山梨県大月市の扇山に登ってきました。
4月12日の木曜日ですから、もう二週間もたってしまいました。
時間の経つのは早いものです。
SNSでは、リアルタイムでアップいたしましたが、せっかくですからブログにまとめます。
降り立った駅は、中央本線の鳥沢駅。
大月駅の一つ手前の駅です。
ネットで検索すると、登山口まではバスがあるようなのですが、土日の朝一本だけという運行。
平日ともなれば、あてになりません。
登山口まで歩いて50分と書いてありました。
ちょうど次の電車に合わせて来たタクシーに聞いてみたら予約があるとのこと。
しかし、オバさん三人組ということなので、相乗りさせてもらいました。
タクシーで揺られること15分。
扇山の登山口は、梨ノ木平。
到着してみると、シルバーエイジの登山グループが、準備体操中。
けっこう賑やかでした。
看板には、山頂まで1時間50分とあります。
いつもの通り、ビデオ録画をしながら、ゆっくり登りますので、お昼到着を目指します。
扇山は、大月市と上野原市のまたがる山で、山梨百名山のひとつ。
この山を南側から眺めると、ちょうど扇を開いたように、裾野まで幅広く見えることから、この名前がついた模様。
扇山から、西側の百蔵山まで縦走して、猿橋駅まで降りていくトレッキングコースもあるのですが、それはまたの機会ということで、今回は、扇山からをグルリと回って降りてくるルートを選択。
このコースは、もうすこし季節を待てば、ツツジが綺麗なのですが、山はまだ桜の名残があちらこちら。
コースの景勝ポイントでは、おばさんグループは、たびたび休憩を取っています。
まさか、一緒になって世間話というわけにもいかないので、そんな、彼女たちは、さっさと抜き去りながら、1138メートルの山頂を目指します。
さて、頂上。
天気が良ければ、ここからの富士山の眺めは、どのホームページの写真をみても絶景。
前回の要害山からは、残念ながら、それほど秀麗な富士山は拝めませんでしたが、今回は、よほどこの日までの行いが良かったのでしょう。
これでもかというくらいに、はっきりくっきりと富士山が眼前に迫ってくれました。
写真以外で、こんな絶品のナマ富士山を見たのは久しぶり。
気がつけば、山頂はいつのまにか、山オバサンたちの歓声で溢れかえっていました。
山頂では、この富士山の絶景を眺めながら、お弁当タイム。
今までは、コンビニ弁当でしたが、今回は、自前の弁当です。
いつもは、仕事で運転しながら食べている弁当ですが、この山の頂で食べる弁当はまた各別。
正直もうして、頂上まで残りわずかのところまで登ってくると、もう弁当のメニューが頭にチラチラしておりました。
美味しいまずいではなく、やはり自分で作る作る弁当というところが味噌。
ちゃんと、ポットには、コンソメスープも携行。
至福のひと時でした。
頂上で、「すいませーん。シャッターいいですか?」コールが三回。
元気なオバ様たちは、ここから百蔵山を回るコースを歩く方が多いようで、下山のルートは、人影まばら。
山を降りてくると、広がる山里。
定年後の田舎暮らしに思いを巡らせながら、畑仕事をしているおばあちゃんとしばし歓談。
やはり、農業に精を出している年寄りたちは基本元気ですね。
東京にも割と近いロケーションで、この素朴な田舎風情が味わえるのは魅力的。
もうすこしリサーチして、山梨県民になるかな。
それでは、今回の登山をまとめた動画はこちらです。
https://youtu.be/kOcnjGn0VUk
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