サザン・オールスターズの6枚目のシングルですね。
この曲の舞台もやはり横浜。
横浜は、原由子の地元。
桑田佳祐は、お気に入りの曲エッセンスを、自分の楽曲に上手に取り入れる天才でしたが、
この曲のイメージの元になった曲は、歌詞の中にもあるように、
ボズ・スキャッグスの名曲中の名曲「ハーバーライト」
しかし、まあ、このイラストはあまり似てませんな。ご愛嬌。
それでは、カラオケでございます。
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サザン・オールスターズの6枚目のシングルですね。
この曲の舞台もやはり横浜。
横浜は、原由子の地元。
桑田佳祐は、お気に入りの曲エッセンスを、自分の楽曲に上手に取り入れる天才でしたが、
この曲のイメージの元になった曲は、歌詞の中にもあるように、
ボズ・スキャッグスの名曲中の名曲「ハーバーライト」
しかし、まあ、このイラストはあまり似てませんな。ご愛嬌。
それでは、カラオケでございます。
荒井由実のセカンドアルバム「MISSLIM」の中に収録されていた名曲ですね。
彼女曰く、「恋愛が主体じゃない。ただただ風景を描きたかった」
その思いは、あの有名過ぎるフレーズ「ソーター水の中を貨物船が通る」にも
「恋もアワのように」ではなく「アワも恋のように」という斬新な表現にも現れています。
このアルバムを聞いたのは、確か中二でした。
友人が持っていたLPレコードを聴かせてもらったのですが、アルバムの中で最初聴いた
印象はそれほどでもなかったんです。
ところが、この曲は、こちらが次第にポップスの感性を磨いていくに連れて、ジワジワと
その魅力度をまして、いつしか、「MISSLIM」といえば、この曲というくらいになっておりましたね。
もちろん山手のドルフィンにも行きましした。大学生になってからですね。
歌詞にある通り、根岸駅から大きくS字に曲がる坂を上ったところにあるレストランでした。
後になって知ったのですが、このレストランのオーナーは、アフリカの密林を舞台に
日本の少年が冒険を繰り広げる絵物語「少年ケニヤ」の作者だった山川惣治さん。
確かに、レストランの階段の壁や柱には、冒険活劇のペン画なんかが飾られていた
記憶があります。
そういえば、ユーミンのこの頃の作品に、「アフリカに行きたい」なんていう曲もありましたね。
それでは、若い頃、女の子といったカラオケでは、必ず歌っていた僕にとっては定番の曲。
カラオケでどうぞ。↓
さて、絶好のトレッキング日和の昨日、前回の「大霧山に登るみち」を歩いた8月から
およそ3ヶ月ぶりに、「関東ふれあいの道」の6番目のコース、
「花の美の山公園を訪ねるみち」を歩いてまいりました。
季節は、もうかすっかり晩秋。
真夏に歩いた前回と比べますと、山の季節も様変わり。
秩父線「親鼻駅」から、万福寺、美の山公園、二十三夜寺、常楽寺を経て、
前回コースのゴールだった「高原牧場入口」バス停までの、
8.2キロを歩いてまいりました。
・・と書き出しましたが、実は現地に到着するまでの、朝がスッタモンダ。
川越から、東武東上線の終点・寄居駅、そこから秩父線に乗り換えて、
皆野まで向かったまでは良かったのですが、
皆野から乗った西武バスで、思わずウトウト。
気がついたら、降りるべきバス停を乗り過ごす大チョンボ。
結局、バスの終点の「秩父駅」まで行って、折り返しのバスで戻ろうと思ったら、
ここで待っていたバス停を間違えたらしく、気がついたら、バスは行ってしまった後。
iPhone の、Navitime と相談の結果、再び秩父線に乗って、このコースのゴールである
「親鼻駅」から、「高原牧場入口」バス停までを、逆から歩こうと決めましたが、
