのスタート地点に向かうバスは、まさに出発してしまったところ。
しかし、観光ガイドも兼ねているらしい係のおじさんが、自前の観光マップをくれて、丁寧に説明してくれました。
手作りマップはこちら。
駅からバスに揺られること20分。
終点の新井バス停で降りて、スタート地点のある鏡戸橋バス停まで徒歩10分。
まずは、要害山までの山登り。
小倉集落あたりまで登ってくると、目指す要害山がはっきりと見えてきます。
まるで、お椀をひっくり返したような形の可愛い山。
地元では、通称「オッパイ山」とも、言われているらしく、スケベオヤジとしてはニヤリ。
しかし、ここは甲斐国。
戦国時代に、思いを馳せれば、この地は相模、武蔵野を一望できる要所。
かつてはこの辺りで、最大級の山城である大倉砦が築かれていた場所でもあります。
山頂にあったのは、小さいながらも秋葉大権現のお社。
注意して登っていると、土塁や堀切の跡も確認できますね。
富士山や丹沢山系の絶景が一望の山頂の360度パノラマはこちら。
雑木林や、針葉樹の間から差してくる木漏れ日を浴びながら、次に向かうのは風の神展望台。
切り立った峠で、小さな祠がありました。
このトレッキングコース一番の絶景がこの場所ですね。
その360度パノラマがこちら。
次に向かったのが、コヤシロ山。
みんなどれもそれほど高くはない山なのですが、しっかりと上り下りの稜線を歩くので、この辺りまで来ると、情けない話ですが、かなり息が上がってきました。
パンフレットには、「ハイキングコース」と書いてありましたが、これは立派に登山ルートといってよろしい。
おじさん少々舐めておりました。
ここから、しばらく歩くと、すぐに実成山山頂。
これで、「みなしやま」と読みます。
ここが、標高609mで 、今回のコースの最高到達地点。
白く立ち枯れしたモミの大木が印象的。
ここらあたりで、ランチの予定で、実はお弁当を作って持ってきていたのですが、下界から至急戻って来いという無常の連絡。
この日はお休みをいただいていたのですが、元社員のお通夜に出席せよというミッション。
絶景ランチは諦めて、先へ急ぎます。
このコース最後の山は、尾続山。
これで、「おづくやま」と読みます。
ここからは下山ルート。
山を下りながら点在する尾続集落は、なかなか風情のある素朴な佇まい。
石垣や地蔵など、いかにも山合いの村落。
懐かしい日本の原風景です。
田舎移住計画では、こういう村落の古民家をみつけて、終の住処にしようという青写真なので、このあたりもしっかりチェック。
しっかりと西日の当たるお手頃な縁側のある古民家がありましたが、聞いてみたら空き家とのこと。
この日は役場に行く時間はありませんでしたが、そのあたりの事情はまた改めて聴きに行きたいと思います。
上野原は、なかなかいいところでした。
おもいきり東京に近いので、あまり都市化していたらやだなあと思っていましたが、いってみたら素朴な田舎。
合格です。
ここなら、今の会社の野菜畑のある青梅までもそう遠くはないので、なにかと便利そう。
いよいよ僕も定年まであと一年です。
すでに目指すセカンドキャリアは、田舎でお百姓と決めています。
貧乏上等。
山歩きしながら、粛々と計画を固めて行きたいと思います。
それでは、今回の山歩きを10分にまとめた動画です。
ご覧ください。
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