僕は、そのハンドルネームからもおわかりいただけるように、
ことスケベにかけては年季が入っています。
そのことは、僕を知る人ならば、ほぼみんな納得していてくれているのですが、
それを知っている友人に、こう言われてしまいました。
「そうは言うけど、お前のブログは、全然スケベじゃないぞ。」
なるほど、言われてみれば、僕のブログは、自分の趣味の世界を、
ほぼ自己満足的に、あれやこれやと紹介はしてはいますが、確かに、エロネタはない。
自分でも、意識して書いた記憶も確かにありません。
まあ、僕のエロネタをこういう場で紹介しても、公序良俗に反するといわれて、
ドン引きされるのがオチですから、無意識的にあえて避けていたのでしょう。
巨乳熟女のDVDの在庫が数百枚あるとか、「洗濯屋けんちゃん」のビデオを
いまだに持っているとかを、ブログで書いても、面白くもなんともないのは確か。
しかし、ブログのタイトルに、「sukebezizyの華麗なる日々」と、スケベオヤジであることを
うたっているのに、カッコをつけてると思われるのも心外。
ならば、数ある在庫を引っ張り出してきて、アダルトビデオ黎明期からのAV女優の
変遷を語ってもいいのですが、それよりは、そのもっと先のルーツを辿ってみようかと
いう気になりました。
もちろん世代的には、アダルトビデオ以前の和洋ポルノ映画は、学生時代に、
あびるほど見ています。
白状しておきますが、僕がはじめて見たポルノ映画は、「秘密ポルノ放送/ダーティ・サリー」
当時日本でも人気が高かったシャロン・ケリー主演の1973年の作品。
忘れもしない中学3年のときでした。
サングラスとマスクで顔を隠して、心臓が破裂しそうなくらいバクバクさせながら、
大宮の映画館に潜入。
ほぼ、1日かけて、2回か3回か見たのを覚えています。
その時の、映画館の匂いまで、覚えていますね。
そして、そこから、はじまって、にっかつロマン・ポルノはもちろんなのこと、独立系のピンク映画も
散々見まくりました。
今は、その頃に見た作品もチラリホラリと、DVDになって発売されていますが、
「ヘアー無修正版」とか「完全版」とかになっているオリジナル版をみても、なぜか
違和感があったのは。おそらく、あの頃の映画館で見たバージョンは、フィルムを
ほとんど原形をとどめないくらい編集してあったからでしょう。
あのメチャクチャな編集の向こう側を、映画館の暗闇の中で、妄想するという淫靡な楽しみも
あったということです。
サンドラ・ジュリアンとか、クリスチナリンドバーグといったポルノ女優が来日すれば、
「11PM」では、特集もしてくれましたし、深夜情報番組は、まだインターネットなどなかった時代ですから、
今よりも、はるかにエロい情報を、僕たちに提供してくれていました。
彼女たちは、日本でのウケがいいと見るや、来日して、東映映画にも出演しています。
サンドラは、
「徳川セックス禁止令/色情大名」
「現代ポルノ伝 先天性淫婦」
クリスチナは、
「ポルノの女王 にっぽんSEX旅行」
もちろん、そのあたりも、スケベオヤジとしては、すべて学生時代の映画館行脚で、すべてチェックしています。
そんなわけで、ティーンエイジャー、そして20代の頃と、およそ日本で見られる、
スケベ系の作品は、片っ端から見ているのですが、実は、、それがどんな作品だったかと
聞かれると覚えているものは意外と少ない。
エッチ系の映画は、もちろん、そのエッチなシーンがウリなわけで、
製作する側も、手を変え品を変え、いろいろな作品を提供してくれるのですが、
もちろん、映画館の中では、それなりに興奮して入るはずなのですが、
はて、映画のシーンとして、記憶に残っているものがあるかというと、これがほとんどないんですね。
まあ、要するに見過ぎて、ゴチャゴチャになっているのでしょう。
しかしです。
これが、ポルノ映画以外ならどうか。
これが、実は意外に覚えているんですね。
といいますか、今でも、はっきりと思い出せるような「なまつばごっくん」のシーンというのが、
ほとんど、一般映画の中でのシーンなんですね。
特に、多感で色気盛りで悶々としていた、中学時代に見た、洋画の中に出てくる、
エロいシーンの記憶がいまだに鮮烈なことに、50代になってから気がつくわけです。
もちろん、当時の中学生の僕は、そういうシーンがあるという情報を得ている映画、
もしくは、それが期待できる映画ばかりをピックアップして見に行っていたことも事実。
だから、ミュージカルやら、ディズニー映画なんて、ほとんど、まず見ておりませんね。
貴重なお小遣いを、そんな健全でつまらない映画の鑑賞に使えるかという話です。
というわけで、前置きが長くなりましたが、僕の記憶の中に今も鮮烈に残っている
洋画の中の「なまつばごっくん」のシーンを、拙い僕のイラストと共に紹介していくことにします。
ここでやっと、スケベオヤジの面目躍如。
今までは、確かに冠に偽りあり。
てなわけで、この企画の書き込みでは、このロゴを使わせていただくことにします。
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