今年も、地元団地のお祭りのビデオ撮影を依頼されました。
僕が自治会役員として広報を担当したのは、4年前ですが、
ビデオ撮影だけは、それ以来、毎年の恒例行事。
まあ、ほとんど、僕の道楽ですので、毎年、好きなようにやらせてもらっております。
4年とはいっても、去年は、ちょうど台風が来ていて無念の中止。
残念ながら、今年も、雨には降られました。
とはいっても、それほどの雨ではありませんでしたので、祭りは強行。
しかし、特に大きなトラブルもなく、フェスタは終了。
祭りはつつがなく終了しましたが、ビデオ撮影班のお仕事はこれからです。
今回は僕以外の撮影部隊の協力もありまして、素材はふんだん。
楽しい楽しい、編集作業はこれからです。
自治会の依頼で、ちょこちょことイベントの記録DVDなどを作っていると、
中には、それを楽しんでもらえている人もいるようで、
それを見た方から、団地を歩いていて、声をかけられたりすることも増えてきました。
イベントがあるごとに、カメラを持って駆け回っているので、
顔を覚えてもらっているのでしょう。
まあ、それはそれで、悪い気はしませんね。
おそらくこれは、ボランティアでやらせてもらっているのがいいのだと思っています。
なかには、
「ちゃんとギャラをもらってやってもいいんじゃない。」
と、言っていただける人もいるのですが、やはり、道楽と割り切ってやっている方が、
少なくとも、こちらの気持ちが自由でいられる分だけ楽です。
「ありがとうございます。」と言ってもらえる、うれしさは、到底お金では買えません。
投稿情報: 午後 12時17分 カテゴリー: 生活 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今から12年前は、短歌がマイブーム。
目に入る風景を、片っ端からの五七五七七にしていましたね。
季節は夏。
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気象庁梅雨明け宣言しないなら宣言しよう季節すでに夏
天気予報軒並み最高温度出て「氷」の看板食堂の前
ガイドブック「ハワイ」「グァム島」棚に戻し「近場キャンプ場」手に取るパパ
全開の夏の太陽照りつけて日陰がにぎわうアフターランチ
練習後並ぶ蛇口にダッシュする坊主頭に水飛沫はね
雲の上誰かがバケツ転がして右往左往する夕方近く
提灯が両脇並ぶ商店街缶ビール箱で買ってゆく人
おそろいの浴衣の姉妹夏祭りもらった小遣い握り締め行く
かき氷冷麦西瓜チョコミントがんばれお腹理性働かず
稲妻が光って停電十五分することなくなる都市の生活
宿題も進学塾もあるけれど主役は笑顔子供らの夏
炎天下氷あずきの二杯目に下る天罰眉間直撃
熱帯夜つけっぱなしのテレビからもれてくるジャズフィルムノワール
朝の風デッキチェアでまどろめば雲の向こうに陽射しの気配
街ゆけば歩いてるだけで口が開き関東一円本日サバンナ
潮騒と一緒に届く君の声スクランブル交差点で聞く
風鈴をじっと見つめて風を待ちチリンとなって報われる時間
「どこいった?」「ええちょっと」と頭かくスーツに似合わぬ日焼けした顔
よく冷えた缶のジュースを飲む前にしばし頬に当て「フウッ」と一声
友からの便りは北の大地からラベンダーの香ほのかに漂う
公園の小さな噴水占拠してずぶ濡れになれる子供らの勝ち
アスパラをショリッと炒めざるそばに一品添える真夏の夕餉
平成十二年頃は、我が家では介護老人を一人抱えておりました。
十三年前の、自分の感性を懐かしみながら、あの頃に作った短歌を紹介します。
四月
春の声調子にのって半袖はおもわず縮まる花冷えの午後
看板の笑顔の女優に声かけて渋滞前の県道を行く
「ありがとう」その一言がうれしくて春の雨なら濡れていこうか
