さて、5月最後の日曜日。
会社の畑へやってまいりました。
朝畑に来て、一番最初に目があったのがこのキジ。
意外と動じないやつで、この後、子供のキジもやってきて、隣のフラットになっている畑で運動会をしていました。
お腰につけたキビダンゴをくれとは言われませんでしたね。
さて、今日の主なミッションは、先週同様、草取り。
師匠の奥様も来られて、主に、カボチャやスイカの畑に生えている草をとりました。
こちらの畑はいわゆるタマモノがメインです。
こちらの畑は、生えて来る雑草に野菜が埋まらないように、細かい目のメッシュのシートを敷き、さらにその上に、ネットを張っています。
しかし、この雑草たちの生命力のスゴイこと。
このわずか、1mmもないメッシュの隙間から、生えて来るのは仰天。
移植ゴテみたいなもので、根こそぎ抜きたいところですが、ネットの上からではちぎるしかありません。
このネットがなかったら、この雑草が一面に広がっているのでしょうから、考えればゾッとします。
3人がかりでどうやっても、完璧には雑草を除去することは不可能なのは歴然なのですが、無理だからといって放置プレイにすると野菜もそういうものになってしまうとのこと。
完全には出来なくとも、出来るところまではやる。
僕などは、ゴールから逆算して、出来ないものは勝手に諦めてしまうようなところがありますが、野菜作りはやったことだけは、出来た野菜の結果に現れる。
そういうことのようですね。
まさに「手入れ」です。
要するに、農作業に、完全はないわけですから、こちらが出来るところまでの折り合いをどうつけていくか。
そういうことになってくるようです。
そうそう、スギナです。
この畑の天敵スギナは、今回は師匠がネットで調べたスギナだけに効くという除草剤を試しています。
一本一本のスギナに、スプレーで除草剤をかけていくのですから、これもけっこうホネの折れる作業。
しかし、その効果はだんだんと出てきていますね。
こんなかんじ。
さて、今回は収穫オーケーの野菜がボチボチと出てきました。
まず一番ビックリしたのがズッキーニ。
先週は、見事な黄色い花が咲いておもわずパチリとしましたが、たった一週間で、こんな見事なズッキーニの実になりました。
何種類か植えたズッキーニのうち、これはズッキーニロマネスコ。
カインズホームへ苗を買いに行った時に、僕がチョイスしたものでしたので感慨もひとしお。
お持ち帰りゴーの許可もいただきましてニンマリ。
ブロッコリーもいいかんじで、大きく育ってきてこれも食べごろになりました。
ブロッコリーの葉には、よくみるとアオムシがくっついています。
「こいつがつかないようじゃ、ロクなプロッコリーじゃない。」
とは師匠の弁。
ということで、この場で、僕の長靴のしたで悶絶したアオムシは3匹。
それからキュウリです。
下の葉っぱのほうが枯れてきて、元気がないと心配していたキュウリですが、かなり復活してきました。
よく見ると、下の方に、立派なキュウリがブラ下がってきました。
中には、こんなにへそを曲げたキュウリもあります。
しかし、スーパーに並ぶ必要のないこのキュウリは、こんなカタチでも我が畑では全然オーケー。
これも持って帰っていいとのことで、頂きました。
先っぽに、花の名残がちょこんと残っています。
それから大葉。
これも収穫オーケー。
それから、スナップエンドウにも、立派な大ぶりのサヤがいくつもぶら下がっていました。
それから、収穫はまだですが、実が成り始めているものもチラホラ。
例えば、トマト。
今回の畑には、トマトの品評会が出来るくらい、いろいろな大きさのいろいろな品種が植えられていますが、たとえばこんなかんじ。
まだ、青いですが、かたちは段々とトマトです。
これは、ズッキーニのサマーボール。
スイカもだんだんとタマが大きくなってきました。
ある程度の大きさになると、ひとつひとつのタマに、枕をあてがいます。
そして、スイカ好きのウリハムシを見かけたら、すぐに撃退。
それから、ちょとピンぼけですが、これはナス。
ナスもトマトに負けず劣らず、いろいろな品種が植えられています。
オタンコナスなんていうのもありますが、これは観賞用とのこと。
ということで、本日のお持ち帰り野菜はこちら。
一目散に家に帰って、本日採れたての野菜で作った料理がこちら。
これは、大葉をごま油に浸して、塩コショーしたものをフリーザーバッグに入れてもんだもの。
レシピによれば、これに白ゴマがあればもっといいとのこと。
「大葉のごま油漬け」
これはズッキーニのソテー。
オリーブオイルで炒めて、塩コショーしただけのシンプルなもの。
これはサラダ。
先週採ってきたレタスに、あのひん曲がったキュウリと茹でたブロッコリー。
かけたのは胡麻のドレッシング。
スナップエンドウは、味噌汁の具。
というわけで本日の夕食は、本日採ってきた野菜のみのメニューで、プチ自給自足達成。
どれもやっつけで作ったものばかりで、もっと美味しい食べ方はあるのでしょうが、僕としてはこれでも大満足でした。
とにかく、新鮮であるということがどれだけ贅沢なことか。
これからの収穫が楽しみになってきました。
では最後に、本日採れたての野菜を食べた感想。当然のことながら、
「うめ~っ。」
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