さて、初めて以来、ちょうど700本目のブログとなりましたが、
今宵はミュージカル・ナイト。
ミュージカルの中の名曲を歌ってみました。
ミュージカルといえば、僕らのオヤジたちの世代なら、40年代や50年代の
フレッド・アステアや、ジーン・ケリーに代表されるハリウッドの歌と踊りということになりましょうが、
僕らの世代だと、その後のミュージカル。
1958年の「南太平洋」以降の、ミュージカルということになります。
「南太平洋」以降の、ミュージカルと、それ以前のミュージカルの決定的な違いは、
カメラがスタジオを飛び出したこと。
本数は少なくなりましたが、スケールはでかくなりましたね。
ではまず、その「南太平洋」の中から、「Happy Talk」
とても、可愛らしいナンバーで、好きでしたね。
島の女の子の手振りがなんとも可愛らしかった。
これを、僕が歌うとこうなります。
次は、「ウエストサイド物語」から、「クール」。
このミュージカルには、名曲が多いわけですが、僕はやはりこれが一番好きだな。
指を鳴らして、踊りだしたくなります。
ボスを喧嘩で殺されて、テンションあがりまくってる仲間を、抑えるシーン。
「まあいいから、落ち着け!」
若者たちのパワーが躍動する素晴らしいダンスシーンでした。
では、歌っちまいましょうか。
さて、60年代のミュージカルといえば、この「ウエストサイド物語」と双璧なのが、
「サウンド・オブ・ミュージック」
監督は、「ウエスドサイド物語」と同じ、ロバート・ワイズ監督。
こちらも、負けず劣らずのミュージカルの大傑作。
まあ、印象に残るシーンのオンパレードでした。。
ジュリー・アンドリュースのマリアは、一世一代の当たり役でしたね。
「ドレミの歌」もいいし、「ひとりぼっちの羊飼い」の"レイホホレイホホ"もいいんですが、
やはり、なんといっても、映画冒頭のアルプスの俯瞰からカメラが山の尾根を伝って、
高原で歌うマリアまでズームインする圧倒的な導入部。
歌われているのは、主題歌「サウンド・オブ・ミュージック」
そして、もう一曲。
トラップ大佐と、マリアが歌う、学校の教科書にも載る永遠の名曲「エーデル・ワイス」。
この2曲をを聞いていただきましょうか。
さて、ジュリー・アンドリュースといえば、もう1本。
彼女が、アカデミー主演女優賞を獲得した「メリー・ポピンズ」ありますね。
この映画は、最近見直したばかりで、別のブログにも書きましたが、
本日は、その中から、「チムチムチェリー」をお届けいたしましょう。
さて、70年代になると、ミュージカルは激減しますが、
そんな中で、「ザッツ・エンターテイメント」という、ミュージカルの名シーンを編集して集めた
映画が大ヒット。
古き良きアメリカのミュージカルが再評価されました。
僕も、ここで感動して、フレッド・アステアに目覚めたんですね。
あの華麗な身のこなしには、ウットリしてしまいます。
しかし、そんなノスタルジー映画が当たる中で、光った70年代オリジナルの
ミュージカルもありました。そのひとつが、やはり「ラマンチャの男」
お馴染み、セルバンデスの「ドン・キホーテ」をベースにしたミュージカル。
ちょいと、構成が複雑な映画でしたが、ミュージカルのシーンは、やはり理屈抜き。
この映画の主題歌「見果てぬ夢」は名曲の定番中の定番。
何人ものアーティストにカバーされました。
そして、最後はコレ。
これは、アカデミー賞作品賞にも輝いた70年代ミュージカルの傑作「キャバレー」
ライザ・ミネリの一世一代の当たり役でしたね。
この方の、おっかさんはあのジュディ・ガーランドですから、まあ
その歌と踊りは、サラブレッドの血筋。
圧倒的な存在感でした。
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さて、そんな訳で、今宵は、超駆け足で、60年と70年代にかけてのミュージカルをたどって
歌いまくらせていただきました。
さあ、寝るか。