「親鼻駅」のホームに降り立った時には、すでに11時。
当初の予定よりも3時間のロスです。
幸い、今回のコースは、ファミリー向けの比較的短いコースでしたので、それでも
急いで歩けば、なんとか追っつくだろうと、早足でスタートいたしました。
まずは、駅からすぐの「万福寺」。
このお寺は、真言宗豊山派の寺で、本尊は阿弥陀如来。
平安中期の開山と伝えられていますから、歴史はかなり古い。
現在の建物は、昭和6年に再築されたもの。
秩父十三仏霊場の一つとして知られている寺です。
秋の秩父の山を背にして、ひっそりとした佇まいでした。
さて、ここから、美の山の山頂までは、蓑山神社を経て、およそ3キロ弱の山道。
美の山の山頂の標高が、583メートルほどですが、今まで歩いてきた山道に比べれば
かなり楽勝なはずなのですが、やはり3ヶ月のインターバルはききましたね。
体感はかなりハードに感じました。
どこぞの大学のサークルの山ガールたちが、キャッキャッと、はしゃぎながら
歩いて行くのを横目見ながら、54歳のオヤジは、歩きはじめて10分ほどで、すでに息切れ。
やはり、体というものは正直です。
きちんと、続けていないと、テキメンに現れますね。
山頂の美の山公園に到着したのは、12時30分。
管理センターにチラリと人影が見えましたが、晴れた日曜日で、登山客の姿はなし。
やはり、この山は、関東の「吉野山」と言われているところですが、
見頃は、桜が咲き乱れる四月。
この時期に登ってくるのは、「いきあたりばったり」を信条とする、僕のような物好きな
旅人位のものなのでしょう。
しかし、ビデオを回す立場から言えば、人で溢れかえっているよりも、それはそれで
風情があります。
この美の山は、秩父地方では唯一となる独立峰。
ですので、山頂からの景色は、およそ360度のパノラマ。
園内をくまなくあるけば、絶景のスポットはたくさん見つかります。
公園になっていますので、インフォメーションセンターを中心に、
この山での観光は、丁寧に整備されていて、家族や団体で訪れるには
もってこいのスポットかもしれません。
さて、ここまで登ってくれば、後は下りです。
登りは、しんどかったので、あまり余裕も無いのですが、ここまで来て、なんとか、
スタートの遅れを取り戻せましたので、後はゆっくりと秋の自然をカメラで拾いながら
歩くことにいたしました。
まず、紅葉ですが、これは「秩父観光なび」を見る限りは、このあたりはちょうど
今が見頃となっておりましたが、山はそれほどでもありませんでした。
それでも、ところどころで、赤く色づいている樹木は散見。
さて、ここから二十三夜寺までは、3.3キロの下り道。
ここからペースは一気にあがます。
山道は、落葉の絨毯状態。
夏には、あれだけ元気に、僕の前でパフォーマンスを繰り広げてくれた昆虫たちは、
秋のせいなのでしょうか、完全になりをひそめています。
こりあたりの雑木林は、クヌギやナラが中心。
その他、このあたりに群生している樹木は、ヒノキ、スギ、テイカカズラ、サカキなどなど。
恥ずかしながら、樹木に下がっているプレートを見なければ、どれがなんの樹木なのかは、
ちんぷんかんぷんですが、万葉の歌人たちは、この鬱蒼とした山に生きているこれらの
樹木をみながら、歌を詠んだわけです。
今ならほとんどの人がデジカメでパチパチやるところですが、そんなものがなかった
時代の人は、その代りに歌を詠んだ。
考えてみれば、今の時代の僕らよりも、はるかに文化的で、すぐれた知識と感性を持っていたんだなと
思いますね。
いくつか紹介しておきましょう。
ひさかたのあまの原生まれ来る(あれきたる)神の命(みこと)奥山の賢木(さかき)の枝に白香普け
(坂上郎女)
山狭(やまがい)に咲ける櫻をただひと目君に見せてば何を思はむ
