さて、この時期は、毎シーズン、畑からの収穫で、野菜室はほぼいっぱいになります。
それに加えて、先日伺った「わっばファーム」で頂いた野菜。
会社でお裾分けして頂いた野菜と重なり、野菜室がパンクしました。
というわけで、日曜日は朝から、冷蔵庫野菜室一掃作戦。
クックパッドと、にらめっこして、ある素材を全て無駄なく使うことをモットーに、調理しまくりました。
さて、野菜大量消費メニューの王道といえばこれ。
野菜ふんだんクリームシチューです。
野菜室の奥の方で、ちょっと怪しくなりかけた野菜もありましたが、かまわず放り込みました。
大丈夫。
そんなに柔な胃袋はしていません。
かぼちゃ。
ズッキーニ。
ミニトマト。
オクラ。
じゃがいも。
玉ねぎ。
鶏肉少々(ごめんなさい)
一気に10食分。タッパーに小分けしてそのまま、冷凍庫へ。
これで一気に野菜在庫が少なくなりました。
さてお次。
まるまる一個のスイカです。
実はこれ、冷やして食べようと思って、買ったばかりの冷凍庫に入れたまま、忘れておりました。
スイカを凍らすとどうなるか。
シャーベットになるといいのですが、残念ながらそうは問屋が卸さない。
皮はヘナヘナになって、中がガチンガチンという状態。
これは、普通に切って、「はいスイカ」というわけにはいきません。
ではどうするか。
というわけで、これはジャムにすることにしました。
砂糖とレモン汁を入れて、後はひたすら煮詰めるだけ。
種を取るのがかなり面倒なので、今回は、そのまま煮て、適当なところで、ザルに上げて、種を一気に取り去る作戦。
まるまる1個のスイカが、最後は、これだけになってしまいます。
ちょっともったいない気はしますが、保存は抜群。
ヨーグルトに乗せてもよし、トーストに塗ってもよし。
アクシデントスイカだからできる贅沢メニュー。
さてお次。
オクラが大量にありました。
さてこれをどうするか。
ツルムラサキもありましたので、納豆と一緒に和えるという作戦。
これ全部ネバネバ系です。
味付けは、納豆のタレのみ。
オクラがちょっと硬かったので、茹でてからフードプロセッサーでみじん切りにしました。
しかし、これが失敗。
レシピでは、包丁で刻めと書いてありましたが、横着をしてしまいました。
オクラをフードプロセッサーで、微塵切りにすると、筋がそのまま残ってしまうんですね。
白髭ネギのように見えたので、いいかなと思ったら、硬い繊維で、僕の歯では噛みきれない。
これは失敗しました。
しかし、ここは調理人責任。
まさか捨てられません。
なんとかなくなるまで頂きます。
さてお次。
キャベツが大量に残っていました。
一応、玉を半分に切って、ラップで巻いて保存していたのですが、中には怪しげなものも。
しかし、キャベツですから、皮を何枚か剥けば調理オーケーです。
大量消費メニューを、クックパッドで探しました。
生のままでは、保存がきかないので、炒め物にして冷凍保存が基本。
見つけたのがこれ。
ざっくり切ったキャベツを、バターで炒めて、醤油をひと回し。
最後はブラックペッパー。
これなら、いくらでも食べられるヘビーローテーションメニュー。
これでキャベツがだいぶ減りました。
しかし、まだあるキャベツ。
どうするか?
そこで頭に浮かんだ、キャベツ大量消費メニュー。
お好み焼きです。
お好み焼き粉はあります。
しかし、キャベツ以外の具があるか?
キッチンを見回すと、使えそうな素材が二つ。
乾燥しいたけと揚げ玉。
青のりや、鰹節はあるので、これでなんとかなりそう。
今までやったことはなかったのですが、ベーキングパウダーを入れて、ふっくらさせるレシピを採用して、出来たのがこちら。
これでキャベツは片付きました。
さて、見ると加賀太胡瓜があります。
通常の胡瓜の、三倍の大きさのシロモノ。
これです。
これは、皮をピーラーで剥いて、一口大に切って、中華風和え物にしました。
醤油と、ごま油と、すりゴマ。
これもなかなか美味しい。
さあ、いよいよ、最後に残ったのがかぼちゃ。
かぼちゃは、定番中の定番で、煮物にしました。
かぼちゃの煮物の鉄板カルテット。
醤油、みりん、酒、砂糖。
かぼちゃは、レシピの指定の倍近くありましたので、調味料の量は適当。
それでも、それほど外さなくなりました。
落し蓋をして、煮込むこと20分。
出来上がり。
というわけで調理はここまで。
残った野菜は、ズッキーニと茄子とピーマン。
これは、カットして真空パック。
野菜室から、先日買ったばかりの、野菜保存用冷凍庫に移動。
大容量130ℓの冷凍庫です。
こちらはまだまだ、スペースあり。
というわけで、満載だった野菜室は、貰い物のマスクメロンを残すのみ。
綺麗に片付きました。
これでまた明日から、畑の野菜が持ち帰り可能。
なにやら、お国の試算によりますと、年金がおぼつかないようで、老後は、一人当たり二千万円だか、三千万円だか足りなくなるとのこと。
しかしよくよく考えれば、それは都会に暮らすご老人がモデルケースと推察します。
そりゃそうです。
町に暮らすとなれば、お金はいくらあっても足りないでしょう。
すべてのサービスが、お金と引き換えなわけですからね。
しかしこちらは、田舎へ引っ込んで百姓をして暮らそうという身です。
自分で食べるものは、自分で作る。
お金はなくても、食べるものはある生活。
最近では、冷蔵庫と冷凍庫に食べるものがしっかりないと落ち着かないようになりましたね。
都会暮らしでは、財布にお金がたんまり入っていないと不安です。
でも田舎暮らしなら、お金よりも、野菜がないことの方が、不安かもしれません。
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