5年間の素人百姓ライフの中で、今シーズンは、はじめて長芋に挑戦。
春に植えた苗を、日曜日に収穫しました。
畝に種芋を仕込んだときには、寝かせて土に埋めましたが、これがどういう具合に土の中で成長するのでしょうか、収穫したときには、真直ぐ真下に向かって大きくなっていました。
なにせ、はじめての長芋収穫。
要領がわかりません。
真下に向かって大きくなっていることはわかりましたが、どれくらい大きく伸びているのかがわからず、一本めは、ポキポ折れてバラバラになってしまいました。
まずは、畝の両サイドを掘り込んで、上手に掘り起こさないと、長芋が、そのままの大きさで収穫できないと学習。
仕切り直しで、日曜日は、久しぶりに早朝から農作業。
まずは、土堀から始めました。
この状態にして、畝の手前から、長芋の大きさを想定して、それより深いところまで掘り起こします。
長芋は、結構デリケートで、無理に引き抜こうとすると、簡単にポキポキ折れてしまいます。
掘った後も、きちんと、土の中の長芋の形状を想定して、シャベルを当てていかないと、簡単に長芋を抉ってしまいます。
要領がわかるまでに、何本かバラバラにしてしまいました。
とほほ。
まずは、地表に現れている長芋の姿。
これが、ここまで、大きく深く成長しています。
ここで焦ることは禁物。
ゆっくりゆっくり、深さの下限まで掘り込んでから慎重に収穫していかないと、デリケートな長芋はすぐにポキンと折れてしまいます。
たとえ折れても、全部収穫すれば、もちろん長芋収穫の総量は変わりませんんが、やはりそれでは、みなさんに披露する「インスタ映え」な長芋はごゲットできない。
食べてしまえば同じでしょうが、やはり話のネタにはしたい助平心があります。
長芋一本につき、およそ30分はたっぷりかけて、原型のままの長芋収穫に挑みました。
格闘の末、収穫した長芋です。
さて、老い先短い老人ではありますが、今後の百姓人生のために、「野菜ソムリエ」の資格を取得中です。
特訓しているベジフル・カルテ風にご紹介しておきましょう。
品目 やまのいも ヤマノイモ科
品種 長芋
東京都青梅市産 完全無農薬 自然栽培 露地 2019年11月17の旬に収穫
泥を落とすため簡単に水洗い 土つき
外観 自然栽培のため、大きさ形はバラバラ。
冷暗所にて長期保存可。
澱粉消化酵素のアミラーゼや、ジアスターゼ、カリウムなどを多く含む。
とろろ状態にすれば用途はいろいろ。
ちなみに有機栽培というラベリングは、今の農業政策上、しっかりと審査をし、しっかりとしてデータを提出し、お金を払わないといただけないもの。
しかも、有機栽培には、事実上使っていい農薬もあるので、厳密には「無農薬」ではないといのが実態とのこと。
しかし、我が畑の長芋は、売り物ではないので、これは声を大にして言わせていただきますが、完全無農薬。
生産者が言うので間違いなし。
この長芋を持ち帰って、早速作ったのがこちら。
長芋の磯辺揚げ。
摺り下ろした長芋に、醤油と白だしをいれてよく混ぜます。
それを焼き海苔の上に乗っけて、レンジで1分チン。
あとは、オリーブオイルを引いて、フライパンで、キツネ色になるまで両面焼くだけ。
美味しくいただきました。
さあ、まだまだある長芋。
どう料理しましょうか。
最後に、今回収穫した最大の長芋。
名付けて、スカイツリー長芋の勇姿!
コメント