以前に、常時携帯のマイバッグの中身を紹介いたしましたところ、多数の問い合わせをいただきました。
まあ、オヤジの道楽で、この愛用品にひとつひとつ、女性の名前をつけて、持ち歩いているというのは、ご愛嬌ですが、この愛しの「ガールフレンド」たちとの付き合い方についてご説明しておきましょう。
まずは、これですね。
iPod Classic。
つけた名前は、Catherine。
僕の持っている機種は、第6.5世代といわれているものです。
購入したのは、2008年秋。
第2世代のときに始めて購入して以来、これで4台目です。
容量は、120GB。
カラーは、おやじこだわりの黒。
前の世代では、80GBのものと、160GBの2種類でしたが、この世代で、120GBに統一されました。
iPod を何に使うのかなんて、やぼな説明はいたしませんが、いったい何が入っているのとはよく聞かれます。
さあ、こう聞かれてしまうと、音楽趣味趣味オヤジとしては、ニヤリと笑ってこう答えます。
「全部」
只今、我がCatherineに、収録されているのは23051曲。
これをいうと、たいていの人の目は点になってしまうのですが、まあ要するに、僕の所持している「音楽」すべてというのは正真正銘ウソ偽りないところ。
このほとんどが、レンタルCDか、友人の所持品。
自分所有のCDが無いというところがミソですね。
こうして仕入れた楽曲の MP3 のファイルで、120GBの容量のうち、108GBまで使用していますから、ほぼパンパン状態。
iPodは、もちろん、音楽だけでなく、動画や画像なども、入れて持ち歩けます。
今までは、そんなこんなをいろいろと詰め込んだりもしていましたが、現在使用の、我がCatherineは、スッキリと、音楽専用にいたしました。
さて、iPod には、収録されている23051曲を、いろいろな「Play List」に仕込めます。
これは、自宅のパソコンの iTunes で作成するのですが、これが結構楽しい作業です。
先日作成したのが「クリスマスソング」。これはすでに紹介いたしました。
これは、季節モノですが、音楽をTPOに応じて聞き分けたいいうのは、ウォークマンを使用していた、遠い昔から目指していたところ。
カセツトやCDの頃に、これやろうと思うと、ケースいっぱいのメディアを持ち歩かなければいけませんでした。
それが、いまや、こんな小さなiPodをチャカチャカ操作するだけで、可能になったのですから、長生きはするものです。
(まだ50歳ですが)
現在仕込んである、Play list だけちゃちゃっと紹介しておきましょうか。
「心地よい空気を作るBGM」 726曲 (ジャズ&フュージョン)
「珠玉の映画音楽をサントラで」 803曲 (オリジナル・サントラ)
「落語・漫談」 23曲? (古今亭志ん朝 ほか)
「まったりとクラシック」 351曲
「あなたに伝えたい1000曲」 912曲 (50年間でときめいた古今東西の名曲)
「炎のロッケンロール」 356曲 (運転中に眠くなったらおもいきりシャウト)
このあたりが定番。
これに、そのときの気分で、いろいろな臨時 Play List が追加されます。
しかし、それでも実際によく使うモードは、「曲をシャッフル」という機能。
このモードにしておきますと、すべての楽曲の中から、かかる曲がアトランダムに選曲されるという寸法。
これがけっこう好きですね。
音楽というのは「空気」をつくります。
今自分にリアルタイムで起きていることに、ドンピシャリで、ジャストフィットした曲がかぶさったりすると、もうたまりません。
車の運転中に、会社から緊急の電話。
すると、そのタイミングで、「太陽にほえろ」のテーマなんかかかってごらんなさいな。
「了解。ボス。弥生町の現場に急行します。」ってなもんです。
というわけで、基本的に、僕は内勤なのですが、「まずは顧客ありきだ」などと、もっともらしいことをのたまっては、
趣味のグッズ満載の黒いバッグを下げて、日夜出かける次第。
自分の趣味の音楽なんて、残念ながら、事務所では聞けませんから、もっぱら外回りの車の中やら、移動中のバス電車は大好きということになります。
それでも、最近は「集中」したいときは、早朝に事務所に来てパソコンに向かうということも増えましたので、そんなときは、心置きなく好きなBGMを流しますね。
事務所の棚の上には、いつでもスキあらば、iPod から音楽が飛ばせるように、Bluetooth のスピーカーをスタンバイさせてあります。
まあとにかく、僕にとって音楽は、心の「癒し」の素。
いつでもどこでも音楽。
これをポリシーにしておりますので、自然とバックの中身は、このための道具で膨らんでくるという寸法です。
Catherine はいまのところ、僕にとっては、第一の愛人ですね。