柿沢謙二ブログ

糖尿病日記 028

さて、年頭に一念発起をして、とりかかった糖尿病治療のための生活習慣改善食事制限プロジェクトを開始し以来約4ヶ月。

聞かれれば、やっと、このセリフがいえるところまできました。

「あれ？痩せた？」

「そうね、4ヶ月かかったけど、10キロくらいね。」

なるべく、さりげなく、さも何事もなかったかのように平然と答えるようには努めていますが、やはり、これを聞かれると、俄然小鼻をふくらませて、自慢モードで話し出してしまいます。

まだ、修行が足りませんね。

何も、特別なことではなく、やっと「普通」に戻っただけのことなんですがね。

さて、体重は目標の62キロ台に到達いたしました。

一昨日の体重計が示した数値は、62.8キロ。

これで、ＢＭＩは、およそ22となり、理想系となりました。

夏服の作業ズボンを注文しましたが、ウエストは、前回の85センチから、一挙に79センチに。

ここ、10年間で購入したズボンは私服も含め、ほぼブカブカ状態。
ずり落ちて情けない状態なので、先日ベルトを何本か購入しました。

さて、これ以上体重を落とすつもりはないので、ここでちょっとためしに、ダイエット以前の食事量を復活させてみました。

写真をご覧ください。

 

これは、いきつけの手打ちうどん屋で、昨日食べたメニュー。
「ぶっかけうどん」は、通常は普通サイズのところを大盛り。
そして、ずっと封印してきた、大好物の竹輪の天ぷらもつけてしまいました。（たまねぎの天ぷらにも手が伸びかけましたが、これはこらえました）

そして、ずっとミニサイズを通してきた「長崎ちゃんぽんリンガーハット」では、「とくちゃんぽん」のレギュラーサイズと、「じゃこめし」のセット。

 

さて、これが胃袋を通過した今朝の体重はといいますと。
これが、なんと63.2キロ。
あらあら、たった1日で、63キロ台に逆戻りです。

我ながらなんとまあ、わかりやすい体でしょう。
どうやら、ゴールインしたところで、気は抜けないようです。

さて、これからは、この62キロ台の体重を維持するための、食事制限第二ステップに突入。

カロリー計算食事制限は、まだ当分は、続行ですね。

糖尿病日記 026

さて、先月の健康診断の結果を報告しておきましょう。

まずは、基本的なところから。

視力及び聴力は、去年と変わらず。
左だけ1.5になったのは、あてずっぽでいったのがたまたま当たったといことでご愛嬌。

レントゲン関係は、概ね異常なし。
心電図も問題なし。

大きく数値の変化があったところでいうと、BMI。

BMIは、身長と体重のバランスを示す指数。
計算法は、下記の通り。

体重÷身長÷身長

理想の指数は、22.0とされています。
要するに、この数が大きいほど肥満だよということ。
僕の場合は、これが2年前の検診で26.9。
去年もほぼ変わらず、26.3。
これが、今回は一気に23.7に減少。
一気に、22.0の理想系に近づいてまいりました。
この検診時点での体重が66.2kgでした。
本日現在は、64.4kgでしたから、計算するとBMIは23.09。

うん、いい感じですね。

次は、尿検査。

尿糖、尿蛋白、ウロビリノーゲン、尿潜血などなど。

まあ、難しいことはわかりませんが、総合評価として、前回「D1」判定(要医療)が、一年たって一気に「A」判定(異常なし)。
2年前の判定も「A」でしたから、これは見事にカムバックです。

それから、「血中脂質」。
まず、HDL-C。これは、いわゆる善玉コレステロール。
この比率が高いほど、動脈硬化や心臓病になる危険性が低くなるとのこと。
これが、2年連続の、44　から　56　にアップ。

それからTG。

これが、40歳を越えたあたりから、健康診断の度に、ずっと言われ続けてきた「中性脂肪」のこと。
中性脂肪は、効率的なエネルギー源なのだそうですが、その蓄えが多くなりすぎると、肥満や脂肪肝の原因になります。
要するに、自主規制なく、必要以上の食生活を続けていると、誰もがお腹に保管することになる中年オヤジたち定番の不良在庫脂肪。
これが、すごい事になりましたよ。
前回381、そして、前々回283と、赤字で「H」マーク(高いぞという意味でしょう)付きだったものが、今回は見事に108。
世の平均が、30～149となっていますから、一気に正常な人になってしまいました。

よっしゃ!

