さて、収穫のシーズンを迎えました。
春に植えた苗が、続々とたわわな実をつけ始めました。
ハーブたちは、実はつけませんが、葉の色艶もよく、いい香りを漂わせています。
この時期になると、畑からは目が離せません。
それでは収穫された野菜やハーブを一気に紹介いたしましょう。
まずこちらはハーブ。
レモンバームです。
鼻を近づけると、漂うレモンの香り。
この葉で、おいしいハーブティが飲めます。
これは、バジルです。
去年よりも多めに植えました。
今年はこれを、ジェノベーゼにする予定。
これはツルインゲン。
この大きさになればもう収穫OK。
これよりも大きくなってくると、実は自分の重さに耐えられないで、どんどんと落ちてしまいます。
去年は、うまくタイミングが合わず、かなり落としてしまいましたが、今年はしっかり収穫する予定。
これもハーブ。
カモマイルです。
カモマイルは、今回2種類植えましたが、こちらはジャーマンカモマイル。
この花の蕾から、甘い香りが漂います。
とてもおいしいハーブティが飲めます。
さて、こちらのビックサイズは、どちらともズッキーニ。
彼らは、畑のやんちゃボーイ。
ちよっと目が離せません。
蕾が付いたかと思うと、あっという間にビッグサイズに成長します。
スーパーに並ぶズッキーニとは、比べ物にならないくらい大きくなります。
さて、このビッグサイズはズッキーニではありません。
キュウリです。
こちらは普通サイズのキュウリ。
それでも、スーパーに並ぶ野菜よりは大きいですね。
前2シーズンは、キュウリは不調でした。
葉もすぐに枯れて来てしまい、実の数も少なく、形も歪なものばかり。
このあたりの畑をやっている方にお聞きしても、やはりキュウリでの出来はよくないとのこと。
土との相性なのか、病気なのか、原因は判りませんが、あまり芳しくなかった。
しかし、植えるエリアもいろいろと変えて挑んだ今シーズン。
明らかに、前シーズンとは、違う成長を見せてくれました。
ツルの伸び具合、葉のつき方、色艶ともに好調。
案の定こんなたわわな実をつけ始めました。
今年は期待できそうでキュウリです。
これはハーブ。
スペアミントですね。
去年は、オレンジミントやグレープフルーツミントペパーミントなど、いろいろな種類のミントを植えましたが、今年は、一番できもよく、一番香りが漂うこのスペアミントだけにしました。
僕は、ハーブの中ではこの香りが一番好きです。
採れたての生葉でいただくハープティは、格別に美味しいのですが、今年は、これをどう家に持ち帰って保存するかがテーマ。
いろいろと試してみます。
さて、これはトマト。
大玉の桃太郎よりも先に、プチトマトの実が色づき始めました。
赤い方はレッドチェリー。
黄色い方は、うす皮ミニトマトキラーズ。
トマトは、収穫時期になると、突っつきにやってくる鳥たちとの争い。
こにくらしいくらい、完熟したばかりのトマトを狙ってきます。
これは、その鳥被害に会う前に収穫出来ました。
そして、トマトも完熟すると、ドンドン落ちてしまいます。
ですから、収穫のタイミングが大事。
毎日マメに畑に通えれば、そのタイミングは逃さないのですが、これは仕事をしながらの畑管理ですのでなかなか難しいところ。
まあ、鳥も食べに来るほど、おいしいトマトにはなっているということですが。
低い位置で下から突っつかれているのはキジです。
その他、ハクビシン、イノシシなどいろいろな動物たちが、出来たての畑の野菜を虎視眈々と狙っています。
さて、この可愛い野菜は、これでカボチャです。
ミニカボチャのプッツィーニ。
これは、このサイズと形を活かして、ケーキなどの食材に使うと映える野菜。
これは、会社の女性スタッフにあげてしまうつもり。
子供たちは喜ぶかもしれません。
さて、反対にこのビッグサイズは、キュウリです。
