さて本日は、昨日収穫してきた芋茎(ずいき)と格闘しておりました。
先日の台風15号の後で、急成長した畑の里芋。
もちろん、芋茎も、しっかり赤々と成長してくれましたので、里芋の収穫前にこちらから収穫。
今の畑をやらせてもらってから、もう5年も経ちますが、芋茎の本格収穫は今回が初めて。
今まではシカトしていました。
師匠をはじめ、隣の畑のおばさん、そして、ネットの情報などを頼りに、どう料理するか。
いろいろと調べてみましたので、百姓としては遅まきながら初トライ。
まずは、いずれにしても皮剥きです。
ただ、ボーッと皮を剥いているだけでは、もったいないので、こういう単純作業の時は、映画鑑賞と一緒の「ながら作業」。
だらだらとやっていたらけっこう時間がかかってしまいました。
茎は短く切った方が、皮はむきやすいなと思いつつ、写真映えするので、この長さのまま皮剥き。
気がつけば、手がこんなになっておりました。
さて、干して乾燥させるつもりで剥いていたら、YouTubeで、干さないでそのまま調理する動画がいくつもヒット。
簡単そうなので早速トライ。
芋柄を一口サイズに切って、まずは塩揉み。
それからお酢をかけます。
動画では、ミョウバンで揉んだ紫蘇の実をまぶしていましたが、我が家には乾燥させた紫蘇の葉がありましたのでそれを代用。
これを瓶詰めにして、そのまま保存。
一ヶ月経てば、食べごろになるそうです。
これが一品。
せっかくですから、すぐに食べられるものをもう一品。
こちらは、塩を入れた熱湯で、しんなりするまで茹でます。
ザルでお湯を切ってから、お酢と砂糖を適量入れて冷蔵庫。
芋茎の甘酢漬けですね。
ただいま冷蔵庫に入れてありますので、明朝試食となります。
そして、残りの芋茎は、予定通り干して乾燥。
これが乾燥すると、4分の1以下にまで小さくなってしまうそうです。
芋茎は、畑にはまだまだたくさん。
今シーズンは、保存食を中心にいろいろと勉強中。
勉強といえば、実は、「野菜ソムリエ」の資格を取ることにしました。
先日その説明会に行ってきたのですが、案の定、合格するには、自分で作った野菜のレポートが必要とのこと。
上等。
そのあたりは、百姓としてはお手の物です。
今回の芋茎なども、取り上げてみると面白そうです。
さて、保存食といえば、もうひとつ。
干し柿にトライしてみました。
先日我が家に来た友人、そしてカラオケ仲間、それぞれから柿をいただいてしまいました。
到底一人で食べきれる量ではありませんので、干し柿にしてみることにしました。
これも初トライ。
レシピ通りに、ヘタを残して、ピーラーで綺麗に皮剥き。
さて、ここでハタと気がついてしまいました。
「あっ、この柿には、吊るす紐を結ぶヘタがない!」
レシピの柿には全て、Tの字のヘタがついていましたが、いただいた柿に、それがあるのは一個だけ。
いや、まいった。
こりゃ吊るせないぞ。
さて、どうしたものか。
YouTubeで、検索して調べていたら、「切り干し柿」というのが見つかりました。
といっても、吊るさずに、柿を4等分して、並べて干すというだけ。
作り方は、基本的に一緒。
よかった。
これなら、出来そうでです。
切った柿を、沸騰したお湯で、ササっと熱湯消毒して、バットに並べます。
干し柿にするには、渋柿がいいとのこと。
甘柿よりも、甘くなるのだそうです。
いただいた柿が、甘柿か、渋柿かは定かではありません。
まあ、いいでしょう。
どちらにしても、食べられないようなことはなさそうです。
そんなに上等な舌は、持っていません。
明日起きて、晴れただったら、ベランダに並べます。
焼酎をスプレーして、アルコール消毒もぬかりなし。
一週間くらいで、いい感じなるそうです。
楽しみ楽しみ。
楽しみといえば、昨日収穫のサツマイモ。
サツマイモといえば、いろいろな料理ができるので、楽しみにしていますが、やはりなんといってもまずはこれですね。
美味い!
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