但し、今回新たに、「H」マーク初登場が、LDL-Cというやつ。
これなんだろうと調べてみると、これが低比重リポ蛋白に含まれているコレステロールのこと。
言われても訳がわかりませんが、要するに、こちらは「悪玉コレステロール」だそうです。
高値になると血管壁に沈着し動脈硬化が進みやすいといわれています。
これが今回の検診で144mg/dl。65～139mg/dlが基準値といいますから、これはちょいと超えてしまいました。

それから、血圧。

これは、前々回が、134/100。前回が、136/100。そして、今回が、132　/　94。
以前、低いほうが高めという、「H」マーク。
これは、もうちょっといい数字がよくなると思っていたのですが、ほぼ変わらないので少々残念。
しかし、血圧に関しては、自分でも把握しておこうと、リストタイプの測定器を購入。
血圧は、計測時の状態で微妙に変わるデリケートな値ということは学習しましたので、この秘密兵器で、もっとも正常な値が出るという朝目覚めた後に測定しています。

ちなみにここ3日間の朝の値。

131 / 75。 
120 / 72。  
134 / 79。

まあ、とりあえずいまのところ問題なしという値でしょう。
但し、僕の両親は揃って、夫婦揃って「高血圧症」で入院しており、病院で亡くなった2人の最終的な死因には、多少なりともこの「高血圧」がありますので、そのDNAを受け継いでいる息子としては、この値はこれからも注意してみていきたいと思っております

さあ、最後にいよいよ問題の血糖値。

この健康診断の血糖値の指数は、HbA1cというもの。
要するに、過去2ヶ月間の血糖の平均値。
1年ぶりの定期健康診査で、それがどうして計測できるのかちとわかりませんが、この数値は、今回　6.7。
去年が、6.5でしたから、これはほぼ現状維持です。
ちなみに前々回は、5.8でしたね。
この値は、5.8から、「H」マークがつきます。
しかし血糖は、一度上がると、そう簡単に下がるものではないと聞いておりますので、ここは現状維持でよしとしましょうか。

但し、こちらは、前にも述べたように、個人的にも「血糖値測定器」を購入して、毎日チェックしています。

この測定値の単位は、血液中のブドウ糖の値を計測するもので、今回の健康診断の値とは単位が違うのですが、ついでに、最近の数値を紹介しておきましょう。
その前におさらい。
血糖値は、空腹時血糖値の正常値は、116mg/l以下。
食後2時間血糖値が、140mg/l未満が「正常」の指針。

それで、マイ測定器に記録されている、30日平均は、本日現在134mg/l。
2週間平均値が、113。一週間になると、115。
ここ最近は、値が高くなるはずの「食後2時間血糖値」が、なかなかうまいタイミングで計れないことが多く、平均値はどうしても下がってしまうのですが、空腹時血糖値だけで言えば、ほぼ正常値。

健康診断のコメントとしては、引き続き、生活習慣改善を続行してくださいという指示でした。

さて、以上が今回の定期健康診断の総括。

どうやら、この、4ヶ月間取り組んできた、「生活習慣改善」は、一応数字となって現れてきているようです。
しかし、まだその改善は、明らかに途中。
しかし、ここまでやってくると、俄然ゴールが楽しみにはなってきました。
これからも、自分に向かって「えらい、えらい」と、ほめまくりながら、世の中の平均的(もしかしたら理想的)な、健康な50歳の中年オヤジへ向かって、行けるところまで行ってみましょうか。
とりあえず、体重が62キロ台に突入したら、まず自分へのご褒美として、ずっと封印していた、ケンタッキーフライドチキン２ピースとコカコーラをガッツリいきたいと思っています。

要するに、モチベーションをどう維持していくか。

白状してしまいますが、今年の初めに、糖尿病の自覚症状が出始めて、そのリストを見た中で、一番危機感を感じた項目は、「エッチが危なくなるぞ」というやつ。
これが危ないというとなると、スケベオヤジとしては、これからの人生けっこう暗くなってしまうのですが、生活習慣改善実行途中で、健康診断では検診できない、この項目がはたしてどうなったか。

