彼らを初めて意識したのは、”Kiss On My List”でしね。
当時の洋楽フリーク御用達番組「ベスト・ヒットUSA」で、初めて聞きました。
小林克也の名調子で紹介されたこの曲のなんとカッコイイよかったことよ。
イントロのシンセドラムを聴いた時、まさにこれこそ80年代のロックだと、胸躍ったものでした。
これに続くのが”You Make My Dreams”。
これにもやられて、この2曲がフューチャーされた彼らのアルバム”Voices”は、なんとか手に入れねばと、当時ちょうど巷に登場し始めていたレンタル・レコード屋に飛び込みましたね。
もうこの頃には、レコードは買うものではなく、借りて録音して聞くもの。
そう決めていました。
彼らのこのアルバムは、とにかく聴きまくりました。
「SMULE」のリストにあって自分が覚えていたのはこの3曲。
You Make My Dreams
You've Lost That Lovin' Feeling
そして、大ブレイクした彼らが、次に出したアルバムが「Private Eyes」。
これも粒揃いの曲が詰まった名アルバムでした。
このアルバムからは、以下の3曲。
I Can’t Go For That (No Can Do)
“I Can’t Go For That”などは、ソウルのチャートにも登場したブラック・テイストな曲です。
ダリル・ホールは、子供の頃からR&Bやソウル・ミュージックに親しんでおり、ブラック・ミュージックのアーティストとも親交を深めてしています。
ダリルはよく「Blue-Eyed Soul 」などと言われたりしますが、彼自身はこの言われ方は、あまりお気に召していないようです。
次のアルバム「H2O」は、彼らのアルバムの中では、1番のビッグ・セールスになっていますが、ここからは2曲。
そして、オリジナル・アルバムは、「Big Bam Boom」「Ooh Yeah!」と続きますが、個人的には、この辺りから怪しくなってきます。
彼らは、「Voices」のブレイクの前に、実は10枚以上のアルバムをリリースしています。
それを全部聞いてはいませんが、この中に個人的なお気に入りが一枚あります。
「Daryl Hall & John Oates」という1975年のアルバム。
邦題は「サラ・スマイル」。
同名のシングル・カットもリリースされましたが、僕が唸ったのはこの曲。
これは、どうしても歌いたかったので、自分でOCを作って「SMULE」にアップしました。
そして、こちら。
これも名曲ですね。
サラは、当時のダリル・ホールの彼女で、彼のヒット曲の多くを作詞した女性です。
宇崎竜童と阿木 燿子のような関係でしょうか。
ホール&オーツの覚えていそうな曲は、この際、全部歌ってやろうと思いましたが、やってみるとなんとか覚えていたのは、この10曲でした。
いやあ、あんなに聞いていたのに、こんなもんかとガックリ。
ある意味では、カラオケは、記憶力のリハビリですね。
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