この綺麗な赤い花は、ナガミヒナゲシという外来種です。
去年までは、あまり見かけた記憶がありませんが、今年は、畑の周りに群生し始めていました。
観賞用に残しておこうかなどと、Facebook にアップしたら、カラオケ仲間から、日本の植物の生態系を乱す要注意植物と教えられました。
周囲の植物の生育を阻害するのだそうです。
それは百姓にとっては一大事。
定植もほぼ終えたので、一日草むしりのつもりで、畑に出かけたのが昨日。
すると、一緒に畑をやっていた仲間が、久しぶりに来てくれました。
考えれば、世は「ステイホーム」の号令がかかった例年にない雰囲気のゴールデンウィーク。
さすがに、家に閉じこもっているだけでは気が滅入ると思ったのでしょう。
さっそく、草刈機を持ち出して、300坪あまりある畑を、一気に草刈りしてくれました。
ありがたや。
彼は、コナミヒナゲシの存在はわかっていませんでしたが、赤い綺麗な花は躊躇なくパッサパッサ。
ちなみに僕は、まだ草刈機の操作に慣れていないので、セッセと草むしり。
サラリと書きましたが、草刈りではなく、草むしりです。
これは、釜を片手に、雑草を根から切り取っていく作業。
草刈機を使うと、もちろん、短時間で背丈の伸びた草は大量に刈れますが、やはり根までは届きません。
刈った草は、しばらくするとまたすぐに生えてきてしまいます。
ですから、時間が許せば、草刈りよりは、草むしりをした方が、後々は楽。
植えた木の手前が、「草むしり」した箇所。
その向こうが、草刈機使用。
当然ながら、地肌の見え方が、完全に違います。
土と水と空気があれば、どこでも生えてくる雑草。
ある意味では、連中は、野菜たちよりもはるかにたくましい。
現役時代は、休日だけの畑仕事でしたので、やむなく飛び道具を多用いたしましたが、今年は出来る限り、手作業で対応したいところ。
いよいよ、これからが本格的な「草むしり」シーズンです。
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