北京オリンピックは、終了いたしましたが、まだ見ていない競技は、山のようにあります。
さて、オリンピックの主役といえば、やはり10代から20代の若者たち。
ボールゲームなど、経験がものを言う競技でも、30代がギリギリでしょうか。
しかし、そんな若者たちに混じって、奮闘した「年長者」も、もちろんオリンピックには参加していました。
ちょっと、気になりまして、「最年長」というキーワードで、北京オリンピックをグーグルしてみました。
すると、参加選手の最年長は、男女とも日本選手団の中にいました。
だいぶ、注目をされていましたから、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
北京五輪・最年長の選手は、馬場馬術の個人戦に出場した、法華津(ほけつ)寛選手。
1次予選35位の成績で、残念ながら、2次予選の進出はなりませんでしたが、彼は今大会の出場選手の中で最年長の67歳。
もちろん「ホケツ」ではなく、正選手としての出場です。
1次予選で、馬場の近くにある大きなスクリーンの映像を嫌って愛馬ウィスパーが馬場を逆走するアクシデントは、ちょっと可哀相でしたね。
颯爽と背筋をのばした、実に姿勢のいい67歳でした。
そして、女子の最年長も、やはりこの馬場馬術の日本選手の中にいました。
御年58歳での女子選手最年長出場を果たしたのは八木三枝子選手。
1日目に出場した彼女は42位で、同じく2次予選にはコマをすすめられませんでした。
最年長選手は、男女とも馬場馬術の選手。
これはこれで、確かにアッパレではあるのですが、やはり、この競技の特殊性はありましょうか。
「身体能力」よりも、「経験値」がものをいう競技だからこその、最年長記録ということはいえるかもしれませんね。
しかし、さらに検索をすすめていると、なんと、こんなに凄い選手がいました。
しかも、競泳競技です。
女子50メートル自由形と400メートルメドレーリレーで銀メダルを手にしたのは、なんと、米競泳史上最年長代表となった41歳のダラ・トーレス。
彼女は四百メートルリレーと合わせて今大会3個の銀メダル。
五輪競泳で男女を通じて、彼女は最年長メダリストとなりました。
身体能力がものをいう、競泳競技で、41歳の選手のこの銀メダルは、アッパレです。
トーレスは、2度の引退から復活した「スーパーマザー」。
1児の母はこう語ります。
「年齢や子育てを理由に、やりたいことをあきらめた中年の人たちを勇気づけられたとしたらうれしい」
今大会50メートル自由形の彼女の記録は自己ベストの24秒07。
金メダルをとったドイツのブリッタ・シュテフェンの記録とはわずか0秒01差。
金メダルを逃した彼女のコメント。
「前夜つめを磨かなければよかった」
(この方、引退時期にはモデルなどもよっておられました)
ちなみに、この種目銅メダルだったキャンベルと、彼女の年齢差は実に25歳。
競泳個人種目で同じ表彰台に立った選手で最も年齢の離れたペアとなりました。
そしてこの表彰の約40分後の400メートルメドレーリレーで最終泳者となったトーレスは、鮮やかに、今期最速タイムをたたき出しました。
恐るべき41歳。
彼女には、素直に拍手喝采ですね。
そうそう、40代のメダリストなら日本にもいました。
今大会ではありませんが、前回アテネ大会のアーチェリーで、銀メダルを獲得した、「中年の星」山本博選手。
彼が当時41歳。
平均年齢22歳の競技者の中に混じって、健闘してくれました姿は、まだ記憶に新しいところ。
しかし、オリンピックのメダル獲得は、やはり40代が限界でしょうか。
こう書いて、ちょっと心配になって、またまたグーグルしてみました。
そうしたら、やはり100年を越えるオリンピックの歴史の中には、もっと凄い人がいましたね。
第7回アントワープ大会(1920年)にスウェーデンの射撃チームの一員として参加したオスカー・スバーン選手が、銀メダルを獲得したときの年齢が、なんと72歳と280日。
ちなみに、彼は、第5回ストックホルム大会の射撃では、見事に金メダルを獲得。
この時の彼の年齢が64歳258日。
おそるべきジイサンがいたものです。