でもこちらばかりはねえ・・

糖尿病日記 025

陽気もよくなり、半袖Тシャツ姿で一日過ごせる日も出てきました。

思えば去年は、85ｃｍのウエストの作業ズボンがパンパンでベルトいらず。
張り出したお腹に、ズボンが食い込み、チャックも押されて自然に開いてくるみたいなことで、なんともみっともないことになっていました。

しかし、今年はちょいといい感じ。
85ｃｍのウエストのズボンは、今はベルトをしないと、ずり落ちてしまう状態。
しっかりと、ベルトでキュッとウエストをしめた今年のТシャツ姿は、去年よりは、ずっと見栄えがよろしい。
やはり、Тシャツ姿は、デブでは、様にならない !

さて、体重は、ついに63キロ台まで落ちてまいりました。
目標の62キロ台がついに射程距離にはいってまいりましたよ。

さて、ゴールがチラチラと見え始めたところで、ちょいと心に油断が生じてきています。

ここ最近、いつものメニューに、なにか一品加えてしまうことが、ちと多いかな。

サンドイッチと牛乳に、もう一品。
買うか買うまいかおよそ15秒迷った末、ドーナッツを1個プラス。
値段にすればたかだか60円です。
最近は、一日重い荷物をエッチラオッチラ配達することも多く、体を使ってエネルギーを燃やしながら仕事しているからという言い訳を用意して、ドーナッツをパクリ。
しかし、この一個がなんと306カロリーもあるんですね。

それからいつものおにぎりとソーセージにも、もう一品、
これも、買うか買うまいか迷って、結局「厚焼き玉子パック」を1個プラス。
これが、なんと217カロリー。

釜揚げうどんを食べにいけば、さすがに、天ぷらのトッピングには手が伸びないものの、たまには「大盛り」などという誘惑に負けてしまうこともチラホラ。

そして、小腹が減ったら、冷蔵庫にキープしてある、こんにゃく、豆腐の惣菜をパソコンの前でパクパク。
（以前のようなスナック菓子のポリポリはないのですが）

するとですね。

なんと、僕の体は正直なものなんでしょう。

たちまち、体重は65キロ台に逆戻りです。

おっと、これはやばいやばい。

ここで、リバウンドしてしまっては今までの苦労が元も子もなくなります。

マラソンもゴール前の35キロ地点が、一番苦しいがんばりどころ。

クロワッサン、ガーリックフランス、ロイヤルホワイト・・・

パン屋の店先で、その香ばしい香りに誘われて、フラフラと手が伸びそうになる今日この頃ですが、最近頭の中にインストールされたカロリー計算専用の電卓の表示を思い浮かべて、頑張ることにしましょう。

さて、今朝の体重は、64.3㎏。

糖尿病日記 025

さて、食事の話をいたしましょうか。

以前にも述べたように、身長167ｃｍで、体を動かさない事務仕事の中年男子の理想の体重は、62ｋｇ。
この体重にしぼるために、一日必要カロリーは、1840カロリー。

最近では、この量の食事が、さほど苦しくはないところまでやってきましたが、来る日も来る日も、表示さされているカロリーとにらめっこの食生活は続いております。

昨夜のディナーは、国道16号沿い「グラッチェガーデンズ入間店」に入りました。

カロリーたっぷりの、ピザやパスタには目もくれずにオーダーしたのが以下の3点。

ラビオリのホワイトグラタン。これが183カロリー。

ミネストポトフ（Ｍ）のスープ。野菜やニョッキがたっぷりのスープで、149カロリー。

そして、サラダ。
今回は、ミネラル豊富な赤紫蘇のベビーリーフや海藻、かんてん等で盛り付けた、ゆず風味のノンオイルドレッシングでいただくヘルシーミネラルサラダ。
これは、Lサイズでも98カロリー。

