さて、いよいよ本格的な苗植えです。
遅霜の心配のなくなったゴールデンウィークの前。
ここが、我がファームではベストな苗植え時期。
師匠たちは、着々と苗植えを行なっていたようで、日曜日の時点では、ほぼ定植がひと段落しておりました。
僕の担当エリアでは、この日曜日に一気に定植。
前日の土曜日は、仕事も早めに切り上げて、一気にホームセンターの園芸コーナー巡り。
カインズ・ホーム、スーパー・ビバ・ホーム、島忠ホームズなど、6店舗をはしごして、本年度付き合うことになる旬な苗たちを購入してまいりました。
有難い期末賞与もいただきましたので、老後の糧となるこの道楽には、毎年予算を奮発して計上。
それでも、秋までの食費の軽減を考えれば、十分に元がとれる計算。
いよいよ、今シーズンも、楽しいべダブル・ライフの開幕です。
それではまず、僕の担当エリアから、植えた苗を紹介してまいりましょう。
まず、畝の丸々一本をハーブに割り当てました。
これはスペアミント。
連作障害防止に、毎年エリアをローテーションするため、収穫の終わった畝は、秋には綺麗に片付けてしまっていましたが、このスペアミントは元々多年草。
一度根づけば、毎年自生てくれるはずなので、今シーズンからは、このエリアに固定する予定。
収穫したらきちんと保存して、シーズンオフでも、ハーブティを楽しめるように、今回は4苗定植。
ハーブの畝。
こちらは、ローマン・カモマイル。3苗定植。
ハーブの畝。
カモマイル。2苗定植。
かなりしっかりした苗で期待できます。
ハーブの畝。
ローズマリーハイセイ。2苗定植。
ハーブの畝。
レモングラス。2苗定植。
昨シーズンは、一番最後まで収穫できたハーブです。
ハーブの畝。
ロケットサラダ・ルッコラ。
2苗定植。
ハーブの畝
レモンバーム。
2苗定植。
ハーブの畝の最後は、スウィート・バジル。2苗定植。
昨シーズンは、ジェノベーゼにして食べましたが美味しかった。
さて、今シーズンも、ツルが横に伸びていく野菜用に、丸畝を3つ作りました。
まずはこれ。
ハヤトウリ。
これは苗ではなく、種用のハヤトウリの実を、そのまま埋めました。
ジャガイモの種芋のように、実を寝かせて埋めましたが、はたしてこれでいいのかな。
説明書きが特になかったので、ちょっと心配。
これは、春植えのカボチャ。
「失敗しにくい」とキャッチコピーがありましたので購入。
黒皮で粉質性の肉質で濃厚な味わいだそうです。
品種名「強うま苗」
これは小玉スイカ。
糖度が14%を超えているという超甘い、ブランド名「愛ラブ」
横に伸びると、他の野菜の迷惑になるので、櫓を建てて、ツルを上に誘引する予定。
こちらはミニカボチャ。
黒皮が色鮮やかで、食味抜群だそうです。
これもブランド名「強うま苗」
こちらは、今シーズン初挑戦。
驚異の栄養価「モリンガ」
え? 木になる野菜!?
これは、見逃してました。
あの畑で、木になられても困るなあ。
まあ、よしとしましょう。初のお付き合いですから、ちょいと様子を見ましょう。
こちらの苗もわがファームでは、初お目見え。
「パパイアZ」
これも、180センチくらいの低木になるとかいてあります。
パパイアといえば、南国のフルーツ。
果たして、本州の青梅でも収穫できるか。
これは、アシタバです。
伊豆七島の名産野菜。
こちらは、アカシソ。
昨シーズンは、青じそと一緒にならべて植えましたが、今シーズンは、師匠たちのエリアで、青じそをやってくれるので、今回は赤シソのみ定植。
暑くなってきたら、シソのジュースにして頂きます。
これは、ヤーコン。2苗定植。
アンデス原産のお芋。
わがファームでは、定番となっています。
りんごの食感で、芋の味。
料理には、オールマイティで、便利な野菜です。
これは、パセリ。
大量にできたら、乾燥させて、パスタのふりかけにしたいところ。
前々シーズンでは、あまりうまくいきませんでしたが、今シーズンはリベンジ。
こちらは、「ライムバジリコ」。
サントリーの「本気野菜」シリーズのひとつ。
わがファームでは、初挑戦。
こちらは、スイスチャード。
その名の通り、ヨーロッパ系の野菜です。
去年も、一昨年も、しっかりと収穫できました。
プランド名「ブライドライト」。
これは、ハーブです。
ペパーミント。
ミント系のハーブは、並べて植えると、香りを食い合うということなので、こちらは別の苗にしました。
こちらも、「サントリー本気野菜」シリーズ。
プランド名「濃いパクチー」。
昨シーズンのパクチーは、収穫し損ねて枯らしてしまいました。
今年はリベンジ。
こちらも、「サントリー本気野菜」
