ポータブルDVD

さて、運送会社勤務の身としては、あまり大きな声ではいえないのですが、通勤往復のマイカーの中が、ＤＶＤシアターになっているということは、何度か書いております。

近くのレンタルショップで、ＤＶＤ貸出し半額デイが月に何回かありまして、ここでまとめ借りしたものを、セコセコと鑑賞しておりますね。

僕の愛車はトヨタのVOXYですが、純正カーナビでも、DVD鑑賞はできます。
しかし、車のカーナビは、運転席の中央に埋まっておりまして、ここに目をやりながらの鑑賞は、どうしても前方の確認がおろそかになり、非常にあぶない。

そこで、 DVD鑑賞は、純正のカーナビのオプションは使用せず、ハンドル前方のダッシュボードの上に、前方の視界をを確保しながら、ＤＶＤの画面が見れるように、わざわざこれ専用のポータブルＤＶＤプレイヤーを購入してセッティングしております。（それでも危いことは危ないのですが）

そして、音声。
やはり、映画ですから、臨場感は大切。
これは、ポータブルプレイヤーのスピーカーではこころもとないので、ＦＭトランスミッターを購入。
ＦＭラジオに音声を飛ばして、車のスピーカーで聞いております。

そんなことを、もうかれこれ1年近くも続けているのですが、このポータブルＤＶＤプレイヤーでは、解消できないでいたストレスがひとつ。

レジューム機能です。

これは、メモリー機能とも呼ばれていますね。
要するに、前回どこまで再生していたかを、プレーヤーが覚えておく機能のことです。
この機能があると、次回再生する際には、最初からではなく前回見ていたところから再生され、早送りなどの操作をする必要ないというわけです。

読書にたとえれば、「しおりをはさむ」状態にあたる機能と申しましょうか。

映画をみながら通勤する約1時間の道中。
特に帰宅時などは、途中でコンビニに寄りいの、スタンドに寄りいの、ファミレスに寄りいので、車のエンジンは当然その度に止めなければなりません。
そうなると、この機能がないプレイヤーでは、エンジンをかける度に、自分が見ていたシーンを、チャプター送りや、早送りなどで、いちいち探さなければなりません。

これが、意外とイライラします。

ポータブルではない部屋置きのプレイヤーでは、あたりまえのレジューム機能が、ポータブルではなかなか装備してある機種がなかったんですね。
もっとも、すべての機種をくまなくチェックしたわけではありません。
7万から8万の上位機種にはあったのかもしれませんが、やはり車のなかで酷使するわけですから、あまりいいのは買えません。
出せても3万円まで。

そんなこんなで、もんもんとしておりましたら、ついにこの価格帯のポータブルＤＶＤプレイヤーで、「レジューム機能」つきというのがでました。

東芝/TOSHIBA　ポータロウ　SD-P71S

http://shop1048.jp/product/product_detail.aspx?pfid=SD-P71S$$36J$$0

３タイプあるうちで、僕が購入したのは、最安値。ワンセグチューナーなしのものです。

店頭価格で、24800円。

それまで使用していた機種も東芝でしたが、蓋が直射日光などで、よれてきてしまって、洗濯ばさみでつままないと、ディスクを読み込まない状態。
いい加減ヘロヘロになってきておりましたので、えーい、ここは、男の子。即買いしてしまいました。
いろいろと出費がかさむシーズンで、最安値とはいっても、財布の中身は、厳しいことは厳しいのですが、なにかと忙しい日々の中では、いまのところ唯一といってもいいエンターテイメントなので、ここは無理をしました。

ちょいと、仕事でひとやま越えたところでしたので、がんばった自分へのご褒美ということですね

先日購入したばかりの、オリンパスのICレコーダーも、このプレイヤーにつなげれば、映画の音声と一緒に音声を聞くことができることも確認。

なかなかいい感じです。

まあ、せいぜい、映画に入り込んで、前の車のお尻にドカーンということのないように、気をつけることにいたしましょう。

さて、今宵は、何を見ながら帰るとしましょうか。