里芋が収穫です。
半年間、土の中で大きくなってきた里芋。
「今年は出来がいい」とは、師匠の弁。
これは、夏の日差しの中の里芋の畝。
この大きな葉が里芋の特徴。
葉っぱは食べられませんが、この立派な茎は、芋茎(ずいき )といって、アクを抜けば、食用になるのだそうです。
今回は残念ながら、仕事の都合で、芋掘りには立ち会えなかったので、今度機会があればこの茎も収穫してみようと思います。
吊るして干しておけば、有事の際の保存食に適しているとのこと。
まだ、食べたことはありません。
さて、秋の収穫間近の里芋の畝。
畝を守る傘のようになっていた葉が枯れて、茎がしんなりとしてきたら収穫どき。
収穫前はこんな感じです。
こちらは、収穫後の畝。
これで、春植えの野菜はひとまず全て収穫終了。
あとは、ネギが畝に残っているぐらいです。
さて、収穫した里芋は、自宅に持ち帰って、とりあえず皮剥き。
熱湯に入れておよそ20分ほど茹でます。
串でツンツンして、ヌルリと刺せればオーケー。
ざるに移して、皮を剥きます。
ちゃんと茹でてあれば、親指の腹だけでツルリンツルリンと面白いように剥けます。
これ、ちょっとクセになります。プチ快感。
気がつけば、あっという間に皮を剥いた里芋が山になっています。
さて、皮ばかり剥いてもいられません。クックパッドで里芋料理の検索。
ちなみに、まずは、この茹でて剥いただけの里芋に、醤油をチョロリと垂らして一口パクッ。
これが美味いのなんの。
とにかく、収穫したてです。
なんの料理よりも、これが一番美味しいかもしれません。
さて、里芋料理の定番といったらこれ。
誰もが、まずはこれをやるのではないでしょうか。
里芋の煮物。
王道の家庭料理です。
家庭によって、いろいろな味付けがあるかと思いますが、今回は、白だし、砂糖、醤油。
それに塩を少々。
作り置きしておけば、おかずのアクセントとして、なにかと便利。
けっこう腹持ちもよろしい。
それからこれ。
里芋をサラダの素材にしてみました。
ポテトサラダがアリなら、里芋サラダもありでしょう。
クックパッドで見つけたのが、里芋のカレーマヨサラダ。
マヨネーズと、にんにくのチューブ。
そして、カレーパウダー。
ん ? なにか足りない?
そういう時は、迷わず塩コショー。
けっこう、腹に応えるサラダになりました。
以前、ポテトサラダを大量に作って、冷蔵庫に保存していたら、足が早くてすぐにダメになってしまったので、今回はつくる量はやや控えめ。
そして、これ。
これは、はじめて作りましたが大当たりでした。
里芋の胡麻和えです。
調理もいたって簡単。
火は使いません。
皮を剥いた里芋に、すり胡麻(なければいり胡麻)と、砂糖、味噌、みりんをたっぷり混ぜて和えるだけ。
これが、美味いのなんの。
大量に作りましたが、食べ始めると、なかなか箸が止まりません。
お試しあれ。
簡単ですから、是非やってミソ。
さて、これだけ作っても、まだ大量にある里芋。
里芋の大量消費作戦として、お菓子も作ってみました。
里芋チップスです。
これは、茹でていない里芋を使用。
ピューラーで、皮剥きをします。
そして、それをスライサーで、薄くスライス。
これを油で揚げ、塩をふり、青海苔をまぶします。
湖池屋のポテトチップスのように、カリッとは揚がらずに、ちょいとしんなりしてしまいました。
まあ、ご愛嬌。
もちろん制作者責任で、食べきりました。
油を使うからよくにいのだと思い、電子レンジでノンオイルでつくる方法をネットで発見。
600ワットで、5〜6分というところですが、大量に作ろうと思って、レンジを連続使用すると、2回目以降は、煙がモクモク。
真っ黒く焦げてしまいます。
これを我が家の定番にしようとするなら、この次作る時は、レンジに張り付いて、2回目以降の適正時間をチェックする必要がありそう。
でも、里芋でも、立派にポテトチップスが出来ました。
里芋だけでも、いろいろな料理があるものです。
最後に、もう一度、醤油をかけただけの、茹でた里芋をひとつパクリ。
うーん、やはりこれが一番かな。
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