洋楽カラオケ・マニアにとってはなくてはならない聖地であった新橋の「洋楽カラオケ・バーBRUCE」が、7月4日をもって閉店となってしまいました。
やはり、Covid-19 の影響は、深刻であったということでしょう。
僕だけではなく、常連の皆さんも、ショックだったと思います。
こういう、一部のファンにとって、なくてはならないお店に対して、自粛ばかりを要請して、「持続可能」の公的支援を出し惜しみする、行政には、やはり大いに問題あり。
「Bruce」だけでなく、多くの店が、閉店の決断をせざるを得ない状況になっていることは、埼玉の百姓の耳にも、漏れ聞こえてきます。
どちらも、歯を食いしばって、必死に経営を持続させようとしているのは百も承知なので、安易に「頑張って」などとも言えません。
この騒動が収束した後に、今までそこにあったお店が、どれくらいなくなっているのか。
考えただけで、悲しくなります。
なくなってから気がついても、すでに時遅しなんですがね。
東京都は、財政はしっかりとしているのですから、こういう時こそ、迅速に救済処置を取るべきでした。
多くのお店が、公的援助に救いを求めて自粛し、ウイルス対策もしっかりして、営業しているのですから。
東京アラートなんて訳の分からないことをして、「やってる感」だけアピールしても、結局誰も救えないというお話。
都知事選挙が始まっていますが、この次都知事になる人には、もっと実りある、地に足のついた政策を期待したいものです。
埼玉県民ではありますが・・
ブログの順番は前後してしまいましたが、伺ったのは6月26日の金曜日。
畑で取れたミニトマトをお土産に、僕にとっては最後の「新橋BRUCE」に行ってまいりました。
さて、7月4日の閉店までは、二部体制で営業です。
僕が伺ったのは、第一部。
どちらも、8名までが店員の予約制。
お店のホームページの掲示板から、予約します。
店内に入ったら、もちろんアルコール消毒。
歌う人は、もちろんマスク着用。
中には、自前のマイクを持ってくる方もいらっしゃいます。
二時間経過したら、窓とドアを開けて換気タイム。
きちんと、ウィルス対策に対応しての営業。
多少の制限はあっても、歌い出せば、やはりここは、洋楽カラオケファンにとってはパラダイス。
普段は歌えない曲を歌える、洋楽ファンにとっては、心から楽しめるコミュニティ・スペースです。
僕自身は、カラオケ自体は、ネット・カラオケでウサを晴らせますが、やはり同胞との生のコミュニケーションは魅力的。
やはり、こういうお店がなくなってしまうのは、悲しい限りです。
初めて遊びに行って以来、およそ10年。
決して、常連というほどは通えませんでしたが、多くの楽しい時間を過ごさせてもらいました。
平日に遊びに行ったら、天気も悪く、カラオケ客が僕一人だけなんてこともありました。
早じまいされても文句の言えないところ、ビートルズの「ホワイト・アルバム」を結局一人で最後まで全曲歌わせてもらったこともありました。
マスターは、嫌な顔ひとつしないで、付き合ってくれましたね。
ありがとうございました。
マスター。お元気で。
それでは、最後のBruce でのパフォーマンス!
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