つけまつげくわえ煙草でメイクきめ女子高生が生足で行く
桜散る野に菜の花がチラホラリ春うららかに主役交代
目を盗み差し入れの寿司カレーパン頬ばる我が家の介護老人
春雨に打たれ艶めくリンドウの息飲むほどの萌ゆる紫
自治会の花見の宴を楽しめる年をとるとはこういうことかな
街行けばコルクの上から見下ろされつまづくのを見てニヤリと笑う
暗闇にユラユラ浮かぶ火の玉は皆携帯のアンテナの先
天気予報はずれの初夏の通り雨家までちょっとで笑うしかない
見てくれといわんばかりの装いでじっと見てたらさっと隠され
朝昼の温度差上着二枚分着てきたものが足りない家路
平成12年といえば、ちょうど西暦2000年。
僕はこの年に41歳。
ちょうど川柳に、ハマっていたころです。
いまはこうやって、ブログを書いたり、ツイッターでつぶやいていますが、
この当時は、五七五七七で、日々の「つぶやき」をしておりましたね。
十二月
首都高の渋滞表示がいつもより三キロ伸びて師走に入り
街角にイルミネーション瞬いてクリスマスはもう始まっており
朝焼けに湖面の水鳥悠々と枯木は霜の薄化粧かな
工事中交通整理のおやじさん北風の中軽やかに舞う
冬将軍完全武装の子供たち半ズボンの子とんと見かけず
歩いても運転してても食べてても携帯離さぬ十二月かな
パソコンは何がいいかと聞かれれば高いのがいいと答えており
真夜中に姿形も名前さえ知らぬあなたと心通わす
冬晴れの朝国道の正面に県ひとつほど越えた富士山
公園の広き花壇に冬菫一人舞台に月明かりかな
なにもかもうまくゆかないそんな日は見上げた夕焼け染みわたりゆく
煌煌と冬の星座を照らしつつ今日今世紀最後の満月
お歳暮をなんだかんだと贈り終えサンタの苦労も少々わかり
忘年会演歌もラップも馴染めずにビートルズなど小声で唄う
「ああいえばこういう」とよくいわれるがああいわなければこういわない
連日の暴飲暴食年の瀬に胃腸こわれて宴会自粛
パソコンで年賀ハガキに挑戦し手で書くよりも苦労しており
渋滞で前の車の子供らとニラメッコする駅前通
サテライト深夜映画のエンドマーク眠らずにいる冬至の夜長
麻原もノストラダムスも蹴散らしてさあ新世紀へカウントダウン
シャツを出しズボンずり下げ歩く子らさすがに理解不可能となり
イブ早朝鶏ひときわ高く鳴き本日彼らの受難の日かな
プレゼントなにやら希望がややこしくサンタ手引かれるソフトの売り場
庭先にイルミネーション飾る家今日クリスチャンほぼ五割増
聖夜明けうかれた街の飾り取れ年始に向かいラストスパート
大掃除あきらめかけてたなくし物出てくる度に喚声を上げ
数の子や伊達巻黒豆栗きんとん紅白かまぼこおせちの仕込み
初詣準備に巫女らがすす払い時給いくらか少々気になり
2000年技術は進んだ世の中で振り回されていく心たち
高速をボードを積んだワゴン車で若者たちが年越えに行く
世紀越えテレビの向こうとこちら側お祭り騒ぎも多少の温度差
大晦日この際今年の宿題はリセットできぬものかとため息
四十一そろそろ人生折り返し地に足つけて夢の見直し
さて、先月の13日に行った、健康診断の結果が届きました。
とりあえず、今回の目標は、血圧を正常値に下げること。
これは、このブログでもお伝えした通り、健康診断の1か月前から「オペリーション・サラサラ」を実行。
血圧を下げる食材を選び、食べ続けた結果、ギリギリ正常値を確保できました。
医者無し、薬なしで達成です。
3か月前に測定した血圧が、183mmHg。
中・重症高血圧症にならんとするくらいの測定値でしたが、健康診断の結果は、一回目144。
2回目で138ということで、軽度高血圧、境界型高血圧をクリアして、正常値エリアに滑り込みセーフという測定値でした。
とりあえず、食生活を改善すれば、血圧は下げられるということを、身をもって体験しましたね。
