あいにくの雨でしたが、福島県の湯川村に行ってきました。
今回のメインは、古民家の空き家巡り。
この村は、福島県の人口3000人程度の小さな村。
以前から「終の住処」は、古民家と決めています。
先週行った金山町もそうでしたが、高齢者がお子さんの家に同居するとか、高齢者施設に入居するという理由で、住んでいた家が空き家になるケースが多いそうです。
この湯川村には、空き家自体は、60件以上あるそうですが、所有者の了承を得て、なんとか紹介できるのが13件ほど。
それ以外は、かなり荒れていて、放置されたままなのだそうです。
役場で、リストの写真を見せていただいて、それを元に8件ほど案内していただきました。
大家さんの立会いがないと、内見はできませんので、本日は残念ながら家周りだけ。
来てみてわかったことですが、この村の空き家は、先週行った金山町の空き家とは、かなり趣が違いました。
ちなみに、この湯川村は、面積4キロ四方の福島県で一番小さな村です。
農業のほとんどは、米作り。
金山町とは違い、村は盆地の中にあり、山がありません。
すべて広い平地。
そのほとんどがお米をつくている水田でした。
水稲農家となると、大規模にやらないと商売にはなりません。
それを反映しているかのように、今回紹介していただいた空き家は、みんなかなりビックサイズ。
蔵や離れなどもあり、家の入り口には立派な門構え。
大家族で住んでいたと思われる家ばかりでした。
ちょっと、独り身の老人には、持て余しそうな物件ばかり。
金山町の、こじんまりした空き家とは、様子が違いましたね。
大きくて広いのはいいのですが、値段も高そうですし、購入後の修繕費も、そこそこかかりそう。
役場の担当の方には、雨の中を案内していただきましたが、ちょっとイメージが違いました。
それほどの、退職金をもらえるわけではありませんから、もちろん立派な家は買えません。
新築すれば、村からは、かなりの補助金が下りるという話ですが、そのつもりもない。
やはり、「終の住処」は、こじんまりした、田舎の素朴な味わいの古民家が理想。
一応僕の頭の中には、「理想形」のイメージがあるので、やはりそこからはあまり脱線したくない。
これは、まだまだみて回る必要があります。
どこかにきっとある!
待ってろよ。
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