カラオケ・キャンディーズ
四連休はしっかりと畑で仕事をしましたので、本日は雨ということもあり、畑に行くのは取り止めにして、自宅カラオケ。
年甲斐もなく、キャンディーズを歌っておりました。
いやあ、なつかしい。
楽しかったですね。
キャンディーズは今までも、カラオケで歌った記憶はあまりなかったので、いきなり歌えるものかと思っていたら、案外覚えているものです。
結構スラスラ歌えました。
キャンディーズの解散は、1978年。
その前年に、メンバーが「普通の女の子に戻りたい!」を絶叫した、あの衝撃的な解散宣言がありました。
キャンディーズの人気は、これでさらに火がつき、後楽園での解散コンサートは、5万5000人の熱狂的なファンが集まり、ニュースでも報道されていました。
もはや、社会現象でしたね。
この年は、こちらもすでに大学生になっており、洋楽やニュー・ミュージックへと音楽的嗜好はシフトしており、アイドル歌謡はとっくに卒業していましたが、なぜかキャンディーズだけは、別格でした。
子供の頃から見ていたドリフターズの「8時だよ!全員集合」のマスコットガールだったこともあったかもしれません。
それから、彼女達が出演していたバラエティ番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」の影響は大きかった。
この番組で、彼女達は、伊藤四郎や小松政夫といった芸達者を向こうに回して、堂々とコントもこなしていました。
これがまたセンス抜群。面白いのなんの。
「私たちには、時間がないのよ!」「ウン!」
なんて、現実の自分達もしっかりネタにしてましたっけ。
こんなアイドルは、ちょっといなかったなあ。
ちょっと遅れてデビューした、ピンクレディには、レコードのセールスは及びませんでしたが、彼女達には、キャンディーズのような芸域の広さはありませんでした。
僕の世代も含めて、ファン達の熱狂度は、断然キャンディーズの方に軍配が上がっていたような気がします。
僕のアイドル歴は、ピンキーとキラーズの今陽子から始まります。
それから、黛ジュン。そして、天地真理と続きます。
しかし、いずれも人気の下降とともに、こちらの熱も自然消滅。
あとで、ちょっと苦い思いをするのですが、実はこの三人ともポルノ映画に出演しているんですね。
もちろん、その手の映画は、僕もさんざん見てきましたが、さすがに、自分のアイドルだった彼女達のポルノ作品は、見られなかったなあ。
そこへいくと、キャンディーズの幕引きは見事でした。
とにかく、人気絶超でしたからね。
後楽園球場の解散コンサートにこそ行っておりませんが、テレビ中継はもちろん見ています。
ライブ盤を買った友人から、カセットに録音させてもらい、それは何度か聞来ました。(せこい!)
彼女達は、この解散コンサートの最後に、万感の想いを込めて「つばさ」を歌うのですが、この歌の中の伊藤蘭のセリフで、不覚にも涙した記憶があります。
彼女達の解散と、子供時代を卒業して、大人の入り口に立っていた自分が、なんだか妙にシンクロしていたような気がします。
彼女達のこの幕の引き方は、間違いなく山口百恵にも、今のAKBたちにも、確実に影響を与えていますね。
では、自分にとって最後のアイドルとなったキャンディーズのカラオケ・ヒット・パレード!
比較的上手く歌えたものを5曲ほど。
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