めでたしめでたし。
しかしながら、健康診断の結果は、すべてランク「A」というわけでもありませんでした。
とりあえず、こんな具合。
まず、
「オペレーション・サラサラ」を通して、体重の方も、もうワンランク下がりました。
作戦実施前は、65kg から前後1~2kgをウロウロしていた体重が、ほぼ63kg前後になりました。
これで、BMIは、22.5。
ほぼ、理想的な体重となりました。
ビックリしたのは、貧血に「C」がついていたこと。
貧血なんていわれたのは、人生で初めてです。
「C」は、カテゴリーでいえば、「要再検査」。
数値を見ると、「赤血球数」が417。
これがちと足らなかったようです。
但し、正常値が、420~570とありますので、足らなかったのはほんのちょっと。
まあ、よしとしましょう。
それからもうひとつのCは、「尿糖」。これが(2+)となっておりました。
糖尿病は、我が家の家系ですので、ちょっと無視できない測定値です。
3年前からダイエットで、血糖値の方は、体重とともに、正常値まで避けたのですが、今回は血糖値が「B」「尿糖」に、「C」。
うーん、夏の間、一日1個ずつたべていた、「森永チョコモナカ ジャンボ」が影響したか。
しばらく、さぼっていた、血糖値測定を、また始めることにしますか。
というわけで、100点満点とはいきませんでしたが、まずは合格の健康診断結果ではなかったでしょうか。
ところで、最近気になるのは、やたら、おしっこが近いこと。
いわゆる頻尿というやつです。
確かに、一日に呑むブラックコーヒーの量は多いというのは自覚しています。
ガストに行っても、貧乏根性で、ドリンクバーでは、最低3杯は飲んでしまいます。
水分取らなければ、頻尿がなくなるということではありませんが、糖尿病の症状として、「のどの渇き」というのはありますので、ここは気を付けてまいりましょうか。
僕も来年は54歳。
残りの人生、いろいろとガタがくる体とうまいことつきあって、健康で楽しく生きていきたいものです。
この拙い短歌を読んだのが、、今から11年前。
平成十三年。2001年。
この年が、二十世紀最初の年になりますね。
アメリカの大統領が、クリントンからブッシュに変わり、
大阪で、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが開園し、
あの池田小の惨劇が起こり、
9.11が起こった年です。
平成十三年十月
早朝の校門に並ぶ家族連れ運動会の特等席取り
狂牛病格安値段の牛丼を食べようとしてじっと見つめる
川の縁危険水位を見つめおる老人一人雨降り止まず
秋晴れの土曜日の朝通勤路このまま北へハンドル切ろうか
いつまでも夏の気でいる無精者明け方になって布団にくるまり
一度見たテレビの録画徒然にさあ取り戻すか自分の時間
貨物船行き交う湾の懐に丸太一本漂っており
人間の世界に飛び出た雨蛙哀れ轢かれて南無阿弥陀仏
明け方に昔の恋の夢を見て目覚めて眺める今日の傍ら
お茶漬けと鯵のひらきの朝食を小津の映画の構図でいただく
週末に文庫三冊買い込んで携帯を切り浮世とおさらば
最終回約束どおりの結末が見えてて泣ける四十の涙腺
暑いのか寒くなるのかそこんとこはっきりしてくれ秋のお天気
夜更かしの翌朝哀れ目覚ましは罪もないのに頭殴られ
今日は、武蔵丘陵森林公園に行ってまいりました。
どこかの木陰で、ひねもすお絵描きでもしようと思って出かけたのですが、園内に自転車で入った途端、20年前の想い出が蘇りました。
その当時の彼女とデートできたのですが、自転車で南口のサイクリングコースを出発して、わずか5分後に、「一周はいや。」との拒否宣言。
おいおい、なにしにここに来たんだよと説得しても、彼女は頑として聞かず。
「行くなら一人で行って。私待ってるから。」
