夜半に関東を直撃した台風15号。
百姓をやっておりますと、やはりその後が心配になります。
台風一過、フェーン現象で、真夏に逆戻りした午後の畑。
吹き出す汗をぬぐいつつ、被害状況をチェック。
一番上の写真。
大きく伸びたレモングラスが、そっくり返っていました。
でも、これは、傾いた側から収穫していけば問題なさそう。
その下は、植えたばかりのネギ。
土寄せをする前に、やられてしまいましたが、これはまた並び直せば大丈夫そう。
その下は茄子。
傾いてはいましたが、張ってあった紐で支えられて、実には影響なし。
その下のトマトは、枝を何本かやられましたが、支柱に誘引し直してセーフ。
その下、モロヘイヤも、だいぶなぎ倒されかかっていましたが、同じく周囲に巡らせた紐が支えて、倒れるまでには至らず。
長芋は、ネットごとなぎ倒されていましたが、支柱を挿し直して、ロープで縛ってリカバリー。
芋は土の下ですので影響なし。
被害はそんなところでしたが、長芋の隣の畝の里芋だけは、台風の雨風で、水分をバッチリ補給して、急激に大きくなっていました。
まあ、こういうこともあります。
ということで、本日はカボチャと冬瓜を撤収。
大きく育った実は収穫。
ブータンに行く前に、定植していったキャベツと白菜は、虫にやられてダメでしたが、キュウリは頑張ってくれています。
ブロッコリーと、カリフラワーは、定植後のフォローがほぼ出来ませんでしたので、状況は微妙。
もう少し様子を見ます。
そうそう、台風被害ではありませんが、今年のスイカは、ほぼハクビシンにやられっぱなし。
我々も、獣害対策で、電気ロープを張らないとダメかも。
とにかく、8月の後半からは、ブータン旅行、福島農業視察と重なり、帰ってきてからは動画の編集。
そして、送別会の仕込みなどなど。
これで、ほぼ畑に行けなかったのですが、野菜たちは正直です。
申し訳ない。さて、ここで仕切り直し。
秋から冬の収穫に向けて、体制を整え直します。
今週は、頑張って百姓やります。
道楽農業は、やはりまだまだ甘い。
プロの農家の仕事を、これからたっぷりと勉強して、いっぱしの百姓にならねば。
その前に、まずは、やっぱり草むしり!
コメント