見た目よりは、だいぶカロリー優等生のメニューです。

ついでに、昼のメニューもご案内。

ランチは、セブンイレブンの惣菜。

「15品目の野菜サラダ」
これに、ゴマ焙煎のドレッシング。あわせて240カロリー。

「目玉焼きとほうれん草のバターソテー」
これが意外にカロリー低めで、１１７カロリー。

それから「田舎煮」。

昔の僕は、こんな惣菜には目もくれませんでしたが、最近では年齢とともに、おいしくいただけるようになりました。
こちら、198カロリー。

これに、いつもの健康茶。会社に置いてあるのは、その名も「減糖茶」。

ついでに朝のメニューは、サンクスでチョイスしたこちら。

「ツナ玉子サンド」283カロリーと、「おいしい牛乳」100mlで、137カロリー。

さあ、これで一日のカロリー摂取量は、見事に、1405カロリー。

これに、ガムだの、お茶だのを口に入れておりますので、なんだかんだで1600カロリーというところでしょうか。

よっしゃ、明日は、「リンガーハット」へいって、いつもは、「ミニちゃんぽん」のところを、新発売の、「からまろちゃんぽん」食べれるな。

糖尿病日記 024 怪しげなコンビニ客

食事制限を始めてから、普通にファミレスや中華料理の店で食事ということは、あまりなくなってしまいましたね。

三食それをしていたら、あっという間に元の体重に逆戻りでしょう。

独り者の身では、三食自炊というわけにもいきませんから、コンビニで購入ということが多くなってきます。
でも、コンビニの弁当はいけません。あれは、カロリー高すぎです。
僕の、1日の摂取カロリーは、1840kcalと決めておりますので、これを食べたら、2食は食べられません。

購入するのは、もっぱらコンビニの低カロリーメニュー。

最近は、ほとんどすべての商品にカロリー表示がしてありますから、こういうときには便利です。
おかげさまで、このあたりには、ずいぶんと詳しくなりました。

まずは、おにぎり。

おにぎりも、具によって、カロリーは大違いです。

僕は、以前にもいったように、基本は、具なしの「銀しゃり」おにぎり。
これだと189カロリー。
これも、ツナや肉系の具になると、たちまち300カロリー近くになってきます。

おにぎり一個で、そんなにカロリーがいってしまうと、なにかもったいない気がしてしまいます。
これに、ソーセージか、厚焼き玉子あたりを一品加えて、お茶一本が、おにぎり系の平均的一食。

食事制限はしていても、基本は「いじきたない」オヤジですから、少ないカロリーで、できるだけいっぱい食べたいというのが、本音です。

菓子パン系も、カロリーは高いですね。

クリームやあんこたっぷり系だと、一個で、300カロリーをこえるものもざら。

ですから、僕はもっぱら、野菜系サンドイッチですね。ワンパック（だいたい2個入り）で、250　から　300カロリー。
これに、牛乳ワンパック137カロリーが、パンの場合の平均的一食分。

コンビニメニューで、カロリー優等生は、なんといってもサラダ。

純粋な野菜サラダならば、まず、200カロリーは越えません。

海草系だと、なんと、26カロリーです。

しかし、サラダの場合は、ドレッシングがクセモノ。
ゴマ焙煎なんかだと、サラダ本体以上のカロリーがあります。マヨネーズもそれなり。
カロリーが低いのははなんといっても、ノンオイル系青じそ。もしくは、和風しょうゆですね。

糖尿病メニューサラダは、欠かせません。

それから以外とカロリーが低いのがおでん。

それでも食べ過ぎは、まずいので、数は決めています。平均３個。

具で、はずせないのは、なんといっても、こんにゃく、しらたき。
これは、ご存知の通り、どれだけたべてもカロリーなしの優等生です。
それと、ちくわぶ。
ちくわぶだけは、たとえ糖尿病でも、おでんとなれば、はずません。僕のこだわりの一品ですのでご勘弁。

まあ、そんなわけで、糖尿病モードになってしまってからは、コンビニで食事を物色するときは、値段よりも中身よりも、まずはカロリー表示を確認するようになってしまいましたね。

手にとっては、カロリー表示を確認して、ため息をつきながら、元に戻す。

コンビニの店員も、さぞいぶかしげな顔をしていることでしょう。

糖尿病のおかげで、我ながら、なんとも怪しげな、客になってしまったものです。

さあ、停滞期でしばらく動かなかった体重が、やっとまた動き出しました。

本日現在、64.8kg !