でも、これはハーブのカテゴリーに入ります。
ブランド名「濃いイタリアンパセリ」
これは、「レッドロメイン」
レタスの一種です。和名は、「コスレタス」。
サラダにして、いただきます。
旬の葉物野菜で、我が家のサラダバーを、シーズンオフまで繋いでいけるか。
これは、ヨーロッパ系の野菜。
イタリア料理では定番の「レッドチコリ」
昨シーズンは。「チコリベネチア」という品種をやりましたが、今回はどうか。
こちらは、初挑戦。
この辺りの園芸センターでは、初めて見る苗。
「エンダイブ・グリーンカールド」
これは、ベビーリーフ。
レタス類は、今回植えた苗の中では、一番早く収穫できます。
六月の声を聞けば、もう食卓を飾るはず。
こんかいは、2苗定植。
こちらは、リーフレタス。
これも、2苗定植。
これも、レタスの仲間に入れます。
最近の健康志向のファミレスメニューでよく見かける野菜。
「カリーノケール」
青汁の元ですから、スムージーにも使えそう。4苗定植。
僕の担当では、ナスはこれ一本だけです。
ブランド名「揚げてトルコ」
高級感がある白いナスです。
ピーマンは、これだけ。
「サントリー本気野菜」シリーズ。
ホルンタイプのピーマンで、ブランド名「若穫りライムホルン」。
さて、我がファームとは相性のいいズッキーニ。
こちらは、「サントリー本気野菜」シリーズから、「ズッキーニみどり」
これは、丸型タイプの黄色いズッキーニ。
ブランド名「パリーノ・ジャッロ」
これは、今までやったことのない品種。
ちょっと珍しい「ライトグリーンズッキーニ」
これは、「パリーノ・オリーブ」
おそらく、グリーンで丸型のズッキーニ。
これは、黄色いズッキーニ。
ブランド名「ウイルスつよし」
これは、ホームセンターの園芸コーナーではなく、地元の園芸店でゲットした「ズッキーニ」
ズッキーニは、今シーズンは以上6品目。
さて、こちらは、素人にはハードルが高いとされるメロン。
それでも、昨シーズンはそこそこ収穫できたので、今シーズンもトライします。
「サントリー本気野菜」シリーズから「スウィートミニメロン」
「今年の夏はこれで決まり」
決まるかどうかはわかりませんが、小玉のスイカにトライしてみます。
「旨カワ愛娘(まなむすめ)ひなた」
これも、今回はきちんと櫓を建てて、ツルを上へ誘引してみる予定。
ツルムラサキです。
サラダに、おひたしにと、活躍してくれる栄養たっぷりの青物野菜。
師匠の毎年の定番ですが、こちらのエリアでも今回は1苗定植。
さて、これは、先輩には「無謀」と言われてしまうのですが、承知の上で1苗トライ。
大玉のメロンです。
これも、櫓を建てて、ツルを上に誘引してみます。
「うまくなる枝」と「強い根」をつないだF1品種。
ブランド名「(失敗しにくい)強うま苗」
ダメ元です。うまく収穫できたら、めっけもの。
これは、料理にもお茶にもなるハーブ。
大きな葉をつける「ルバーブ」
これもハーブのカテゴリー。
初夏には、真っ赤なかわいらしい身をつける「ワイルドストロベリー赤実」
これもハーブ。
防虫効果もある、「チャイブ」
これは、冬瓜。
畝のスペースにだいぶ余裕がありましたので、1苗定植。
ブランド名「作り易いミニトウガン福つづみ」
小さいサイズの冬瓜ですので、これも櫓の候補。
これも、ハーブ。
今シーズン初めてトライする品種です。
「サラダ・バーネット」
これは、「大野イモ」
福井県産の「里芋」ですね。
さて、以上が、4月29日に定植した苗です。
まだ若干スペースがありますので、師匠の畑の状況を見て、追加いたします。
我がファームでは、ナス、トマト、きゅうり、とうもろこし、さつまいも、里芋、西瓜などの、定番野菜は、師匠たちのエリアで担当。
僕のエリアでは、毎回ハーブを中心に、珍しい野菜や、今までにやったことのない野菜などを実験的にトライしています。
図らずもそんな分担になりましたが、これは僕としては望むところ。
素人なりの好奇心に任せて、今シーズンも、そろい踏みした野菜たちと、シーズンオフまで格闘していきたいと思います。
去年はベジタリアン宣言をして、秋まで約半年間、野菜中心の食事をしました。
これが功を奏して、体重は62kgを終始キープ。
しかしオフシーズンになってからは、野菜不足で、抑えていた血糖値や血圧も、春の健康診断では、上がり気味。
これからは、再びベジタリアンに戻って、畑の野菜を無駄なく有効利用することに心がけた半年間をおくります。
そして、秋の健康診断では、しっかりとリベンジしたいところ。
冬の間に、上がった数値は元に戻したいと思います。
師匠たちの、定番野菜の苗植え状況は Part 3で。