それでは、デートが成立しないので、やむなく折り返しコースで戻ってきて、あとは、展望レストランでうだうだという一日だったわけです。
そうだそうだ。
考えてみれば、その時以来ここには来ていない。
よっしゃ、じゃあ今日は20年ぶりのリベンジだ。マイチャリンコで、一周するか。
とまあ、そんなわけで、突然予定を変更して、森林公園一周サイクリングロードに繰り出しました。
森林公園は、大自然の公園というのではなく、いわゆる里山。
まあ、東松山ですから、それほど田舎というわけでもないロケーションです。
もちろん、サイクリングロードは、全部舗装されています。
尾瀬のような、手つかずの自然ということではない。
人間と自然が、お互い歩み寄って、折り合いをつけながら、保護してきた丘陵です。
最近の環境問題は、ともすれば、人間が自然を破壊する悪者扱いになるケースが多いのですが、もともと我々のご先祖様は、自然を破壊するだけではなく、うまいこと暗黙の協定を結びながら、自然と共存してきたという一面もあるわけです。
その、最たるものが、この「里山」ですな。
昔は、ホントに、この里山がどこにでもあった。
子どもたちの格好の遊び場でもあり、環境問題の生きた勉強の場でもあったわけです。
今日も祭日とあって、たくさんの親子連れが、チャリンコで園内を回っていましたが、やはり、基本的に子供には、自然が大好きというDNAが備わっているんですよ。
少なくとも、早く帰って家で遊びたいなんて、グズを言っている子は見かけませんでした。
昔はどこにでもあった里山が、今では400円(子供料金は半分かな)なりの入園料を払わないと遊べないというのが悲しいといえば悲しい。
もっと、子どもたちが、こういうところで、思う存分遊べるようになれば、陰湿な「いじめ」なんてやつも、減るんじゃないかしら。
「いじめ」って、どこか、閉鎖的な場所でしか、起こらないような気がしません?
まあ、ちょいと話しは脱線しましたが、今日ここにきたもう一つの目的。
iPhone のアプリ「花しらべ」の実践機能調査。
このアプリは、咲いている花の写真をパチリと撮って、検索すると、その花の名前がわかるという優れもの。
ここには、植物園もあるので、その機能の精度をジャッジできるぞというわけです。
では、公園で見かけた花を紹介。
上から順番に、クジャクソウ。
トレニア。別名夏すみれ。
百日草。
コルチカム。
アプリ「花しらべ」は、写真を撮って、検索すると、その花に似たいくつかの花の候補を出してきて、この中から写真をよく見て選びなさいよというアプリ。
いずれの花も、まずその候補の中には、出てきましたから、まあ合格としましょうか。
子供の頃、実は僕は、おばあちゃん子だったんですが、このおばあちゃんが、実に庭先や道端に咲いている花の名前を実によく知っていたんですね。
子供の頃は、それが別に大したことだとは思ってもいませんでした。
そんな、そこらに咲いている花の名前をスラスラ言えるおばあちゃんよりも、世界で一番でかい葉は、ブラジルのアマゾンのジャングルに生息しているオオオニバスだぞだとか。
世界で一番高い木は、セコイアだとかを小学館の植物図鑑の知識として、知っている僕のほうがずっと偉いと思っていましたからね。
しかし、この年になって、チューリップ以外は、ろくに花の名前も知らないというリアルな自分にハタと気付くわけです。
こりゃ、うかうかしてると、永遠におばあちゃんの足元にもおよないぞと突如危機感を持った次第です。
そこで一大決心。
60歳になるまでには、少なくとも、そこらで見かける花の名前は言えるようになるぞ。
てなことで、でかけた森林公園でしたが、一周回ってみると、膝はガクガク。息はゼイゼイ。
情けないったらありゃしない。
ちかれたびー。