今年は8月にまでずれ込んでしまいましたが、毎シーズン梅雨明け後は、フリー系の素人百姓としては、野良仕事の時間帯を早朝にズラすことにしています。
猛暑の中での作業は、当然ながら作業効率も悪く、何より熱中症の心配があるからです。
今までは、家でゆっくりと朝食をとってから畑に出かけて、ランチタイムは取らずに一気に作業して夕方の早めに上がるというスタイルでした。
しかし、梅雨明け後は、午前5時過ぎには畑に到着。
ちゃんと弁当と着替えは用意してきます。
畑でとりあえず、めざましがわりのハーブティを飲んでから、作業にかかります。
畝作りや、マルチ張りは、早朝のまだ暑くならないうちに作業すれば、効率は格段に上がりますね。
それでも、今の時期は、10時にもなればもうピーカン。
長梅雨の間は、ほとんど乾くことのなかった畑が、ここ最近のたった3日間の晴天で、あっという間に乾いてしまいました。
汗が噴き出るような時間帯になったら、百姓は無理をしません。
自宅から畑までは、車で1時間かかりますので、早々家にも戻れません。
作業は中断し、着替えてから、近くのショッピングモールに避難して、早めの昼食。
いろいろ探しましたが、フードコートを撤去、もしくは縮小してしまっているところが多い中、弁当を広げられそうなところは、ここだけでした。
お昼時になっても、それほど人は多くなく「三密」は、回避できる環境。
ここで食事。そして、読書。眠くなればコックリ。
たっぷりと、2時近くまで休憩をとって英気を養います。
日がやや傾いたところで、畑に戻ってもう一仕事。
ちょうど、3月に北海道の酪農牧場で体験させてもらったヘルパーの仕事と、同じ労働時間ですね。
もともとトラックの運転手ですので、朝早いのは、それほど苦になりません。
その分、早く寝ればいいだけの話です。
サマータイムになったところで、直売所には、スイカやカボチャも出品。
この時期は、園芸センターに行っても、野菜の苗はほとんどありません。
秋に収穫する野菜の種はすでに仕入れてありますので、これからは育苗をして、畝に仕込んでいきます。
直売所には、ぼちぼち常連客もつき始めたところ。
「楽しみにしてます」なんて、言われてしまうと、素人なりにも、並べる野菜は切らしたくないと思ってしまいます。
当たり前の話ですが、野菜たちに夏休みはなし。
GO TO キャンペーンなどという、訳の分からない政策に振り回されることなく、百姓はセッセと働かせてもらうことにします。
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