洋楽のカラオケは、SingSnap があるので、問題ないのですが、
やはり洋楽ばかり歌っていると、どうしても日本の歌が、恋しくなってきます。
カラオケ仲間「アラフィ」の面々と、カラオケセッションをする時が、僕にとっては、
いまのところ唯一邦楽カラオケを歌える場。
しかし、やはり、彼らは基本洋楽はなので、邦楽ばっかり歌っているのはちと顰蹙モノ。
ましてや、昭和歌謡となると、どうしても、顔色をうかがいながらになってしまいます。
池袋まで出れば、以前にもこのブログで紹介した「ワンカラ」があるのですが、
田舎者としては、そうそう、東京へはいってはいられません。
やはり、いつでも気軽に自宅で歌いたいところ。
以前は、マイスペースという、面白いカラオケサイトがあったのですが、
このサービスがなくなってしまった後は、なかなか、これに準じるサイトが見つかりません。
そこで、最近見つけたのがこちら。
ジョイサウンドカフェ。
カラオケは、ストリーミングの配信になるので、キーコントロールが出来なかったりするのですが、
まあ、月額950円ほどで、際限なく歌えるので、とりあえず会員登録。
先日の日曜日に、ほぼ、半日かけて、昭和歌謡をうたいまくりました。
まずは、昭和35年から昭和45年の歌謡曲というセルフ縛りで、かたっぱしから歌ったのですが、
自分でも意外ながら、これがほとんど覚えてるんですね。
この10年は、僕の年齢で言えば、5歳から15歳。
ほとんど当時の記憶で歌ったわけですが、やはり体に染み込んでいるという感じです。
なんだか、うれしくなってしまいました。
そして、改めて歌ってみると、昭和歌謡は侮れませんな。
たとえば、ちあきなおみの「別れたあとで」。
♫
「浮気でいいね」とあなたが言った
「いいわ」と私は、抱かれて燃えた
作詞:白鳥朝詠
♪
昭和45年の歌です。このとき、ちあきなおみは23歳。
これ、AKBの大島優子と同じ年齢ですよ。
「ヘビー・ローテーション」もいいけど、彼女たちに、この歌が歌えるかという話です。
昭和歌謡は、今にして思えば、大人にも充分通用するエンターテイメントだったんですね。
翻せば、僕らの世代が、いかに流行曲からは、遠く離れてしまっているかということでしょう。
今の音楽界に、「大人の流行歌」として、定着しているのは、演歌だけといっても過言ではない。
浜口庫之助、
なかにし礼、
鈴木淳、
中村泰士・・・
といった、「大人の歌」を作れるクリエイターが、今はいないか、いても超マイナーなんでしょう。
思えば、そんな時代のニーズに答えて、ドカーンとあたったのが、1981年の「ルビーの指輪」でしたな。
あれから、30年経ってますが、やはり、大人が聞きたくなる、演歌以外の流行歌は、
なかなか出て来ません。
では、歌いまくった、「昭和歌謡の」ダイジェスト版をどうぞ。
昭和歌謡01