少年時代に見た、コワーイ映像ばかりあげてきておりますので、ここらでちょいと最近見た映画の中からセレクトして見ることにします。
映画を見て、「身の毛もよだつ」だとか、「夜も眠れない」ほど怖がるということは、さすがに50歳にも手が届こうという年齢になってきますと、そうはくなりましたが、それでも、ちゃんと「ゾクッ」とした映画ならば、いくつかはあります。
今回ご紹介するのは、最近とはいっても1999年。
その映画の名は、「降霊」。
ちょいと昔くらいでしょうか。
それは、少女誘拐事件に便乗し、有名になろうとした霊能力を持つ主婦とその夫の破滅を描いたホラー。
監督は「回路」の黒沢清。
主演は、黒沢映画の常連の役所広司と風吹ジュン。
効果音技師の克彦と純子の夫婦は、郊外の一軒家につつましくも幸せに暮らしていました。
しかし、純子には“霊"を感じる特殊な力があったんですね。
ある日、少女誘拐事件が発生しました。
だが、身代金受け渡しに失敗した犯人は逃走中に事故で意識不明となり、少女も行方不明となってしまいます。
そんな折、純子の力に興味を持つ大学院生・早坂を通して、警察が彼女に協力を求めてきて・・・
まあ、ヤボといわれたくないので、あまりあらすじは説明しないことにします。
とにかく、この監督の映像には、常に「新しい映像的試み」が仕掛けてあって、眼が離せません。
この映画で、ドキリとさせられたのは2場面。
悪霊に取り付かれた男を、霊がおっかけて、レストランをスッと横切るシーン。
霊だから、足がありません。
ちょっと間違えば、ギャグすれすれの際どい恐怖シーン。
映画を見て、「身の毛もよだつ」だとか、「夜も眠れない」ほど怖がるということは、さすがに50歳にも手が届こうという年齢になってきますと、そうはくなりましたが、それでも、ちゃんと「ゾクッ」とした映画ならば、いくつかはあります。
今回ご紹介するのは、最近とはいっても1999年。
その映画の名は、「降霊」。
ちょいと昔くらいでしょうか。
それは、少女誘拐事件に便乗し、有名になろうとした霊能力を持つ主婦とその夫の破滅を描いたホラー。
監督は「回路」の黒沢清。
主演は、黒沢映画の常連の役所広司と風吹ジュン。
効果音技師の克彦と純子の夫婦は、郊外の一軒家につつましくも幸せに暮らしていました。
しかし、純子には“霊"を感じる特殊な力があったんですね。
ある日、少女誘拐事件が発生しました。
だが、身代金受け渡しに失敗した犯人は逃走中に事故で意識不明となり、少女も行方不明となってしまいます。
そんな折、純子の力に興味を持つ大学院生・早坂を通して、警察が彼女に協力を求めてきて・・・
まあ、ヤボといわれたくないので、あまりあらすじは説明しないことにします。
とにかく、この監督の映像には、常に「新しい映像的試み」が仕掛けてあって、眼が離せません。
この映画で、ドキリとさせられたのは2場面。
悪霊に取り付かれた男を、霊がおっかけて、レストランをスッと横切るシーン。
霊だから、足がありません。
ちょっと間違えば、ギャグすれすれの際どい恐怖シーン。
それからオープンカフェで、向かい合って語り合っている夫婦。
夫がふと見上げると、妻の肩口から、手が・・・・
この両場面とも、白昼堂々と言うところがミソ。
真昼間の幽霊というあたりに、この監督のこだわりがあったかもしれません。
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