(大伴池主)
つるばみの一重衣のうらもなくあるらむ児ゆえ恋ひ渡るかも
み芳野の真木立つ山に延ふ蔦の帰きし別れのあまた惜しきものかも
味酒(うまざけ)を三輪の祝(はふり)が斎ふ杉手触れた罪か君に遇いいがたき
(丹波の大女)
鳴る神の音のみ聞きし巻向の檜原の山を今日見つるかも
文だけ読んでも、ほとんどピンときませんか、実際の自然の中にいると、おぼろげながら
短歌の情景も、膨らんでまいります。
では、短歌とはまいりまませんが、皆野の山の中、デジカメで拾った「秋」をいくつかご紹介。
さて、二十三夜寺まで、下りてくれば、ゴールはもう間近。
ここまでくると、民家もちらほら。
二十三夜寺は、「三沢の三夜様」と呼ばれて、このあたりでは古くから親しまれてきたお寺です。
由来をたどれば、かの聖徳太子。
彼が、この地を訪れた際、自ら薬師如来を彫刻し、草葺の家を建て、安置したというのが始まり
と伝えられているそうです。
そして、後に行基が今の本尊である「勢至菩薩像」彫刻し、これが智恵の象徴とされ、
多くの人に信仰されて来ました。
要するに、頭の悪いやつは、ここに来て、お参りしろという話ですね。
ここも、万福寺と同じく真言宗のお寺です。
街道から、車でも上がってこられるところなので、ここは参拝客もチラホラでした。
さて、ここから常楽寺までは、1キロほどの山道なのですが、ここで道を間違えてしまいました。
本当なら、山道を下るはずが、二十三夜寺から、バス通りまで降りてしまったんですね。
幸い、iPhone の圏内でしたので、現在地を検索。
そこからゴールの「高原牧場入口」まで歩いて、バス停から、常楽寺まで上ってまいりました。
なにやら、この寺は、ほとんど民家の佇まいで、ちょっと入っていいのかなという雰囲気でしたが、
せっかくですから、鐘だけカンカンと鳴らして、バス停まで戻りました。
さて、以上で、「関東ふれあいの道」6番目のコース踏破完了。
埼玉県のコースは、残り7つ。
これから暮れにかけて、仕事も忙しくなってまいりますが、出来る限り時間を作って、
出かけたいと思います。
さて、それでは、全4時間の行程を、15分ほどにまとめた動画です。
どうぞご覧くださいませ。
9月に引退されたこの方。
とにもかくにも、渾身のアニメーションで、なみいる実写映画の興行成績を越え、
日本のアニメ文化を世界に知らしめてきた実績は、誰もが認めるところです。
実は、僕は、こんなイラストを趣味で描いている割には、アニメ映画はあまり見ておらず、
スタジオジブリの作品も、ほとんど見た記憶がない。
子供の頃は、僕も相当な「漫画少年」でしたが、やはり漫画というものは週刊誌がテレビ、
お金を払ってまで、映画館でみるものじゃないという狭い了見がありました。
しかも、根がスケベですので、やはりアニメ映画というと、どうしても親子で見れる健全な映画
という先入観があって、ふとどきな映画ファンとしては、敬遠してまいりました。
もちろん、エアチェックしたDVDは、保管してありますが、ちゃんと見るのはいつになることやら。
さて、宮崎監督の、最後の作品になるというのが、「風立ちぬ」。
得意のファンタジーは封印して、実在のゼロ戦の設計者をモデルにした作品を、
ほぼ丸5年かけて製作。
その奮闘の日々は、NHKの「仕事の流儀」で見ました。
あの作品を作り上げて、引退記者会見での、あの笑顔はちょっと感動的でしたね。
そこで、今回のイラストは、その笑顔を、ちょっとスタジオジブリのタッチを意識して描いてみました。
まあ、これ一枚描くのでもけっこう苦労するわけですから、これを映画一本分作るエネルギーは、
半端ではないことは想像に固くありません。
宮崎駿監督のこれまでの仕事に、敬意をこめて、それではこの一枚。