さて、オリンピックの主役といえば、やはり10代から20代の若者たち。
ボールゲームなど、経験がものを言う競技でも、30代がギリギリでしょうか。
しかし、そんな若者たちに混じって、奮闘した「年長者」も、もちろんオリンピックには参加していました。
ちょっと、気になりまして、「最年長」というキーワードで、北京オリンピックをグーグルしてみました。
すると、参加選手の最年長は、男女とも日本選手団の中にいました。
だいぶ、注目をされていましたから、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
北京五輪・最年長の選手は、馬場馬術の個人戦に出場した、法華津(ほけつ)寛選手。
1次予選35位の成績で、残念ながら、2次予選の進出はなりませんでしたが、彼は今大会の出場選手の中で最年長の67歳。
もちろん「ホケツ」ではなく、正選手としての出場です。
1次予選で、馬場の近くにある大きなスクリーンの映像を嫌って愛馬ウィスパーが馬場を逆走するアクシデントは、ちょっと可哀相でしたね。
颯爽と背筋をのばした、実に姿勢のいい67歳でした。
そして、女子の最年長も、やはりこの馬場馬術の日本選手の中にいました。
御年58歳での女子選手最年長出場を果たしたのは八木三枝子選手。
1日目に出場した彼女は42位で、同じく2次予選にはコマをすすめられませんでした。
最年長選手は、男女とも馬場馬術の選手。
これはこれで、確かにアッパレではあるのですが、やはり、この競技の特殊性はありましょうか。
「身体能力」よりも、「経験値」がものをいう競技だからこその、最年長記録ということはいえるかもしれませんね。
しかし、さらに検索をすすめていると、なんと、こんなに凄い選手がいました。
しかも、競泳競技です。
女子50メートル自由形と400メートルメドレーリレーで銀メダルを手にしたのは、なんと、米競泳史上最年長代表となった41歳のダラ・トーレス。
彼女は四百メートルリレーと合わせて今大会3個の銀メダル。
五輪競泳で男女を通じて、彼女は最年長メダリストとなりました。
身体能力がものをいう、競泳競技で、41歳の選手のこの銀メダルは、アッパレです。
トーレスは、2度の引退から復活した「スーパーマザー」。
1児の母はこう語ります。
「年齢や子育てを理由に、やりたいことをあきらめた中年の人たちを勇気づけられたとしたらうれしい」
今大会50メートル自由形の彼女の記録は自己ベストの24秒07。
金メダルをとったドイツのブリッタ・シュテフェンの記録とはわずか0秒01差。
金メダルを逃した彼女のコメント。
「前夜つめを磨かなければよかった」
(この方、引退時期にはモデルなどもよっておられました)
ちなみに、この種目銅メダルだったキャンベルと、彼女の年齢差は実に25歳。
競泳個人種目で同じ表彰台に立った選手で最も年齢の離れたペアとなりました。
そしてこの表彰の約40分後の400メートルメドレーリレーで最終泳者となったトーレスは、鮮やかに、今期最速タイムをたたき出しました。
恐るべき41歳。
彼女には、素直に拍手喝采ですね。
そうそう、40代のメダリストなら日本にもいました。
今大会ではありませんが、前回アテネ大会のアーチェリーで、銀メダルを獲得した、「中年の星」山本博選手。
彼が当時41歳。
平均年齢22歳の競技者の中に混じって、健闘してくれました姿は、まだ記憶に新しいところ。
しかし、オリンピックのメダル獲得は、やはり40代が限界でしょうか。
こう書いて、ちょっと心配になって、またまたグーグルしてみました。
そうしたら、やはり100年を越えるオリンピックの歴史の中には、もっと凄い人がいましたね。
第7回アントワープ大会(1920年)にスウェーデンの射撃チームの一員として参加したオスカー・スバーン選手が、銀メダルを獲得したときの年齢が、なんと72歳と280日。
ちなみに、彼は、第5回ストックホルム大会の射撃では、見事に金メダルを獲得。
この時の彼の年齢が64歳258日。
おそるべきジイサンがいたものです。
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