こちらは、先ほどのキュウリとは違う品種。
加賀太キュウリです。
先ほどのキュウリもデカかったですが、こちらは、もともと大きなサイズになる品種。
ちょっと見ると、ズッキーニかなと見間違えてしまいますが、ちゃんとしたキュウリです。
包丁を入れると、とても瑞々しい。
味もキュウリと一緒です。
加賀野菜は、これ以外にも、今シーズンは、いくつか挑戦しましたがとてもユニークです。
さて、このユニークな形の野菜。
これはカボチャです。
ラグビーボールの形になるカボチャということで、面白そうなので定植してみました。
ロロンという品種。
畑の中で、僕が担当しているエリアには、こういう変わり種野菜を多く定植してあります。
根が好奇心旺盛ですので、定番野菜は、師匠たちのエリアで栽培。
実験的な野菜は、僕が担当。
そんな役割分担です。
ですから、失敗も多くありますが、このロロンは成功した例です。
さて、このころりんと丸いのは茄子です。
こちらは、京野菜の品種。
加茂ナスです。
京都の人には、比較的おっとりして、性格も丸い方が多い印象ですが、ナスが丸いのも、そんなお土地柄?
こちらは白ナス。
白いだけで、普通のナスよりもちょっと高級感がありますね。
八百屋で見かけた白ナスは、実際に普通のナスよりもちょっと高めの値段設定でした。
これも、店に並べられているものよりも、はるかに大きくなって収穫です。
さあ、こちらはメロンです。
メロンは難しいからやめた方がいいよと言われていたのですが、ダメもとで植えてみました。
2品種植えましたが、こちらの品種は、スウィートミニメロン。
なりは小さいのですが、これはとても甘いメロンに成長しました。
しかも思ったより、大量に収穫出来て、うれしい悲鳴。
あちこちに配りましたが、それでも余るので、持ち帰り、冷蔵庫で冷やして、デザートに一個ずついただいております。
こちらは、ゴーヤです。
ゴーヤはツル系の野菜で、成長してくると、アーチをすっぽり囲んで、見事なグリーンカーテンが出来ます。
夏の昼下がりは、その中でゴロリンとして、昼寝をするととてもリラックスできますね。
ゴーヤの収穫は、これからが旬になりますが、これは成り始めた最初の一本。
なかなか好調です。
これは、ピーマンです。
これも、予想以上に大きく実りました。
色艶ともに文句なし。
僕は、ピーマンが好きですので、苗も多めに定植しています。
さて、これはジャガイモ。
畝も三本半使って、今シーズンでは一番大量に定植したのがジャガイモ。
師匠曰く、今回は、「いまいち」という出来だそうですが、それは食べられないということではありません。
もちろん、おいしくないという訳でもない。
あくまで、形とサイズの問題。
緑の部分は、食べられないのですが、それが少々多く見受けられはしましたが、それでもその部分は切り取ってしまえば問題なし。
ジャガイモは期待していまた。
もう僕には、このジャガイモが、ポテトサラダやコロッケに見えてしまいます。
ちんちくりんのミニサイズでも、素揚げにして食べれば絶品。
これは、一粒たりともおろそかにせず、胃袋に納めますよ。
これは、いまのところ、ナスの品種の中では、一番絶好調の米ナス。
「コメナス」と読んでいましたが、これで「ベイナス」読むそうです。
これも、うれしくなるくらいのビックサイズ。
サニーレタスとリーフレタスです。
これは、春に植えた野菜の中で、一番早く収穫できます。
どちらも、外側から葉を向いていきます。
採れたては、すぐに食卓へ。
たくさん採れていますので、ドレッシングを各種揃えて、毎食いただいています。
いくら食べても太らないのがレタスです。
これはトルコ白ナス。
さきほどの、白ナスとは違う品種ですが、元気に実をつけています。
その他、収穫を迎えている野菜は目白押し。
楽しみな夏です。