Amazone Prime で鑑賞。
2007年製作の、周防正行監督による、痴漢冤罪をテーマにした社会派映画。
前から、見たい見たいと思いながらも、鑑賞は後回しになっていました。
身に覚えのない罪で、犯人にされてしまう恐怖。
これが殺人事件なら、ヒッチコック映画ですが、周防監督が取り上げるのは痴漢。
このテーマゆえ、主役の加瀬亮が、この役をシリアスに演じれば演じるほど、悲劇というよりも喜劇の味わいになってきます。
この辺りが周防テイスト。
池上彰の番組を見ていたら、ここ数年、JRの線路を走る男たちが増えてきているといっていました。
彼らは、なにゆえ、線路を走るのか。
そう。痴漢でつかまりそうになったからというわけです。
その中には、身に覚えがなくても、捕まったら最後という思いで、現場を逃げ出している人もいるかもしれれません。
痴漢罪というのはないので、捕まるとしたら、地方自治体なら迷惑防止条例。
刑法なら、公然わいせつ罪。
電車内の痴漢なら、鉄道会社への威力営業妨害。
痴漢は大抵の場合、過去にもやったことのある常習者が多いとのこと。
年代で多いのは、30代から40代の電車通勤サラリーマン。
なにかとストレスの多い彼らが、他の国では考えられないあの超満員の通勤電車に押し込められるうちに、妙な気になってしまうようです。
被害にあうのは、この映画通り、電車通学をはじめたばかりの女子高生が狙われることが多いそう。
意外に、ナイスバディで、こちらをムラムラさせるようなフェロモンぷんぷん系が狙われることは少ないらしいです。
しかし、そういう色っぽい女性が、視界に入れば、こちらの目玉はいやでも反応してしまいます。
僕は痴漢はしませんが、視姦はしているのかも。
まだまだ修行が足りません。
その視線をキャッチしているのか、彼女たちは、スカートの裾を直したり、胸元を直したり。
時には、それだけで、不快な顔をされる女性もいたりします。
よほど、イヤラシイ目をしているのでしょうか。
でもこれまで、公然わいせつ罪にされてしまったら、僕も含めて、世の男たちの大半は犯罪者。
すいません。
決して、手は出しませんので、眺めるくらいは勘弁してくださいませ。
捕まったら最後、なにせ我が家には、巨乳熟女系のDVDが・・・
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