投稿情報: 午前 09時46分 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
十一月は、昔の言い方では霜月。
でも、今では地球温暖化で、十一月になってもちょっと霜のイメージはないですかね。
まあ、でもいつまでも夏のカッコで油断していると、くしゃみも出る季節になりました。
それでは、12年前の十一月はどうだったか。
拙い短歌で振り返ります。
平成12年
乾かない洗濯物に愚痴こぼしビデオでも見る秋の長雨
四十過ぎ中性脂肪値上がりだし野菜一品増える食卓
いにしえの着せ替え人形そのままの若い娘らが歩く街角
秋晴れの堤に陣取り釣り糸をたれてひねもす太公望
青空をキャンパスにして描きたる雲印象派の筆使いかな
ご自慢の装い楽しむ秋盛りコートを着込む季節はもうすぐ
朝顔の種を砕いて白粉(おしろい)をつけてはしゃいでる登下校かな
年賀状印刷案内貼り出され年末がもう始まっており
子供らと手繋ぎ歩く母たちをに何かが起きてるこの世紀
末
街路樹の落ち葉が車にあおられてアスファルトの道踊りころげる
渡り鳥群れから離れたつがい二羽我が河原にてしばしの歓談
カラオケに一人で来ている紳士風年末に備えひそかに仕込み
玄関を数歩出てから立ち止まりやっぱり戻ってジャンパー着込む
花壇からほのかに香るライラックなにかの記憶にふとリンクする
愚痴こぼしやる気がないのを棚に上げ休んでないのを自慢する人
冬隣りボジョレーヌーボ食卓にフランス料理一品追加
好きな曲集めてテープに詰め込めば今年の歌がないのに気づき
昔見た懐かしき映画エアチェック老後のためにしっかり保存
枕元小春日和の日が射してぼそぼそ起き出す土曜日の朝
雨上がり路上駐車の車にはフロントグラスに木の葉のカーテン
オンラインパソコン画面の向こう側言葉の端から見えてくるもの
一口のコーヒー体にしみわたり覚醒していく夜明け前五時
スタンドに積み上げられた灯油ポリ冬支度する街の片隅
北の町初雪届けるテレビからチャンネルひねればタモリが踊る
SFの舞台であった新世紀未気がつけばもう未来は今日に
秩父路の仕事帰りに露天風呂休みを一日得したような
山間の温泉入れば団体の老人たちのたるんだお尻
子供らがディズニーランドで跳ね回り勤労感謝に苦笑いかな
初霜がフロントガラスに降りたちて車と同じ息を吐く朝
木枯らしが山裾ぬって噴きろし峠の道は落ち葉のレビュー(山岳編)
木枯らしがビルの谷間をすり抜けて銀杏並木は落ち葉のレビュー〔都会編)
平成13年
朝三枚日中一枚夜三枚寒暖忙し秋のお召しかえ
木枯らしが澄み渡る空駆け抜けて遥か頂に雪模様見え
ホコテンに露店ビラまきコンサート人スクランブルに休日駅前
シャツを出し寝癖ヘアにズボン下げオヤジのそれはお洒落と呼ばれず
ゲーセンのマシンに並ぶ少年ら慣れた手つきで戦争バトル
若き日の来るや来ぬやの待ちぼうけ携帯文化が小鼻で笑う
立冬や十一月の声聞いて街で年末静かに始まる
宝くじ当たったつもりの皮算用これで買値の元はとったり
色づいた公園を行く老婦人腰をかがめて秋ひとつ拾い
解禁日海の向こうの果実酒がお酒の国の店先飾る
七五三おめかしさせて記念写真子がまだ親の天使の記念に
フローリング転寝をする昼下がり伸びた日差しが枕に届く
この夜空一面に降る流星群見れたつもりの夢の中かな
忘年会飲めや歌えの盛り上がり不景気のウサここではらさん
職探す友の電話に付き合って日本の政治にああだのこうだの
気がつけば「笑点」終わり「サザエさん」休日暮れてため息ひとつ
北風に踊る銀杏の並木道枯葉の絨毯さくさくと行く
投稿情報: 午後 05時24分 カテゴリー: 短歌 / 川柳 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)