さて、今宵は昭和歌謡。
これをやらないと眠れないほどストレスがたまりましたね。
昭和34年生まれの僕としましては、このあたりの昭和歌謡は、どれも毛穴から染み込んでいるかんじ。
どの曲もほぼ一発テイクでオーケー。やはりこれはこれで快感です。
僕は基本、洋楽カラオケ派ですが、最近は、たまにこれをやらないとバランスが取れなくなってます。
まずはこれ。
ジュリーの「カサブランカ・ダンデイ」。
この曲のモチーフになっている映画「カサブランカ」を見たのは、この曲がヒットしたずっと後。
あの映画を見て、僕ももちろん映画館のシートに丸くなって、「ククク・・・」と泣いたクチ。
そして、改めてこの歌を聞いて、惚れなおした次第です。
やはり、阿久悠あんたはエライ。ジュリー最高。
というわけで、この歌をどうぞ。
お次はこれ。
橋幸夫の「雨の中の二人」
1966年のヒットといいますから、僕は7歳。
家にレコードがあったわけでもありませんし、後年になってCDを録音した記憶もない。
完全に空気感染で、毛穴から染み込んでいた感じです。
当時は、僕は東京都のダウンタウン大田区の平和島に住んでいました。
おばあちゃんがやっていた本屋は「たま屋」。(おばあちゃんの名前が「たま」)
たぶん、お店には、ラジオがいつも流れていましたから、それで覚えたのかもしれません。
なんかこのイントロを聞くと、ジワーっと「昭和気分」になってしまいますね。
ではどうぞ。
お次はこれ。
布施明の「傾いた道しるべ」
この歌の作詞作曲は、小椋佳。
布施明と小椋佳といえは、レコード大賞受賞曲の「シクラメンのかほり」がありますね。
これは、そのコンビで、その後にリリースされた曲。
1975年といいますから、昭和50年。
僕は中学校三年生で、ギターなどを抱え始め、そろそろ音楽に色気づきはじめた頃です。
布施明は、この後で、オリビア・ハッセーと結婚しますが、ジュリエット・ファンだった僕としては、
けっこうショックでした。
ではどうぞ。
さて、お次はこの曲。
黛ジュンの「夕月」。
彼女の大ヒット曲といえば、レコード大賞を受賞した「天使の誘惑」が有名ですが、僕は圧倒的にこちらのファン。
演歌ではないですよね。ムード歌謡です。
実は、この曲をタイトルにして、彼女の主演で映画が作られています。
松竹映画でした。
当時、僕の友達に、松竹封切り映画館の息子というのがおりまして、彼の家に遊びに行く時には、いつもこっそりと上映中の映画を見せてもらいました。
この映画も、そうやって見た映画の中の1本。
僕は、この映画が見たい一心で、その週は、毎日のように遊びに行っていましたね。
豊川シンジ君。元気かなあ。
この映画で、今は千葉県知事をやっている森田健作がデビューしています。
ではどうぞ。
さて、お次。
平浩二の「バス・ストップ」
昭和47年のヒット曲。1972年ですね。
まあ、このあたりの歌謡曲は、僕らの世代はみんな「夜のヒットスタジオ」仕込みです。
あの番組の中に、出演者で、歌をテーマにしたドラマをやるというコーナーがありましてね。
この番組で有名なコンピューターの相性占いよりも、僕は、こっちの方が好きでした。
ですから、井上 順之の司会の頃よりも、今は亡きマエタケさんの司会の頃の方が好きだったなあ。
ではどうぞ。
お次はこれ。
松崎しげるの「愛のメモリー」。
この歌は、当時の黄金カップル三浦友和と山口百恵の出演したコマーシャルのテーマソングでした。
僕は、歌手の松崎しげるの濃すぎる顔とキャラクターは馴染めませんでしたが、この歌は好きでした。
とにかく、この歌を歌えれば、イコール歌がうまいということになりましたので、カラオケのない時代でしたから、ギターを抱えては密かに練習した思い出があります。
ではどうぞ。
さて、本日の昭和歌謡、最後はこちら。
城卓矢の「骨まで愛して」。
もう、昭和の香りがプンプンして、たまりません。
この曲も、同名タイトルで日活で映画化されてますね。
主演は、渡哲也。
本人も、本人役で出演しているのですが、僕は、どうもこの人の顔が、渡哲也とダブってしまいます。
この歌のタイトルのインパクトが、子供心にキョーレツだったのをよく覚えています。
ではどうぞ。
以上。
「昭和歌謡の夕べ」終了。
ありがとうございました。おかげで、ストレスはどこへやら。
気持よく眠れそうです。
では、おやすみなさい。
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