春に定植した野菜は、今はもう里芋を残すのみ。
例年ですと、ここで畑仕事は区切りをつけて、また翌年の春まではオフシーズンということにしていました。
しかし、今年は、はじめて、秋の種まきに挑戦。
冬から春の収穫を目指します。
ならばということで今回は、春のように、苗からではなく、タネマキから始めてみることにしました。
初トライですので、ダメ元で終えた種まき。
蓋を開けてみれば、どの野菜も見事に芽を出してくれました。
実は今回は、水やりもなし。肥料も与えていません。
これからのシーズンは夏のように雑草も伸びなければ、虫も出てきません。
畝のマルチも剥がしました。
やってみたいのは、目下勉強中の自然栽培。
なるべくそれに近い形で、野菜たちの様子を見ていくことにいたします。
さて、こちらはにんじん。
春にもここに人参を植えて、あまりうまく育てられなかった場所ですが、秋はどうか。
通常は、連作障害になるのでやりませんが、自然栽培では連作障害は出ないと勉強いたしましたので実地検証。
こちらは大根。
順調に育てば年内には収穫できる大根を選びました。
果たして、正月料理に間に合うか。
成長が早いレタスのタネも蒔きました。
春から、弁当のサラダはもすべて畑の野菜でやりくりしてまいりましたので、サラダの素材をここで切らしたくないというベジタリアンの胃袋の事情です。
こちらは、ほうれん草。
これは意外にも、この4年間畑では手をつけなかった野菜です。
ほうれん草特有の、赤い部分も確認。
できればたくさん収穫して、ポパイになりたいところ。
こちらは、武蔵野特産の野菜のらぼう菜。
これは、びっくりするくらい発芽が順調。
しかし、師匠にはいわれました。
「これはタネの蒔きすぎ。スジ撒きではなく、点蒔きだよ。」
ちょっと勿体無い気もしますが、もう少し芽が育ったところで、しっかりと間引きしたいと思います。
それからこちら。
ん?
これはなんだっけ。
おそらくこれも大根か、もしくはカブです。
完全にどちらか失念しました。
収穫時のお楽しみということにします。
さて、こちら。
これは今回の種まきの少々前に植えました。
タネではなく、苗を買ってきました。
キャベツと大根。
これを春のシーズンに定植すると、概ね虫たちに食われまくりますので、世話が行き届かない素人百姓としては、避けてきた野菜です。
でも、虫の少ないこれからのシーズンなら大丈夫かもしれないと思ってトライ。
最初のうちは案の定食われまくりました。
葉は、虫食いで穴だらけ。
でも、マメに食われた葉をちぎっているうちに、だんだんと虫食いの葉が少なくなってきました。
キャベツは、ご覧のように結球してきましたね。
これは無事収穫までこぎつけそう。
前回収穫したレタスは食べきりました。
ヤーコンやサツマイモはたっぷりありますが、現在冷蔵庫の野菜室の青物野菜はゼロ。
春からずっと、サラダの素材だけは畑の野菜オンリーでつないできました。
これで、春先ののらぼう菜まで、年間を通じて、畑の野菜がグルリとつながればしめたもの。
それが今回の秋植えの野菜の目的です。
冬の間も畑へ行くのが楽しみになりました。