砂時計
我が家には、砂時計の3分計があります。
購入したのは、去年でしたね。
どうして、これが欲しかったのかと申しますと、ハーブ・ティーを飲み始めたからです。
百姓ですから、もちろん、ハーブはすべて、畑で育てたもの。
この時期は、もちろんフレッシュ・ハーブはないのですが、収穫したハーブは、部屋の中に吊るしておきますと、1ヶ月も経つとドライ・ハーブになります。
これが相当量になりますので、お客さんが来た時のお土産にしたりしています。
もうすぐ今シーズンの、ハーブを植える時期になりますが、去年のものは、真空パックにしていますので、まだまだ在庫は充分。
ハーブは、細かく刻んで、ティーポットに入れて、煎じて飲むのですが、熱湯を注いで待つ時間がおよそ3分。
この3分を計るのに、この砂時計がいいと思ってしまったわけです。
ティーポットがハーブ色に染まっていく隣に、砂時計のピンクの砂が、サラサラと落ちている。
なんかそれだけで、ハーブ・ティーが美味しくいただけるような気がするじゃないですか。
しかし、早速購入しようと思って、ハタと固まってしまいました。
「ん? 砂時計って、どこで売ってるの?」
そうなんです。一体どこで売っているのかちょっと検討がつきませんでした。
コンビニにはない。カインズ・ホームにはない(ポイント・カードを持っていますので)。
雑貨屋なんて近くにない。東急ハンズは遠い。もちろん、時計屋に置いてあるわけがない。
こうなると、やはりAmazon ということになります。
ニーズが希少で、もはや店頭販売はあり得ないという商品は、今やAmazon の独壇場。
こういうものが欲しい時には、やはり便利ですね。
さて、せっかく購入した砂時計です。
ハーブを煎じる時間を計るのに使うだけではもったいない。
購入したものは、使い倒すというのが、昔からの流儀です。
何か、他の使い道はないか考えてみました。
すぐに、思いつくのはやはり、カップラーメンを食べる時。
「3分間待つのだぞ。」というわけですが、考えてみると、自炊している百姓としては、カップ麺を家で食べる機会はほぼ無くなりました。
レトルート・カレーも3分ですが、これもほぼ買いません。
料理はしますが、天ぷらやコロッケを揚げる時間、お好み焼きをひっくり返す時間は微妙に3分ジャストではない。
やはり、ハーブ・ティのお供しかないと諦めかけて、突然思い出しました。
3分間といえば、我らがウルトラマンのカラータイマーが点滅し終わってしまう時間ではないですか。
確かに、ウルトラマンをテレビにかじりついてみていた小学生時代に、思っていた疑問がこれでした。
「いや、絶対にウルトラマンは、地球上で3分間以上生きている。」
我が家には、自慢ではありませんが、初代ウルトラマンなら、すべてDVDで揃っています。
早速代表的な4話を取り上げて、砂時計3分チェックをしてみました。
ハヤタ隊員がベーターカプセルをかざして変身してから、シュワッチと飛び去るまでの時間です。
「ウルトラ作戦第1号」 ベムラー登場 アウト! (3分16秒)
「大爆発5秒前」 ラゴン登場 セーフ! (2分50秒)
「沿岸警備司令」 ゲスラ登場 アウト! (3分12秒)
「怪獣無法地帯」 レッドキング、ピグモン登場 セーフ! (1分49秒)
あらまあ。
予想に反して、結構正確でしたね。
もっと、長い時間怪獣と戦っている印象でした。
これなら合格範囲でしょうか。
ちなみに、残り時間30秒から鳴りだすと覚えていたカラー・タイマーはほとんど、1分も過ぎたらピコピコ鳴ってました。
さて、砂時計ですが、ちょっと検索してみたら、ニトリで売っていることが判明しました。
写真を見ましたが、ちょっとオシャレすぎ。
ハーブのお供なら、我が家の700円の、砂時計の方が相性が良さそうです。
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