糖尿病日記 023 納豆スパゲッティ

運転手が怪我のため、急遽深夜配達にいってまいりました。

本日は、その流れでお休みをいただき、昼前にもそもそ起きだして、本日は冷蔵庫のもので自炊。

「納豆スパゲッティ」を作ることにいたしました。

さて、「納豆スパゲッティ」は、かねてより、僕のレパートリーであった得意料理。

このメニュー、友人たちの評判はあまりよくないのですが、僕は結構好きで、よく作ります。

しかし、けっこうコテコテなので、糖尿病食事制限モードになってからは、封印しておりました。

それもそのはず、まずは、肉野菜をたっぷりのサラダオイルで塩コショウをふりかけて炒めます。

それから、たっぷりのパスタをゆでてから、さらにたっぷりのバターで炒め、肉野菜と合体。

最後に、キユーピー３分クッキング パスタのためのオイルソース「しょうゆ＆ペパー」をふりかけ、炒めなおし。

ここに、仕上げで納豆パックをのせて、きざみ海苔をまぶす。

こんな、恐るべき脂肪増加メニューを、しょっちゅう食べていたわけですから、糖尿病にもなるわけです。

さあ、そこで、本日は、これをシンプルに、糖尿病食事制限バージョンでつくってみました。

ゆでるパスタは、以前の半分。

この後、さらに炒める旧バージョンよりは、時間をかけてゆでて、やわらかめに。

ゆであがったら、それを油をひかないフライパンに放り込み、 オイルソース「しょうゆ＆ペパー」で軽くまぶす。

そして、納豆（本日は２パック）をのせ、韓国海苔をちぎってトッピング。

これだけ。

手間も半分、脂肪分もほとんどなし。

味もまあまあ。

さて、夕飯はどうしましょうか。

糖尿病日記 022 血圧計

さて、健康診断も終わったところで、このタイミングで、ずっと飲んできた漢方薬も切れました。

本日の日曜日、不幸にも（幸いにも？）トラックに乗っておりましたので、あちこちのドラッグストアで、同じものを探したのですが、見つからず。

ここで、ちょっと新しいものに変えることにしました。

「グルコケア 粉末スティック 30包」。

薬ではありませんが、試しに飲んでみることにします。

「食事とともにお飲みください」

これがポイントでしたね。

今まで飲んでいた漢方薬「威徳」の場合は、食事と食事の間で服用しなさいというご指示。

実は、これがなかなか難しいんですね。気がつくと、その「食間」のタイミングをはずして、食前にとるということが多々ありました。

この「グルコケア」は、粉末スティックを、お湯で溶かして、食事の際に一緒に飲めとのこと。

これなら、いつでもセカンドバッグに入れてさえおけば、食事のときに忘れずに飲めそうです。

「グルコケア」は、血糖値が気になる人のための特定保健用食品。
糖の吸収をおだやかにする難消化性デキストリン配合により、食後の急激な血糖値の上昇を抑えると説明書に書いてあります。

さて、効き目やいかに。

それから、一緒に購入してきたのが、 パルスイート。

カロリーゼロのシュガーレス甘味料ですね。

ティースプーン軽く1杯で砂糖5g(約20kcal)と同じ甘さがあるとのこと。
エリスリトールとアスパルテームの絶妙なバランスにより、クセのないすっきりとした甘さが実現。
アスパルテームは肉、野菜、果実に含まれているのと同じたんぱく質の成分からできています。

2ヶ月間コーヒーをたっておりましたが、このパルスウィートを使用することを条件に解禁することにします。

それから、もうひとつ購入してた来た秘密兵器があります。

ナショナル 手首式血圧計 EW3038P-W。

これは、正確測定・血圧確認・血圧管理の3つのサポート機能を充実させた血圧計(血圧測定器)です。
脈間隔変動サインと体動サインで、測定誤差が出る可能性をお知らせし、正確測定をサポートします。
血圧値の分類がひと目でわかる血圧サインで、血圧のチェックも簡単。また、血圧値・脈拍数、測定した日時を記録できるので、毎日の測定値も管理できます。
片手でもはめやすいく、巻きやすいワイドクリップカフを採用。携帯にも便利です。

さてこの新兵器を使用しての、本日一回目の測定は、151/91mmHg。

夕食の後で測定してしまったのですが、基本的には、朝起きたタイミングで測定するのが一番よいのだそうです。

「生活習慣改善」のポイントは、まず数値の確認。

自分の努力が数値に表れれば、モチベーションは上がるものです。

さて、とりあえず健康診断も終わったところで、生活習慣改善は、第二ステージへ突入。

さあ。目指せ理想体重の62kg!

