今年の畑で、一番ブレイクした野菜がこれ。
冬瓜です。
なかなか馴染みのない野菜ですが、これ一個、近くの「業務スーパー」でリサーチしたら450円でした。
冬瓜は、本来もっと大きくなる野菜です。
大きくなってくると、自分自身で白くコーティングして雪だるまのようになるので冬瓜と言うのかと思っていたらそうではないようです。
この野菜、日持ちがよく、夏から秋にかけた収穫したら、常温で冬まで保存可能ということで、この名前がついたそうです。
但し、今年挑戦したのはその冬瓜ではなくて、冬瓜は冬瓜でもミニ冬瓜という品種。
通常の冬瓜の半分から三分の一のサイズの品種です。
冬瓜はつる系の野菜ですので、かぼちゃ同様、地面を這って横にどんどん伸びていきます。
前年はその伸び具合を読めなくて、周辺の野菜とごちゃごちゃになってしまった失敗野菜がありましたので、今年は、横に這うつるを上に向かって伸ばそうというということで、いくつかのつる系野菜の苗の周りにやぐらを組んでみました。
この櫓を伝って、つるを上に誘導することで、狭い畑を有効に使おうというわけです。
ついた実は、当然このヤグラにぶら下がるわけですから、大きい普通の冬瓜ではちと案配が悪い。
なので、ミニ冬瓜ということになった次第。
これが建てた櫓。
しかし、このミニ冬瓜は、こちらの想定を軽く飛び越えて、大成長。
最終的には、この櫓も乗り越えて、つるは伸びるは伸びるは。
周囲の野菜の迷惑顧みず、異常繁殖で、最終的にはこの通り。
一昨年は、コリンキーという西洋カボチャが大ブレイクでこの状態。
去年ブレイクしたのが、まくわ瓜。
今年は、まくわ瓜もコリンキーもダメでしたが、冬瓜がブレイク。
畑には、毎年違う顔の野菜ヒーローが登場してきて楽しませてくれます。
相手は自然です。こちらの思惑通りに行かないのは、それはそれで面白い。
たったひとつの苗から、収穫できた冬瓜は、最終的にはおよそ50個近く。
今年は冬瓜の当たり年というわけです。
さて、この冬瓜をどうやっていただくか。
ご心配なかれ。
かぼちゃほどではないにしろ、冬瓜もクックパッドをチェックしてみれば、いろいろな料理がヒットします。
まずは、オーソドックスにこれ。
皮をピーラーで剥いて、一口大に切った冬瓜を鶏がらスープでコトコト煮込んだ「冬瓜の鶏ガラスープ」
冬瓜自体の味は淡白なので、この野菜は料理次第で如何様にも楽しめます。
しかもカロリーオフでヘルシー。
今回は顆粒の鶏ガラで煮込みましたが、コンソメで煮込んでも美味しそう。
もう一品はこちら。
こちらは、お肉を少々使用。
冬瓜と茄子を煮込んで、片栗粉でとろみをつけたあんかけ風。
味付けは、白だし汁、醤油、砂糖、みりん。
冬瓜は、ペロリと食べられてしまう割に、腹にたまらないので、ダイエット向き。
冬瓜だけで煮込んだのがこちら。
その他、皮を剥いた冬瓜を、千切りにして、サラダにしても絶品。
冬瓜といえば煮物ですが、煮物以外のレシピもたくさんあります。
お裾分けしまくっても、まだまだ在庫豊富な冬瓜。
在庫がある限り、グックパッドのレシピを片っ端から試していくことにいたします。
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