糖尿病日記 021 定期健康診断

土曜日は、会社の定期健康診断でした。

とりあえず、糖尿病モードになってからは、本日を照準にして、食事制限と漢方薬療法の二本立てで、生活習慣改善に努めてきました。

まず、一番顕著だった「改善」は、やはり体重。

半年に一度の健康診断の記録では、過去三回、75.1ｋｇ、74.3ｋｇときて、今回は、66.2ｋｇ。

記録上は、8ｋｇ減とあいなりました。

ウエストも、85㎝のズボンが、相当ゆるくなってきております。ベルトをしない状態で走ったり歩いたりすると、ズルズルと落ちてくるような状況。

ほっておくと、いまどきの男の子たちのようなズボンのはき方になってしまって苦笑いです。
（ベルトをしろって話ですね）

身長の方、これは変わらず167ｃｍ。

では、まだ記憶に残っているうちに、わかっているものだけ結果報告をしましょう。

まず、視力。老眼が進行しているのは承知していたので、多少の視力低下は覚悟していましたが、これは、右が1.2、左が1.5。

とはいっても、左の1.5は、前の人の検査結果をたまたま覚えていて、それをそのままいったら、正解してしまったということで、実質は左右ともに1.2といったくらいでしょうか。

聴力も左右のピーピーは全問正解。

そして、問診をうけながらの血圧測定。

「なんか薬は飲んでいますか？」
「はい、漢方薬を」
「なんの薬ですか？」
「糖尿病です。」
「病院にはいかれましたか」
「いえ、行くと落ち込みそうなので、血糖値測定器を購入して、自分で食事制限してます。」

血圧は、前回下が100。上が、140でしたからこのときの分類は、中等症高血圧。
今回の測定は下が94で、上が同じく140でしたから、ワンランク下がって、「軽症高血圧」。
いわゆる高血圧と正常の「境界型」というあたりですね。
まあ、食事制限に伴って、血圧も多少改善されたといったところ。

それから血液検査、尿検査、レントゲン検査、心電図と進み、その結果は後日ということになります。

人生ではじめて「生活習慣改善」に挑んでいる2ヶ月間の結果かどうでるか。

ちょっと怖くもありますが、楽しみでもあります。

もっとも、いま続けていることが、ほうっておいても、自分の「生活習慣」というくらいになってしまえば、それはもう「改善」とはいわないのかもしれません。

いずれにせよ、どうせ一生続けていくことになるわけですから、楽しんでまいりましょう。

糖尿病日記 020

「知的粗食の健康法 長生きの決め手 高タンパク・高カロリーは早死にのもと」

とまあ、こんな本を読んでいたんですね。

読んでいたというのは、1983年のこと。今を去ること24年前。

当時の僕は、勤めていた小さな出版社が倒産して、とりあえず実家の本屋を手伝っていた時期。

とにかく、貯金なんてまるでないところに持ってきて、給料もお小遣い程度。

実家でしたから、とりあえず、衣食住は何とかなっていましたが、「遊ぶ」金は皆無。

毎度毎度、友人から、おごってもらうのも気が引けましたから、とにかく、家を出ませんでしたね。

で、何をやっていたかというと「読書」。

本だけは、「売るほど」ありましたから、あの当時のベストセラーだった本は、ほとんど読破しておりましたね。

もちろん、売り物でしたから、読み終わってもちゃんと売れるように、気を使いました。

自分で買ってしまえば、気になったところには、折り目をつけたり、書き込んだりもしたのですが、そうもいかないので、今考えるとビックリしてしまうのですが、いちいち手帳にメモしておりました。

あの当時。我が実家で、僕の読み古しの本を買われた方、どうもすいません。

さて実は、そのメモというのが出てきたんですよ。

その中に、タイトルの本があったというわけです。

自分で言うのもなんですが、24年前の僕はスマートでしたよ。

たぶん、頑張ってダイエットした今の体重と、ほとんどとかわらなかったんじゃないかな。

でも、今と違うのは、あの頃は、高蛋白、高カロリーの食事を、ガツガツ食べていたということ。

ケンタッキーフライドチキンなら、３ピースにポテトのＬはあたりまえ。それにラージサイズのコーラ。

一週間に一回は、焼肉食べ放題。

自分の机の引き出しには、常にポップコーンか、ポテトチップス。

２０年後には中性脂肪に化ける要因を、ひたすら、体内に蓄積していた時期ですね。

でも、この本を手に取っていたということは、このまま、この食生活を続けているとまずいぞという自覚くらいはあったのでしょう。

しかし、「おいしいもの大好き」という本能には従順で、誘惑にも素直であったため、結局「糖尿病」になってしまう、20年後の本日まで、食物繊維をバッチリとる「粗食の健康法」は、実行されることはありませんでした。

この本、24年も前の「カッパブックス」ですが、今その手帳のメモを読み返してみても、しみじみといいことが書いてあります。

著者は、 辻啓介氏。出版社は、 光文社。
 
発行年月 は、僕が、実家にこもっていた、 1983年7月。
 
曰く、

「主食として、玄米や全粒パンを、体にいいとわかっているのに、なぜ食べることができないか、それは、口で食べているか、頭で食べているか。違いはその一点にかかっているといえるでしょう。」

曰く、

「疲れたら、コンのつくものを食え」というのがあります。ダイコン、レンコン、コンニャク・・・」

曰く、

「昔の日本人と今の日本人の食生活の決定的な違い、それは食物繊維の摂取量にあるのです」

曰く、

「子供のときに肥満になると、そのうち正常な位置に戻れるのは、なんと28人に一人だということです。」

曰く、

「いわゆる、おふくろの味に代表される、粗食と思われていた食事こそ、日本人の英知そのものだったのです。」

24年前の自分に一言。

「学習しているなら、ちゃんと実践しとけ！」

糖尿病日記 019 おにぎり

糖尿病モードになってから、3食のうち一回は、おにぎり一個とサラダという組み合わせになることが多いのですが、その一個のおにぎりに何をチョイスするか。

売っていればまず8割以上の確率で、セブンイレブンの「銀しゃり」おにぎりなんですね。

このおにぎりは、その名のとおり、具は無し。お米だけのおにぎりに海苔が巻いてあるだけのシンプルなもの。

これが、なぜかメチャメチャ旨い。

 紀州梅、こんぶ、辛子明太子、しゃけ、ツナマヨネーズ、赤飯おこわおむすび、とり五目・・

セブンイレブンのラインナップには、いろいろなおにぎりがありますが、手が伸びてしまうのは、なぜか、この「銀しゃり」。

どんな高級食材を使ったおにぎりが並んでも、このシンプルなおにぎりを選んでしまいます。

ちなみに、セブンイレブンのおにぎりには、「直巻き」と「手巻き」がありますが、僕のお好みは、直巻き。

「銀しゃり」おにぎりも、もちろん、「直巻き」タイプ。

海苔は、パリパリよりも、しんなりの方が好きですね。

おにぎりというのは、不思議な食べ物です。

ほんとにシンプル極まりないのに、まず、どこで食べても、はずれはない。

20代の頃、食費も危ういような貧乏時代がありましたが、そんなときは、よく、おにぎりを作ってそれをランチにしたものです。

海苔すらなくて、本当に「塩むすび」でしたね。

しかしそれでも、このおにぎりがやたら旨かった。

おにぎりは、きちんとテーブルに座って食べることって、あまりない食べ物ですよね。

実は案外これがいいのかもしれない。

つまり、たいていは、イベントがらみか、ちゃんと食事が出来ないような緊急状態で「とりあえず」食べていることが多いわけです。

お腹はへっているんだけど、ちゃんと食事をする時間がないようなケースですね。

おにぎりって、つまり、「うわあ、腹減ったぜ」という状態で食べることが多いから、「旨い」という印象につながりやすい、得な食べ物のような気がします。

おいしいのに、安くて、カロリー控えめ。

セブンイレブンの直巻き「銀しゃり」おにぎりは、100円。
 
 関東、愛知、関西、九州地区限定。

こだわりのお米を昆布だしと一緒に炊き上げ、旨みに満ちた瀬戸内産の塩を振り、仕上げに巻いた海苔の香りも上品な一品。
おむすびの原点ここにあり。

 1食あたり 182kcal

シンプル・イズ・ベスト。